
【東京都内】親子連れにおすすめの博物館6選!楽しむためのポイントも紹介
親子で博物館を楽しむためのポイントとは?
まずは、親子で博物館を楽しむためのポイントを4つ紹介します。
POINT1:子どもの興味に合わせた博物館を選ぼう

そのとき話題の最新施設に行くのも楽しいですが、一番は子どもの興味に合った施設を選ぶのがおすすめです。「宇宙」「歴史」「鉄道」など、特定のジャンルに特化した博物館も数多くあります。WEBサイトやチラシを子どもと見比べながら、行き先を決めてみるとよいでしょう。
POINT2:お昼ご飯の場所と施設情報を予習しよう

館内にカフェテリアや軽食コーナーがある施設もありますが、週末のお昼どきは混んでいて席の確保が難しいことも。お弁当を食べられそうな場所や、近くのフードコートをチェックしておくとよいでしょう。再入館可能な博物館もありますので、確認しておくのがおすすめです。
ベビーカーの預かりや貸し出し、コインロッカーの有無も事前確認がおすすめです。ロッカーに荷物を預けようとしたらコインがなくて使えない!なんてことがないように小銭の準備もお忘れなく。
また子どもが低年齢だったり、赤ちゃんのきょうだいがいたりする場合は、おむつ替えや授乳スペースも確認しておきたいですね。
POINT3:博物館でのマナー予習はYouTubeがおすすめ!

博物館内では、「騒がない」「触らない」「走らない」など大切なマナーがいくつかあります。
事前に親子で確認しておきたいものですが、言って聞かせたところで子どもは右から左に聞き流してしまうことが多いですよね。そんなときおすすめなのが、九州国立博物館のYouTubeです。「マナーには理由がある」ことを、子どもでもわかりやすい表現でテンポよく説明しています。
九州国立博物館の職員が、館内の注意書きが他の博物館に比べて多いことに気づいたのが動画制作のきっかけだったそうです。
注意することが多くて敷居が高くなりがちな博物館のイメージを払拭したい!そんな職員たちの熱意が込められたショートムービー、ぜひ活用してみてくださいね。
※参考URL
福岡ふかぼりメディア ささっとー|まもれ!博物館 九博が館内マナーの「なるほど」を動画で紹介 | ニュース |(https://sasatto.jp/article/entry-1113.html)
POINT4:親の計画通りにならないものだと割り切ろう

