親子で一緒に「朝活」しよう!メリットやおすすめの活動内容、継続のコツは?
朝活とは
朝活とは、朝の時間を活用し、勉強や運動を行い活動することです。体の調子を整えられるなど、大人の朝活は既に浸透していて、一時期ブームにもなっていました。子どもにとっても朝活は、多くのメリットがあります。普段している活動でも、朝のゴールデンタイムに行うことで、効果が期待できるものも。親子で一緒に朝活をして、さらに大きなメリットを得ましょう。
子どもが朝活をするメリット
子どもが朝活をすることによって、どのようなメリットがあるのでしょうか。
生活習慣が整う
生活習慣が安定していないと、心も体も不調に繋がります。朝活をすると、早寝早起きの習慣が自然と身につくでしょう。近年では、生活習慣病が子どもに当てはまるケースも多くなっています。スマホなどの影響で夜更かしをしてしまい、寝不足のまま朝を迎える子どもも少なくありません。朝活で早寝早起きを習慣化して、生活習慣病予防をしましょう。また、時間がなくて簡単に朝食を済ましてしまうことはありませんか?早起きをすることで、朝食もしっかり食べられます。朝活を通して健康的な生活を目指しましょう。
親子のコミュニケーションが増える
子どもが大きくなるにつれて、忙しくてコミュニケーションを取る時間がない、という親子も多いのではないでしょうか。コミュニケーションを取るために、朝の時間を活用するのもおすすめ。朝活を親子で一緒にすることで会話にも繋がり、子どもにとっても親にとっても大事な時間になるでしょう。
ストレスの軽減
毎日寝不足で過ごしていると、ストレスも溜まりやすくなりますよね。朝活をすることで早寝早起きを習慣付け、毎朝スッキリとした気持ちで目覚めましょう。朝から活動すると、ストレス解消にも繋がり、ポジティブな気持ちになります。毎朝朝日を浴びるだけでも、気持ちが晴れ、ストレスは軽減にも繋がります。
勉強時間が確保される
1日の中で最も頭が冴え、やる気と集中力が高いのは朝の時間といわれています。学校から帰宅し疲れていると、宿題する気にならない子どももいるでしょう。朝に勉強すれば、朝日を浴びることで脳が活性化され、効率良く勉強ができるかもしれませんね。
大人になって役立つ
大人になってから、子どもの頃の朝活が良い影響を与えることも。朝活をしていた子どもは、大人になってからの資質と能力が高いといわれています。さらに、人間関係能力が高いことも分かりました。人との関わりは生きていくうえで欠かせない、大切な能力です。朝活が大人になって役立つと思えば、朝活を続ける大きな理由にもなりますね。
子どもの成長に気付きやすい
子どもと一緒に朝活をすることで、子どもの成長に気付けるというメリットもあります。毎朝、同じ運動や勉強をしていると、子どもの体力が増したことや、解けなかった問題がすらすら解けるようになっている、と気付けることも多いでしょう。
新しいことに挑戦しやすい
朝の時間を活用すれば、新しいことに挑戦する時間を作れます。新しいことに挑戦したくても、その機会と時間がないという方も多いのではないしょうか。子どもは学校終わり、親は仕事終わりだと疲れていて、なかなか時間を作るのは難しいですよね。朝の時間を活用すると、毎日決まった時間に新鮮な気持ちで、新しいことに挑戦しやすくなりますよ。朝は脳が活性化されるので、なにかに挑戦することにも向いているのです。
親子できるおすすめの朝活
では、親子で一緒に楽しくできる、おすすめの朝活をご紹介していきます。
体を動かす
親子で一緒に、体を動かすのがおすすめです。ストレッチ・ヨガ・ラジオ体操・ダンスなど、簡単にできるものが良いでしょう。朝から体を動かすことで、代謝が上がり体の調子を整えられます。血液の循環を高める効果もあるので、朝から体も温まり冷え性対策にも繋がります。体を動かす朝活は、赤ちゃんから一緒にできるのも魅力的。幼少期から、朝活の習慣を付けたいと考えている親子にもぴったりです。
勉強する
朝から一緒に勉強することで、子どものやる気にも繋がります。パパやママが勉強を頑張っている姿を見せることで、子どもも一緒に頑張ろうと思いますよね。子どもと一緒にできる学習といえば、プログラミングもおすすめです。小学校で必修化となっているプログラミング学習は、早い時期から取り入れておくと楽ですよ。
運動・スポーツ
