小学校受験の写真撮影の6つのポイント!撮影時期・費用・服装は?
小学校受験の写真はどこで撮る?
小学校受験の写真は家庭で撮影する人もいますが、写真館へ足を運ぶ人が多いといいます。凛とした素敵な表情の写真は、自宅では撮影するのはなかなか難しいもの。写真館で撮影することで適度な緊張感が生まれ、受験に相応しい写真が撮りやすいのかもしれません。
また小学校受験の写真撮影に力を入れている写真館の場合、よりクオリティの高い写真が期待できそうですね。さらに写真館では、日焼けあとやちょっとした傷などの修正をお願いできる点も魅力のひとつです。
小学校受験では、子どもだけの写真を求められることが多いですが、学校によっては家族構成把握のため、家族写真を提出することもあります。家族写真になると、それぞれの立ち位置や角度などに頭を悩ませることも。プロの指示に従うと、ベストな形で写真が撮れそうですね。
小学校受験の写真撮影時期
小学校受験の写真は、いつごろ撮影するのが望ましいのでしょうか?
出願3ヶ月前頃が目安
小学校受験の写真は、願書提出の3ヶ月前頃の撮影が目安となります。小学校受験の願書提出時期は10月から11月頃なので、7月・8月に撮影を検討してみてはいかがでしょうか?ただし夏になると、日焼けやマスク焼けが気になるという人も少なくありません。
そのため、5月の中旬以降の「大安」「友引」「先勝」といった縁起の良い日に撮影する家庭もあるといいます。
直前は予約が取りづらいこともある
願書が配布されてから写真撮影の予約をとる家庭が多いことから、9月から10月頃は予約が早々に埋まってしまうことも多いようです。とくに家族写真の提出が必要な場合、家族の予定をあわせやすい土日祝日に撮影を希望する家庭が多いため、注意してくださいね。
早生まれの子どもなどの場合、少しでも大人びた写真を撮りたいという理由で願書提出ギリギリの時期に撮影を行う家庭もあります。ただし日にちに余裕がないと、体調不良による急な予定変更や撮り直しが必要になった場合などに、撮影が間に合わないこともあるので、余裕を持ってスケジュールを組むことをおすすめします。
小学校受験の写真撮影費用の目安
小学校受験の写真撮影にかかる費用は写真館によって異なりますが、個人写真の場合5000〜10000円程度、家族写真の場合は10000〜16000円程度が目安となります。ただし家族写真では、撮影人数が多いとその分費用があがることがあるので注意が必要です。
また撮影した写真は仕上がりに5〜10日程度時間がかかるのが一般的ですが、急ぎで受け取りたい場合は特急料金が別途必要になるでしょう。写真のデータを購入する場合も追加で費用が掛かるケースが多いので、あわせて確認しておきたいですね。
小学校受験の写真撮影時の服装
小学校受験の写真撮影は、基本的に受験当日と同じ服装が望ましいといわれています。また小学校受験の服装の色は紺色が一般的ですが、学校によってカラーが異なることもあるので、情報収集しておくといいですね。
小学校受験の写真撮影に力を入れている写真館の場合、受験当日に役立つヘアセットやメイクの講座を開催している場合もあるため、活用してみてはいかがでしょうか?それでは、ここからはより詳しく服装の選び方をご紹介します。
子ども
子どもの小学校受験の写真撮影時の服装は、女の子の場合「白のブラウス+ジャンパースカート+ボレロ+白の靴下+ワンストラップシューズ」男の子の場合「白のポロシャツ+ベスト+半ズボン+白の靴下+黒の革靴」などが定番です。
受験当日は半袖のブラウスやポロシャツを着用することが多いですが、写真撮影時は長袖を用意するときれいな写真を撮りやすいでしょう。
パパ
パパは無地のスーツに白いシャツ、紺や青系統の清潔感のあるネクタイが一般的です。ぴったりサイズのスーツだと座ったときにシワが目立ってしまう可能性があるので、ゆったりとしたサイズのものを選ぶといいでしょう。また靴下の丈は、座ったときにすねが出ない長さを意識してみてくださいね。
ママ
ママの服装は、ウール地のワンピースとジャケットといった清楚な印象のお受験スーツが定番です。ワンピースの丈は、座ったときに膝が隠れる長さが目安となります。また受験は子どもが主役だということを意識し、メイクやヘアセットはシンプルかつ上品に仕上げ、アクセサリーも結婚指輪以外は控えた方が無難です。
きょうだい
きょうだいがいっしょに撮影する場合、フォーマルな場にふさわしい制服を着用するのが望ましいといいます。ただしきょうだいの通う学校が受験する学校と異なる場合や制服がない場合などは、冠婚葬祭のような装いを意識するといいでしょう。用意が難しい場合は、写真館のレンタル衣装を利用するのもおすすめです。
また赤ちゃんの衣装は派手過ぎなければ問題ないといいますが、足元が写真に入ることもあるので、白の靴下を履かせておくといいでしょう。
小学校受験の写真撮影の6つのポイント
小学校受験の写真撮影を成功させるため、どのようなポイントを意識すればいいのでしょう?
