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メリットだらけ!ピアノを習うことで子どもの脳に与える影響を解説!

藤宮れい子
2023/10/27 05:10
「ピアノを習うと頭が良くなる」と、昔からいわれています。ピアノを習うことは脳にどのように関係して、頭が良くなるといわれているのでしょうか。今回はピアノを習うことで脳にどのような影響をもたらすか、得られる嬉しいメリットについてご紹介します。また、ピアノを習うデメリットとして、必要な費用を詳しく解説します。子どもが通えるおすすめのピアノ教室もまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

ピアノを習うことで子どもの脳にはどのような影響があるか

幼少期にピアノを習うことは、脳にどのような影響をもたらすのかみてみましょう。 

脳の発達が促せる

脳の発達は後ろから前に向かって起こるため、後頭部に位置する後頭葉は最初に発達する部位で、視覚やイメージをつかさどっています。ピアノを弾くために楽譜を見るときに働くのは、脳の後頭葉と呼ばれる部位です。そして、ピアノを弾くときに鍵盤の位置を意識し、距離感をはかることで空間認知の能力を培うことができます。  

運動機能の向上

ピアノを弾くという行為は錘体路と呼ばれる、脳と手の神経ネットワークの発達が期待できます。神経ネットワークが発達し、繰り返しピアノを弾くことで脳機能も鍛えられ、学力や運動機能の向上も図ることが可能です。  

英語のリスニング力のトレーニングになる

ピアノを習うことで日常的に音楽を取り入れ、耳を鍛えることは英語のリスニング力向上にも嬉しい影響をもたらしてくれます。日本語と英語では周波数が異なるため、聞きなれない音である英語のリスニング力は低くなりがちです。しかし、音を感じ取ることを普段から意識的に行っていると、自然と耳が鍛えられ、英語のリスニング力向上にも期待できるでしょう。  

ピアノは何歳からはじめると良いか

脳の発達や絶対音感を身につけたいのであれば、ピアノをはじめる年齢は重要です。絶対音感や発声言語などの発達や能力は、幼い頃の訓練次第で成熟度が異なるため、4~5歳までにピアノをはじめると良いでしょう。5歳頃を過ぎると聴覚の発達度合いがゆるやかになり、8歳を迎える頃には聴覚機能はほぼ完成するといわれています。そのため、遅くても8歳までにはじめられるのが良いでしょう。  

ピアノを習うメリット・デメリット

幼少期にピアノを習うことで、子どもはどのようなメリットやデメリットを得るのでしょうか。メリットとデメリット、それぞれ詳しく解説します。  

ピアノを習うメリット

まずメリットについて解説していきます。

・音感やリズム感を培うことができる

前述したように幼少期からピアノを習っていると、音の高低や強弱などを聴き分ける感覚が育まれ音感が身につきます。また、音楽に合わせて身体を使ったりすることでリズム感を身につけることも可能です。


・集中力を育める

ピアノを弾く際は楽譜を目で追って、脳が処理し、手指や足で演奏します。身体の各部の器官を同時に働かせることは、非常に集中力を費やします。そのため、継続してピアノの練習をすることで、集中力が培われていくでしょう。


・小学校の音楽の授業で有利になる

ピアノを通じて音楽の感性を幼少期に培うことで、音楽自体を楽しみながら小学校で音楽関連の授業や行事に活かすことができるでしょう。また、音階や楽譜を理解していれば音楽の授業で有利になります。


ピアノを習うデメリット

続いてデメリットについて解説していきます。

 ・自主練習の時間が必要 

週に1~2回教室に通うだけで、習った曲が弾けるようになるわけではありません。日頃から家でピアノの練習時間を確保し、自ら練習することが大切です。  

 ・なかには合わない教室もある 

親が勝手に教室を選ぶのではなく、子ども目線で教室を選ばないと長く続かない可能性も考えられます。レッスンの内容や、指導してくれる先生との相性などを考えて選びましょう。ピアノを習うのは子どもなので、子ども目線で教室を選ぶのが重要です。  

ピアノを習うにはどのくらい費用がかかるのか

 ピアノを習いたいけど、月謝や必要な物にどのくらい費用がかかるかわからないので不安だという方も多いでしょう。ここではピアノを習うための費用や、家でピアノの練習をする設備にかかる費用の詳細を解説します。  

ピアノを習うためにかかる費用

まず、ピアノを習うための月謝が必要となります。個人の教室なのか、大手音楽教室なのかで費用はさまざまです。また、グループレッスンよりマンツーマンレッスンの方が費用はかかります。そして、楽譜などの教材や教室に通う交通費なども考慮する必要があります。さらに、ピアノの発表会やコンクールに出場する際には、参加費や衣装代がかかることも覚えておきましょう。  

