背筋ピン!子どもを正しい姿勢に導く方法
悪い姿勢ってどんな姿勢?
そもそも子どものどんな姿勢が悪いのかが気になりますよね。
子どもも、大人と同じで背中が丸まった猫背といわれる状態や、首だけが前に出る状態が悪い姿勢です。また猫背とは逆に、背中が沿っていたり身体がねじれていたりする状態も悪い姿勢です。
正しい姿勢とは、立った状態を横から見たときに頭からつま先まで、真っすぐな状態のことを指します。座っているときは、背筋がまっすぐと伸び、腰と膝の部分が90度くらいに曲がっていることが、良い姿勢の基本です。
立ち姿や、座っているシーン別に、まずは子どもの姿勢がどんな状態なのかをチェックしてみてください。
姿勢が悪くなる原因って?
続いては、子どもの姿勢が悪くなる原因を探っていきましょう。毎日の意外な習慣が関係していることが多いので、当てはまるものがないか一緒に確認してみてください。
スマホやゲーム
日々の生活の中で、スマホやタブレット機器は欠かせない存在になっています。スマホを触っている最中は、ついつい下を向いてしまったり、前かがみになったりまったりします。これらの姿勢は身体に負担がかかりやすく、ほかの筋肉がカバーしようと働きます。その結果、骨盤や仙骨など身体のあらゆる場所にゆがみが生じ、姿勢が悪くなる原因のひとつになっています。
運動不足
生活環境の変化などが影響し、運動する機会が減っていると言われる現代。スポーツ庁の調査でも、子どもたちの筋力が低下傾向であるという結果が出ています。筋力が低下することで、美しい姿勢に必要な筋肉を支える体幹が弱り、姿勢が悪くなることもあるようです。
(参考)
スポーツ庁│「平成30年度体力・運動能力調査結果」(https://www.mext.go.jp/prev_sports/comp/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2019/10/15/1421921_2.pdf)
正しい姿勢を知らない
子ども自身がそもそも正しい姿勢がどういったものなのかを知らないのも、悪い姿勢になってしまう原因のひとつです。
姿勢が悪いという自覚がなければ、それを改善するのは至難の業。どんな姿勢が正しいのかを伝えると同時に、いまの自分の姿勢がどういう状態なのか、把握することが大切です。
外で遊ぶ機会が減っている
現代の子どもたちは、屋外よりも室内で遊ぶことが増えている傾向があり、太陽光を浴びる時間が減っています。日光を浴びる時間が減少すると、セロトニンと呼ばれる神経伝達物質が減少し、イライラや集中力の低下などを引き起こします。
イライラしたり集中力が続かなかったりすることで、良い姿勢を保つことが難しくなることも、悪い姿勢を定着させてしまう原因のひとつと考えられています。
(参考)
医療法人社団 平成医会│セロトニンの増加が心身に及ぼす効果(https://heisei-ikai.or.jp/column/serotonin/)
姿勢が悪いとこんな影響が出ることもある!
子どもの姿勢が悪くなる原因は、意外と身近に潜んでいることがわかりましたね。では、姿勢が悪いことでどんな悪影響があるのかチェックしてきましょう。
肩こりや頭痛などの体調への悪影響
姿勢が悪くなることで身体に負担がかかり、肩こりや頭痛に見舞われる可能性もあります。肩こりや頭痛がひどくなると、めまいなどの症状が現れる場合もあるので、姿勢が悪いまま放置しておくのは好ましくありません。
疲れやすく集中力が続かない
ついつい背中が丸まったり頬杖をついたりしがちですが、悪い姿勢は思っているよりも身体に負担がかかりやすいため、疲れやすくなります。悪い姿勢によって知らず知らずのうちに疲れてしまうと、集中が続かなくなることも。正しい姿勢でいることで集中力がアップし、学力向上につながるケースもあると考えられています。
今すぐ実践!子どもの姿勢を改善する4つの方法
5~12歳くらいの年齢は著しく運動機能が発達する時期なので、悪い姿勢を直しやすいと言われています。
大人になってから悪い姿勢を直すのはなかなか難しいので、子どもの姿勢が悪いと感じたら、放置せずに早めに対処するのがおすすめです。
とはいえ、どのようにして対処すればいいのかわからずに困ってしまうこともありますよね。そこで、今から気軽に実践できる姿勢改善方法を4つご紹介しましょう。
まずはパパやママが見本になろう
なんと言っても、子どもにとって身近な存在であるパパやママが良い姿勢のお手本を見せることが大切です。
毎日そばにいるパパやママが良い姿勢だと、自然とどんな姿勢が正しいのか子どもも理解できるはず。
また、パパやママがお手本になれば、子どもに対して姿勢を注意した際に説得力もアップします。
環境を整えることも忘れずに!
