知育・幼児教育情報ならoriori

おうちでカンタン科学実験9選!未就学児でも楽しめるおすすめ実験を紹介

上竹美穂子
2021/08/08 01:08
この記事では、未就学の子どもと楽しめる科学実験を9つ紹介していきます。科学というと少し難しいようなイメージを持ちますが、同誌が紹介した実験は子どもをわくわくさせるものばかりです。身近な不思議に興味を持ち始めた子ども達と一緒に楽しんでみましょう。

ミルクのキャンバスに色が躍る「ミルクペインティング」

ミルクペインティングは、次のような方法で行います。


【材料】

  • 牛乳(脂肪含有量が多いほど効果大)
  • 綿棒またはつまようじ
  • 食器用洗剤
  • 食紅(赤・黄色・青など)

【実験方法】

  1. プレート皿やボウルに牛乳を入れ、各色の食紅を数滴くわえる
  2. 綿棒またはつまようじを食器用洗剤にひたす
  3. 牛乳の表面をなぞるように綿棒やつまようじを動かす(※混ぜすぎると茶色く濁るため注意が必要)

ミルクペインティングの現象の背景にあるのが、界面活性剤です。界面活性剤は水と油、どちらにもなじみやすい性質があるため、食器や衣類の油汚れを落とすときに多く利用されています。


参考:

http://www.matsunobu.com/wp-content/uploads/2015/03/83d713cb26f47e6eab6e6df7d9b2f915.pdf

コップの中に花火が生まれる「油と水の不思議なシャワー」

油と水の不思議なシャワーは、次のような方法で行います。


【材料】

  • 食紅(赤・黄色・青など)
  • 植物油またはオリーブオイル
  • スプーン
  • 透明のコップ

【実験方法】

  1. 植物油またはオリーブオイルに、各色の食紅を数滴くわえてスプーンで混ぜる
  2. 透明のコップの2/3程度まで水を注ぐ
  3. 油と食紅が混ざり合っていない状態で、2に注ぐ
  4. コップ上部には油が、下部には水と分離して、それぞれをつなぐように食紅のシャワーが底へ底へと降り注ぐ

水と油が混ざり合わないのは、油よりも水の方の表面張力が強く働くためだといいます。また、密度も油の方が小さいため、上下に分離する現象が発生するそうです。


参考:https://kids.gakken.co.jp/kagaku/kagaku110/science0558/

光に当てると絵が浮かび上がる「レモン果汁の見えないインク」

レモン果汁の見えないインクは、次のような方法で行います。

動画ではパンを使っていますが、紙でも同じような実験ができるため、衛生面を考慮し、紙のやり方をご説明します。


【材料】

  • レモン果汁(1個分程度)
  • 水(スプーン1杯)
  • 綿棒または絵筆
  • 白い紙
  • 太陽の光や電球、アイロンなど

【実験方法】

  1. ボウルにレモン果汁と水を入れ、軽く混ぜ合わせる
  2. 綿棒または絵筆を浸し、白い紙にメッセージや絵を描く
  3. 2で描いたものが見えなくなるまで液体を完全に乾かす
  4. 3を太陽の光や電球、アイロンなど加熱するものに近づける
  5. メッセージや絵が浮かびあがる

レモン果汁は、熱が加わると酸化して色が褐色に変化します。この性質を利用したのが、今回の実験です。レモン果汁のほか、オレンジジュース、水で薄めたはちみつ、牛乳、酢などでも同じような変化を楽しむことができます。

指先の感覚発達にも役立つ「自家製スライムづくり」

自家製スライムづくりは、次のような方法で行います。


【材料】

  • PVA洗濯のり(※PVAが使われているのりを選ぶ)
  • 重曹(小さじ1/2程度)
  • コンタクト洗浄液(大さじ1・1/2程度)
  • コップ
  • 絵の具
  • 割りばし

【実験方法】

  1. コップにPVA洗濯のりを注ぎ、コンタクト洗浄液を加える
  2. 1に重曹を加えて、割りばしで混ぜ合わせていく
  3. 好きな色の絵の具を加え、色をつければ完成
  4. キラキラとしたビーズなどを加えると、アレンジも可能

材料の項目に目安となる分量を記載しましたが、それぞれの調合次第でスライムの粘度は変わります。どろどろとしているときには重曹を、硬すぎるときには温水を少しずつ加えましょう。