ポイント1:募集要項を確認しておく
願書の提出時に困らないよう、提出する写真のサイズを前もって確認しておいてくださいね。またWEBから出願する場合は、写真のデータサイズの指定をチェックしておくといいでしょう。
ポイント2:きれいな姿勢の練習
子どもの小学校受験の写真は気を付けの姿勢で撮影するため、家庭で気を付けの練習をしておくといいでしょう。きれいな姿勢を3秒以上維持できれば、撮影がスムーズに進められるかもしれません。
また練習を重ねる中で上手に気を付けができるようになることは、子どもの自信にもつながることでしょう。ただし姿勢がキープできなければ撮影できないというわけではないため、できないからと子どもを責めたり追い詰めたりしないように気を付けてくださいね。
ポイント3:鏡で表情の練習をする
いきなり写真館でいい表情をとらせようとしても、なかなか上手くいかないかもしれません。そのため前もって家庭で鏡を見ながら表情の練習をしておくと、撮影当日良い表情を作りやすそうですね。
小学校受験の写真撮影では「目に力があること」「歯を見せずに口角をあげること」がポイントになるといわれているので、まずはこの2点を意識して練習してみてはいかがでしょうか?
ただし子どもにとってベストな表情はそれぞれ異なるため、難しい場合は写真館でプロのアドバイスを受けながら表情を作っていってもいいかもしれません。
ポイント4:写真撮影の目的・理由を説明しておく
撮影前に、どうして写真を撮るのか目的と理由を子どもに説明しておくことをおすすめします。ただ何となく写真を撮るよりも、目的がはっきりとしていた方が撮影をスムーズに進められそうですね。
ポイント5:緊張をほぐしておく
写真館で撮影することで生まれる緊張感は、適度であれば良い影響が期待できますが、高まりすぎると悪影響を及ぼす可能性が懸念されます。子どもが緊張しすぎているようなら、撮影前に会話などを通して適度にリラックスさせてあげてくださいね。
また撮影に際して、ママやパパも緊張が高まってしまうかもしれません。しかし大人のピリピリとした空気は、子どもにも伝わってしまう可能性があるので、ママやパパ自身も緊張しすぎないようにしたいですね。
ポイント6:褒める
いざ撮影を始めてみると、なかなか良い姿勢や表情がキープできず、撮影が上手く進まないこともあるでしょう。焦りからつい子どもを責めたくなるかもしれませんが、精一杯頑張っている子どもを追い詰めないよう、褒めることを意識するといいですね。
「さっきより良い表情になっているよ」「すごく頑張っているね」と前向きな声かけをすることで、子どものやる気を維持しやすいかもしれません。
さいごに
小学校受験の写真は、納得いくものを撮影したいものですよね。しかしいくら練習していたとしても、撮影当日にどうしても上手く表情が作れないこともあるかもしれません。そんなとき困らずに済むよう、余裕を持って撮影の日程を入れていくことをおすすめします。
「上手くいかなくても撮り直す時間はまだある」と思えることで、ママやパパも心に余裕を持って撮影に臨めるのではないでしょうか?また撮影後はしっかりと子どもの頑張りを褒めてあげると、受験当日に向けての自信を引き出せるかもしれませんよ。