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英語が日常に!【バイリンガル幼稚園】ってどんな特徴があるの?都内のおすすめ幼稚園情報も

kasumi
2023/06/22 02:06
2020年から小学校で英語の授業が必修化されたこともあり、早くから子どもに英語を触れさせたいと思うパパやママも多いでのではないでしょうか。そんな中、日本語と英語で保育を行う「バイリンガル幼稚園」の人気が高まっています。そこで今回は、バイリンガル幼稚園がどんな園なのか、どのようなプログラムを受けられるのか、都内でおすすめのバイリンガル幼稚園などについて紹介します。

日本語も英語も学べる!バイリンガル幼稚園ってなに?

バイリンガル幼稚園は、日本語と英語両方を使って保育を行うのが特徴です。2020年に小学校で英語が必修化されたことによって人気を集めています。バイリンガル幼稚園ではどのようなプログラムがあるのかなどの概要をご紹介します。

保育スタッフは日本人と外国人!

バイリンガル幼稚園と通常の幼稚園との大きな違いは、外国人の保育スタッフがいるということです。月に1度程度の頻度でネイティブの英語講師が来園して、英語の教育を行う幼稚園は確かにたくさんあります。しかし、園での日常生活を外国人の保育スタッフと過ごせるのは、バイリンガル幼稚園ならではの特徴です。英語のレッスンだけではなく、日々の生活の中でネイティブスピーカーと接するため、英語に対して親しみをもてるでしょう。

バイリンガル幼稚園でも、保育士資格や幼稚園教諭免許を持ったスタッフは必要です。そのため、保育や教育の資格や免許を持った日本人のスタッフが必ず在籍しており、英語教育以外の部分を担っています。

バイリンガル幼稚園で行われるプログラム

バイリンガル幼稚園で行われているプログラムには以下のようなものがあります。

  • 英語だけを使った朝の会
  • 絵本を英語で読み聞かせ
  • 英語圏文化の遊び
  • 英語表現を使って職業体験
  • 英会話で必要な表現力や語彙力を身につけるゲームやドリル方式のレッスン

プログラムの一例として、午前中は英語を使った保育、午後は日本語を使った保育など時間を区切り、英語のプログラムが取り入れられています。中には、小学校の受験対策までカバーしている園もあります。

卒園時にはどれくらい英語を話せるようになるの?

首都圏を中心に複数の園を展開している、大手学習塾系列のバイリンガル幼稚園「キッズデュオインターナショナル(KDI)」の場合は、卒園時に日常生活でのまとまった会話や文章を聞いて、質疑応答ができるレベルである「英検Jr.」のゴールドに合格できる程度の英語力が目標とされています。英検Jr.とは小学校の外国語活動に対応した、リスニング形式のテストを実施する検定です。就学前から英語に接しておくことで、小学校入学後に戸惑うことなく外国語活動を行えるでしょう。

幼稚園から始める英語教育のメリットとは

就学前から英語教育を始めるメリットにはどのようなものがあるのか、みていきましょう。

英語を聞き取る能力「英語耳」が身につく

幼児期に英語を学ぶメリットとして、英語耳が身につくことが挙げられます。日本語と英語では使用する音の周波数が違います。英語には日本語より高い周波数の音がたくさん使われているのです。そのため、英語に触れずに日本語だけを聞いて育った場合、英語で使われている周波数を聞き取ることは簡単にはできません。また、英語の周波数を聞き取れない人は、自分自身が英語を話す際に日本語の周波数を使ってしまいます。

幼児期から英語を聞きなれていると、英語の周波数帯に自然と馴染んでいけます。難しい英単語も聞きわけられるようになり、英語との距離が近くなることもメリットです。

「英語脳」が身につきスムーズに話せるようになる

日本語と英語では、例えば主語と述語の語順が反対になるように、文法構造が大きく異なります。日本語を使って物事を考えてきた人は、英語で話すときもはじめは日本語で考え、その後脳内で日本語を英語に変換していきます。リスニングも同様で、話の意味を理解する前に、英語を日本語に変換する作業が行われます。

一方、英語脳が身についていると、耳にした英語のフレーズや単語をありのままとらえ理解し、そのまま英語で対応できるようになります。そのためには、幼児期から英語に触れることが大切なのです。

英語を学習する時間を確保できる

英語を学び始めるのがはやければはやいほど、そのぶん英語に触れる時間は長くなります。日本人が英語を習得したい場合、小学校から大学までの授業だけでは足りません。個人差はありますが、英語を使って仕事ができるレベルに達するために、学校での授業以外で必要な時間は2200時間ほどといわれています。

しかし、子どもは成長とともに習い事や友達との遊びをはじめやることが増えていき、英語の学習時間を確保するのが難しくなってくるのです。そのため幼児期のはやい時期から英語習慣をつくり、習得までに必要な学習時間を確保することが大切だといえるでしょう。