朝からできる簡単な運動で、おすすめなのはジョギングです。ジョギングをすると、幸せホルモンといわれる、脳内物質が分泌されます。毎朝ジョギングを続けることで、ストレス解消になり、生活習慣病の予防にも繋がります。毎朝10~20分程度時間を決めて、ジョギングを続けると、効果が出やすいでしょう。
読書をする
親子で読書をするのもおすすめです。朝は脳が活性化されているので、読書をすれば一日スッキリとした気持ちで過ごせます。読書は、子どもにとって基礎学力・読解力を身に付けられるので朝活にぴったりです。
自然体験
朝から子どもと一緒に散歩にでかけ、自然と触れ合うのも良いでしょう。朝の散歩は気持ちよく、適度な運動にもなります。植物や野菜などを自宅で育てて、毎朝お世話するのもおすすめです。朝活で散歩や植物のお世話を習慣付けることで、自然体験もできるので、子どもの心の成長にも繋がります。
家事の手伝い
毎朝の家事の手伝いをしてもらうのも良いでしょう。たとえば、朝から一緒に掃除する、朝ごはんを一緒に作るのもおすすめです。朝から掃除をしたら気持ちが良いですし、朝ごはんを一緒に作ると楽しいですよね。朝ごはんは、前日からメニューを決めておくと効率的です。朝はあまり食べないという子でも、一緒に作ることで、たくさん食べてくれるようになりますよ。
朝活を続けるコツ
朝活を毎日無理なく続けるには、どのようなコツがいるのかみていきましょう。
早く寝ること
朝活を継続するために、大事なことは夜早く寝ることです。朝活を始めるうえで、注意すべき点は睡眠不足です。朝活を始めても夜寝る時間は今まで通りだと、朝起きるのがきつくなり、続かない場合があります。朝活で早起きした分、夜は早く寝ることを心掛けましょう。お休みの日は朝早く起きた分、お昼寝をするのもおすすめです。
毎朝時間を決めておく
朝活をするといっても、毎朝バラバラの時間から始めると、なかなか生活リズムが定着しません。毎朝起きる時間と、朝活を開始する時間を決めておきましょう。自然と習慣化され、朝活を続けやすくなります。
前日からすることを決めておく
前日から朝活の内容を決めておくと、モチベーションが高まり、効率的に朝活ができます。事前にスケジュールを決めておくのも良いでしょう。次の日の朝活内容が決まっていることで、翌朝きちんと起きる意識も高まるメリットがあります。スケジュールはあくまで目安として、無理のない計画を心掛けましょう。
楽しんで朝活をする
子どもに朝活を続けてもらうには、楽しみながら取り組むことが大切です。無理矢理させても長続きしません。まずは、朝活の活動内容を、子どもの好きなことから始めると良いでしょう。朝ごはんを子どもの好きなメニューにする、アドベントカレンダーを活用する、なども良いでしょう。何事も継続させるには、モチベーションを上げ、楽しみながら取り組むことが大事です。
朝活の記録を付ける
朝活を習慣化させるには、記録を付けると良いでしょう。子どもが喜ぶような、かわいいシールやカレンダーを活用するのがおすすめです。毎朝の活動を、記録することで子どものモチベーションも上がりますよ。記録したものは、自宅の目に入りやすい場所に置いておくと、さらに効果的です。
さいごに
今回は子どもの朝活について詳しくご紹介しました。朝活の方法や、朝活を続けるコツは、簡単に取り入れられる内容が多いので、ぜひ参考にしてみてください。今まで朝の時間を意識したことがなかった方も、朝のゴールデンタイムを活用してみるのはいかがでしょうか。親子で一緒に、楽しく健康的に無理のない朝活を始めましょう。
- ベネッセ教育総合研究所|子どもの頃の朝の過ごし方が、大人になってからの資質と能力を上げる!?実際の子どもはどうしてる?(https://benesse.jp/kosodate/202110/20211031-1.html)
- 文部科学省|「早寝早起き朝ごはん」国民運動の推進について(https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/asagohan/)
- 株式会社イオンファンタジーのプレスリリース|子どもの生活習慣の課題1位は「生活リズムの乱れ」! こどもの朝活をララちゃんが応援! 園訪問イベント『ララちゃんとレッツ朝活!』の募集開始(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000495.000060567.html)
- 子供の教育] All About|「朝学習」のススメ!朝は勉強のゴールデンタイム(https://allabout.co.jp/gm/gc/405314/#3)