参考:https://www.kojundo.blog/daily/565/

気になるものを水に入れてみよう「これは沈む?浮かぶ?実験」

これは沈む?浮かぶ?実験は、次のような方法で行います。


【材料】

  • 水を入れる大きな容器(浴槽、子ども用プール、クーラーボックスなど)
  • 密度が違うさまざまなアイテム
  • (例:棒・石・コイン・お風呂用のおもちゃ・葉っぱ・ビー玉・コルク・スポンジなど)

【実験方法】

  1. 大きな容器に水を注いでいく
  2. 気になるアイテムを水に入れながら、沈むか浮くか確認していく

水中でものが浮かぼうとする「浮力」を発見していく実験でが、それぞれのものを持つ感覚と水遊びの側面もあり、子どもを長い時間惹きつけるでしょう。


参考:https://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/basicscience/archive/basic_science_29.pdf

お金の色はどう変わる?「10円玉大掃除プロジェクト」

10円玉大掃除プロジェクトは、次のような方法で行います。


【材料】

  • 汚れた10円玉
  • 塩(小さじ2杯程度)
  • グラスやビーカーなど(汚れがついてもよい入れ物)
  • ペーパータオル

【実験方法】

  1. 容器の半分程度まで酢を入れる
  2. 塩をくわえて、溶けるまでかき混ぜる
  3. 汚れた10円玉を2に落としていく
  4. 数分後に10円玉を半分取り出し、ペーパータオルの上で乾かす
  5. 残りの半分は、水で洗い流してからペーパータオルの上で乾かす
  6. それぞれの違いについて比べていく

酢と塩を混ぜ合わせた溶液には、10円玉の表面についた「酸化銅」の付着をゆるめる働きがあります。溶液を洗い流したものは光沢が持続しますが、すすがれておらず溶液が残る10円玉は空気中の酸素に触れ青緑色に変化します。2つの「見た目」の違いを、子どもの手で生み出してもらいましょう。

音の科学を探求しよう「水とグラスのハーモニー」

水とグラスのハーモニーは、次のような方法で行います。


【材料】

  • 水(ピッチャーなどに入れておくと便利)
  • グラス(作りたい音色の数だけ)
  • スプーン(プラスチックでも可)

【実験方法】

  1. 各グラスに、さまざまな量の水を注ぐ
  2. スプーンでグラスを軽くたたく
  3. それぞれの音の違いを聴き分けながら、水の分量を変化させていく

水の量が多いと音は低くなり、少ないと高くなります。その違いは、ガラスをたたいた振動が水に伝わる速度にあるそうです。子どもによっては、音の「高い」と「低い」という表現を、体験しながら学ぶチャンスになるでしょう。


参考:https://handsonaswegrow.com/make-music-water-experiment/

テコの原理で手づくりの空気砲を発射!「DIYランチャー」

DIYランチャーは、次のような方法で行います。


【材料】

  • 長めの物差しや木材(1m程度)
  • プラスチックの小さめのコップ
  • 金属の缶など(丸い筒状の容器)
  • 輪ゴム
  • 両面テープなどの接着剤
  • 軽量のボールやおもちゃ

【実験方法】

  1. 長めの物差しに、端から順にプラスチックの小さめのコップを並べ、接着剤で取り付けしっかりと乾かす
  2. 金属の缶を1の中心部分に輪ゴムで固定する
  3. 軽量のボールやおもちゃを、端に固定したプラスチックの小さめのコップに入れる
  4. 軽量のボールやおもちゃをセットした反対側の端を下に踏む
  5. それぞれのアイテムが部屋中に広がる様子を楽しむ

どんなアイテムをコップに入れるかで、力による作用も変化します。難しい理論を理解していなくても、楽しみながらアイテムを飛ばした経験が後々の学習にも役立つでしょう。

重曹と酢の迫力の関係「火山の噴火実験」

火山の噴火実験は、次のような方法で行います。


【材料】

  • 重曹
  • 食器用洗剤
  • ペットボトルなどの容器

【実験方法】

  1. ペットボトルに水・食器用洗剤・重曹を入れる
  2. 1に酢を注いでいく
  3. 火山の噴火に似た変化が起こる

重曹と酢は、それぞれの分量が同程度になったときに化学反応を起こします。それぞれの量を増やしてみたり、水を加えてみたりなどの変化をつけると、より楽しめるでしょう。

さいごに

科学実験というと「少し難しいのかな?」と感じますが、どれも手軽に行え、わくわくする子どもの姿が目に浮かぶのではないでしょうか。おうちで過ごすひと時に、子どもと一緒に楽しんでみるのも素敵ですね。ぜひ、気になったものからお試しください。

コメント
コメントまだありません
oriori
orioriの最新情報を受け取ろう!
SNSをフォローしてね!
oriori
twitterシェアfacebookシェアlineシェア