英語が身につくことで将来の可能性が広がる

これからの人生、グローバルな社会の中では英語が必要とされる場面もたくさんあるでしょう。英語を取得できていれば、そのような場面で戸惑うことなく英語でコミュニケーションがとれ、国際的な視点で物事を考えられる人になれます。また、留学や海外勤務などさまざまなチャンスを掴める可能性も。世界を視野に入れ、子どもの将来を考えられるのは大きなメリットではないでしょうか。

東京都内でおすすめのバイリンガル幼稚園

ここからは、都内でおすすめのバイリンガル幼稚園をご紹介します。

キッズデュオ インターナショナル(KDI)

KDIでは、展開している10の幼稚園全体で2歳から6歳の3000名を超える児童が通園しています。バイリンガル教育をはじめ、知能教育や運動指導、職業体験を軸とした、新しい教育プログラムのもとで、目標を達成したり将来の夢を叶えたりするための力「自分力」を、大きく育むことを大切にしている園です。

1日の流れの中で、英語環境で行う図画工作やアルファベットの音とルールの学びの時間、数のお稽古や音楽などが行われます。また、日本ならではのNinja遊びという運動やカタカナのお稽古などもあります。運動家やハロウィン、クリスマス会などのイベントも充実しているのが魅力的です。

東京インターナショナルスクール勝どきキンダーガーテン

東京インターナショナルスクールキンダーガーテンは年少から年長を対象とした、3年制の幼稚園です。1日5時間英語の環境で過ごし、探求型学習を中心としたカリキュラムが行われています。探求型カリキュラムでは、学期ごとにテーマが決められ、さまざまな角度から調べたりアクティビティを通したりして、多角的に学ぶことを目的としています。テーマは発達段階に応じて設定され、子どもたちの好奇心を刺激できるものになっているようです。1日5時間オールイングリッシュの環境で学習することで、自然と英語でのコミュニケーション能力を身につけられます。

1日の流れの中で、近くの公園にでかけて身体を動かすゲームなどを行い、週に1度体育の時間が設けられ、本格的に身体を動かすカリキュラムも取り入れられています。また、ピクニックや運動会、節分やひな祭りなどのイベントも充実しています。

アオバジャパン・インターナショナルスクール

アオバジャパン・インターナショナルスクールは1歳からの子どもを受け入れています。国際的な価値観や幅広い視野と豊かな人間性、主体性や好奇心、挑戦心を育むことを重視して、「国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)」が導入されているバイリンガル幼稚園です。IBに基づき、探求型学習と全人教育を柱としたプログラムをバイリンガル環境で提供されています。

アオバジャパン・インターナショナルスクールには日英のライブラリーがあり、子どもたちの学習をサポートする絵本や図鑑がたくさん用意されています。また、年齢にあわせたプログラムが用意され、英語の比率が1~2歳児クラスでは半々、3歳児クラス以上で60%以上に引き上げられているようです。

春休みや夏休み、冬休みには内部生のみではなく、外部の子どもも参加が可能な短期プログラム「シーズナルプログラム」が実施されています。オールイングリッシュの環境で、探求型学習などのさまざまなアクティビティを体験できます。

バイリンガルアート保育ルーム Fairy Tale

バイリンガルアート保育ルーム Fairy Taleでは、英語でグローバルなコミュニケーション力と、アートで自由な想像力を育めます。アフタースクールプログラムが用意されており、0~12歳までの子どもが、通園後・通学後に習い事感覚で英語を使ったアートやダンスを学べるようになっています。アフタースクールプログラムでは、従来の幼児向けのプログラムに比べてワンランク上の英語アートアクティビティを体験できるようです。

保育の部では、フルデイコースとモーニングコースの2種類が用意されています。フルデイコースでは1日中たっぷり英語に触れながらさまざまなアクティビティを楽しめます。モーニングコースは午前中のみの活動なので、初めての集団保育やまた英語に慣れていない子どもでも安心です。

さいごに

幼児期から英語に触れておくとメリットがたくさんあります。小学校の外国語活動に向けて、バイリンガル幼稚園で英語に慣れておくと入学後に戸惑うことも少なくなるでしょう。子どもの将来の可能性を広げてあげるためにも、バイリンガル幼稚園に通わせてみるのもいいかもしれませんね。

    この記事の著者
    kasumi(peekaboo)
    ライター
    小学2年生と2歳と0歳の母。育児をしながらライターとして活動中。3人の子どもたちと賑やかに暮らしています。モットーは「手を抜けることは手を抜きつつ、楽しく子育てをする!」です。皆さんのお役に立てるような記事の執筆をしていきたいと思っています。
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