子どもの姿勢を改善するには、普段過ごしている環境を整えることも重要です。先ほどご紹介した、セロトニンの分泌を促すために外で遊ぶ時間を設けたり、サイズの合ったいすや机を用意したりすることが大切です。
椅子は子どもが座った際に足の裏がきちんと地面につく状態且つ、膝の角度が90度くらいに曲がっているのが理想的です。この理想的な座る姿勢が叶う椅子に合わせて、机を用意するとよいでしょう。
子どもはどんどん成長するので、サイズ調整が可能な椅子や机を準備しておくと経済的です。
体幹トレーニングで鍛える
姿勢が悪くなる原因のひとつに、体幹が弱くなっていることがあげられます。その体幹を鍛えるトレーニングを生活に取り入れることで、姿勢が改善することもあるので試してみてください。
例えば、子どもでも簡単にできる、プランクと呼ばれる体幹トレーニングがあります。プランクは、うつぶせになった状態で両肘を90度くらいに曲げて、つま先と一緒に身体を支えるポーズ。お尻があがらないように、頭からつま先まで真っすぐになるよう意識して20秒ほどキープしましょう。
また、四つん這いの姿勢になり左足と右手を真っすぐと伸ばすアームレッグレイズも姿勢改善におすすめの体幹トレーニングです。アームレッグレイズは、左右バランス良くトレーニングを行うのがコツ!
姿勢を改善するためのグッズを使う
子どもの姿勢を改善するためのグッズもいろいろと販売されています。ドラッグストアやネット通販などで気軽に購入できるものが多いので、チェックしてみてください。
猫背を改善するものや、座った姿勢をサポートするものなど種類も豊富です。子どもの姿勢をチェックして、子どもにピッタリ合ったグッズを取り入れてみてください。
子どもの姿勢を良くするためのおすすめグッズ
子どもの姿勢を改善するための便利なグッズは数多く販売されています。どんなアイテムがあるのか、おすすめのものをピックアップしたのでご紹介しましょう。
姿勢矯正ベルト 子供用プレート付き/富士パックス販売
背中が丸まってしまいがちな猫背の子どもにおすすめのアイテムです。
ベルトにはマジックテープが付いているので、着脱しやすく、簡単にサイズを調整できるのもポイント。薄型タイプなので着け心地が良く、身体にしっかりフィットするように設計されています。
スライド式のベルトを採用しており、どんな体型でもフィットするように配慮されています。
p!nto kids/ピーエーエス

「p!nto kids(ピントキッズ)」は、座椅子型のクッションです。
骨盤の位置を正しい場所に導き、しっかりとお尻を支えてくれるため、座った際の姿勢の悪さが気になる子どもにおすすめ。座骨や太もも裏などを包み込むように支えるので、無理なく姿勢改善が期待できるアイテムです。
カバーは洗濯可能で、裏面に滑り止めが付いているため、安心して使用することができます。本体が軽く、折りたたみ式なので、持ち運びにも便利です。
まっすぐ姿勢ですくすくッション キッズ リビガク/ソニック
お尻の形状にフィットするよう立体的に作られており、座った状態での姿勢改善に役立つクッションです。
姿勢に関わる部位のひとつ、仙骨が正しい角度になるようサポートし、腰の負担を軽減します。コンパクトサイズのクッションなので、リビングや勉強部屋など、どこにいてもすぐに使うことができるのもうれしいポイントです。
また丈夫な素材でできているため、長く愛用できます。汚れた際にはササっとふき取るだけでOKなので、お手入れの手間もかかりません。
さいごに
子どもの姿勢が悪いまま放っておくと、さまざまな悪影響が起こる可能性があります。姿勢を改善するために、ちょっとした運動に取り組んだり、便利なグッズを取り入れたり、まずは簡単にきる対策をしてみてください。早めに対策することで、より楽に良い姿勢を取り戻すことができるかもしれません。