ここまで、事前準備の大切さをおすすめしてきましたが、実は一番大切な心得は「お出かけは親の計画通りにならないもの」だという割り切りです。
せっかく、博物館に入ったものの、子どもが展示物に興味を示さず「もう帰りたい!」と言われたら、つい「せっかく来たのに!」といらだってしまう方も多いでしょう。
しかし、暗がりや音響効果、はく製など、普段と違った環境は、子どもにとって大人の想像以上に威圧感や不安を感じてしまうことがあります。遠出するだけでも体力を使うため、普段よりも早くスタミナ切れしてしまう子もいます。逆に「まだ帰りたくない!」ケースもあるでしょう。
パパやママの心の平穏のためにも「お出かけは親の計画通りにならないもの」くらいのつもりでいるのがおすすめです。
それでは、おすすめの博物館を紹介していきます。
【台東区】東京国立博物館
まず紹介するのは、日本最古の博物館、台東区上野公園内にある「東京国立博物館」です。
創立は1872年、敷地内には資料館と5つの展示館があり、国宝や重要文化財を含め、誰もが一度は目にしたことのある作品が数多く収められています。大変広い施設なので、すべてまわろうとせず、事前に見たいポイントを押さえておくのがおすすめです。
Eテレの人気番組「びじゅチューン!」とのコラボ企画をはじめ、親子向けイベントも数多く開催しており、美術鑑賞への第一歩を踏み出しやすい工夫が凝らされています。
【施設概要】
営業時間:9:30~17:00
休館日:月曜(祝休日の場合は翌日休館)
入場料:大人620円 / 大学生410円 / 高校生以下・満18歳未満・満70歳以上は総合文化展無料
住所:東京都台東区上野公園13-9
電話:03-5777-8600
【公式URL】http://www.tnm.jp/
【江東区】AkeruE(アケルエ)
次に紹介するのは、2021年4月に創業した「AkeruE(アケルエ)」です。
「科学館であり美術館」というコンセプトを持ち、理数の世界の魅力にテクノロジーやアートを掛け合わせた最先端のミュージアムです。「SDGsやSTEAM教育実践の場」として、幅広い分野を横断的に扱っています。アート作品の仕組みとなるテクノロジーの解説や、自分で作品を作れるものづくり空間や映像スタジオがあり、見て、体験して、発信するまでをひとつの空間で楽しめます。
営業時間:10:00~18:00(最終案内17:00)
休館日:毎週月曜日
入場料:一般大人/ 子ども(小学生以上)700円
※2021年6月30日までオープニングキャンペーン割引価格500円
※オンライン事前予約可能https://www.e-tix.jp/akerue_panasonic/
住所:〒135-0063 東京都江東区有明3-5-1 パナソニックセンター東京 2~3階
電話:03-3599-2600(受付時間:10:00〜17:00)
【公式URL】https://www.panasonic.com/jp/corporate/center-tokyo/akerue.html
【台東区】国立科学博物館
台東区の「国立科学博物館」は、1877年に創立された日本唯一の国立の総合科学博物館です。自然史と科学技術史についての研究・収集と展示を行っています。特別展や企画展も人気ですが、常設展もかなりのボリュームです。子どもの興味に合わせてお目当てのフロアを予習しておくとよいでしょう。360度シアターでは全方向を音と映像に囲まれ、独特の浮遊感を味わいながら、人類の歴史や深海を描いたオリジナル映像を楽しめます。
【施設概要】
営業時間:9:00~17:00 (最終入館16:30)、金土~20:00(最終入館19:30)
※ゴールデンウィーク、夏季は延長あり
※特別展は開館時間が異なる場合もあります。
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、年末年始(12月28日~1月1日)
入場料:一般・大学生 630円 ※高校生以下無料(高等専門学校生含む)
住所:〒110-8718 東京都台東区上野公園7−20
電話:050-5541-8600
【公式URL】https://www.kahaku.go.jp/
【江戸川区】地下鉄博物館
江戸川区にある「地下鉄博物館」は、地下鉄の歴史から最新技術までを学習できる体験型のミュージアムです。授乳室や休憩コーナーもあり、小さな子ども連れでも安心です。一部を除きバリアフリーになっているので、ベビーカーのままでも展示をみて回れます。実際の車両の展示や運転席シミュレーター、模型のパノラマ展示もあり、地下鉄好きにはたまらない空間です。トンネルを掘るための巨大カッターの実寸展示や、運行を管理する指令所の体験スペースもあり、多角的に地下鉄について学ぶことができます。
【施設概要】
営業時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:毎週月曜日、年末年始(12/30~1/3)
※月曜が祝日・振替休日となる場合その翌日
入場料:大人220円、こども100円(※満4歳以上中学生まで)
住所:〒134-0084東京都江戸川区東葛西六丁目3番1号 東京メトロ東西線葛西駅高架下
電話:03-3878-5011
【公式URL】http://www.chikahaku.jp/
【文京区】宇宙ミュージアムTeNQ
文京区の東京ドームシティ内にある「宇宙ミュージアムTeNQ」では、星空や宇宙に関する科学技術を学ぶことができます。プロジェクションマッピングや巨大円形シアターなど映像技術を用いた展示が特徴です。大型映像や暗転を取り入れた展示が多いため通常4歳未満は入場不可ですが、照明を配慮した「ファミリーデー」なら入場できます。ゲーム感覚で宇宙について学べる体験コーナーや、宇宙に関するアート作品の展示もあり、星空や宇宙に興味がある子どもにおすすめのミュージアムです。
【施設概要】
営業時間:平日:11:00~18:00(最終入場17:00)、土日祝・特定日:10:00~19:00(最終入場18:00)
休館日:不定休
入場料:大人1,800円、4歳~中学生1,200円
住所:〒112-0004東京都文京区後楽1-3-61 黄色いビル 6F
電話:03-3814-0109
【墨田区】江戸東京博物館
歴史に興味がある子どもには、墨田区にある「江戸東京博物館」がおすすめです。吹き抜けの広い空間内に江戸や文明開化の東京の街並みが復元されており、タイムスリップしたような感覚を味わえます。実物の資料や、復元模型など、さまざまな展示を通し歴史の移り変わりを体感することができる博物館です。
【施設概要】
営業時間:9:30~17:30(最終入館17:00)
休館日:毎週月曜日(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌日)、年末年始
入場料:一般600円 ※中学生以下無料
住所:〒130-0015東京都墨田区横網1-4-1
電話:03-3626-9974(代表)
さいごに
東京都内には、最新技術を取り入れた博物館や体験型の博物館もたくさんあります。
本やテレビ、インターネットだけでは得られない、体験を通した学びが得られるのが博物館の魅力です。今回は、親子で博物館を訪れる際のポイントとおすすめの博物館を紹介しました。おでかけの際の参考にしてみてくださいね。