家で練習するための設備にかかる費用

ピアノを習っていくとテキストやカリキュラムに合わせて、家でもピアノの練習をする必要があります。1曲弾けるようになるためには、週に1~2回のレッスンだけでは足りず、家でも復習、予習、練習をしなければ上達しません。その場合、自宅にもピアノがあることが望ましいでしょう。ピアノ自体の値段はピンキリですが、決して安い物とはいえません。また、集合住宅などでは近所迷惑にならないよう、防音設備も整える必要があります。防音についてどうするのか、家族でよく話し合って決めることが大切です。

個人レッスンとグループレッスン!それぞれの特徴

ピアノ教室は個人やグループなどのレッスン形態、時間によって異なります。ほどんどの場合、個人レッスンは週1回30分、グループレッスンが週1回60分とされているようです。個人レッスンであれば融通がききやすく、レッスン回数の頻度を先生や教室の空き状況に応じて、1回のレッスン時間を伸ばせる場合があります。グループレッスンでは月に4回、毎週同じ曜日で同じ時間帯と決まっているのが一般的です。

子どもが通えるおすすめピアノ教室

子どもの成長に合わせてレッスンが受けられる、おすすめのピアノ教室をご紹介します。  

ヤマハ音楽教室

ヤマハ音楽教室では1歳~小学生まで、それぞれの成長に合わせた音楽コースが用意されています。1~3歳コースでは子どもの発達特性を見極めて、楽しく音楽体験を重ねながら感性や情緒を育めるようサポートしてくれるのが魅力です。感情が豊かになってくる3歳児のコースは、さまざまな感性を育み、聴く力や表現する力を身につくことが期待できます。そして、聴覚の成長が著しい4~5歳コースでは、たくさんの音楽を聴くことで音の高低に限らず、調や拍子、強弱など音楽をとらえる力が育まれるでしょう。また、聴いた音をリピートして歌い、歌って覚えた音をピアノで弾くというプロセスで、音感やリズム感を培うことが期待できます。これによって、無理なく音感が身につき、今後の演奏や表現力が成長するでしょう。

EYS kids音楽教室

EYS kids音楽教室では幼児向けや小学校低学年向けなど、年齢に沿ったカリキュラムが用意されています。幼児向けのカリキュラムでは、リズム遊びや音の高低や長さを表現して音楽が楽しめます。人差し指1本からピアノを弾きはじめて、徐々に指を増やしていくので、無理せずピアノに馴染んでいけるのが魅力です。また通える頻度やスタジオの場所が調整できるように設定されたオールフリー制では、日程を選び近場のスタジオでレッスンを受けることができます。ジャンルのチェンジや講師の指名もできるので、子どものモチベーションに合わせて利用できるでしょう。また、レッスンに満足できなかった場合は、講師を変更して無料でレッスンを受け直すこともできるので安心です。

カワイ音楽教室

個人レッスンで、子どものペースを基準にレッスンが受けられるカワイ音楽教室では、3歳から学べるコースがあります。3歳ソルフェージュコースでは、歌ったり、音楽に合わせて手指や身体を動かしたりなど、リズムに重点をおいて音楽の基礎的な要素を学ぶことが可能です。しっかりとソルフェージュ能力を培ってピアノを習うことで、音楽的な理解力が深まります。4歳からのピアノコースでは、無理せずピアノを学べるテキストを使ってピアノを奏でる楽しさを実感しながらレッスンを受けることが可能です。自分らしい表現方法や、こんな風に弾きたいなどの欲求を引き出してくれます。また、カワイ音楽教室では子どもがレッスンを続けられるか、楽しんで通えるかを判断するための1ヶ月おためしレッスンが用意されています。子どものペースに合わせた選曲で、3回のレッスンで1曲弾けるようにレッスンを受けることが可能です。1曲弾ける達成感からピアノの楽しさを体感することで、今後ピアノを習うかどうかじっくり判断できるでしょう。

さいごに

幼少期にピアノを習うことで、脳に嬉しいさまざまな影響を受けることができます。目標に向かって努力する姿勢に加えて、音感やリズム感など幼少期だからこそ身につけられる能力を育むことができるのは大きなメリットといえるでしょう。レッスン内容によって必要な費用が異なるため、ピアノ教室に入ることを検討している方は、ホームページなどで事前にしっかり確認しましょう。気になっている教室に体験レッスンがあれば、教室の雰囲気も感じられ、子どもが続けられそうかどうかを見る機会にもなるので、ぜひ足を運んでみてください。

参考サイト

    この記事の著者
    藤宮れい子(peekaboo)
    ライター
    プロフィール:仕事に追われ、仕事が生きがいだった都会暮らしから一転、結婚を機にのどかな田舎に移住し、ひっそりと生活しています。新しい環境で日々ステキな発見があり、まだまだ成長中です!
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