知育菓子の効果とは?知育菓子の選び方とおすすめ商品
知育菓子とは?
知育菓子とは、そもそもどのようなものなのでしょうか?
遊べながら学べる子ども向けお菓子
知育菓子は、粉に水を加えたり混ぜたりなどして色や形、香りの変化などが楽しめるお菓子です。クエン酸と重曹を混ぜると炭酸ガスが発生する、などといった化学反応をお菓子作りを通して、自宅で手軽に体験することができます。
保存料・合成着色料無添加のものが主流
知育菓子にはカラフルなものも多く、添加物が心配だという人も多いでしょう。しかし知育菓子の多くが、子どもの安全に配慮して作られています。商品パッケージにもその安全性を明記しているものが多いので、ぜひ手に取ってチェックしてみてくださいね。
また、子どもにとって必要なカルシウムなどの栄養をプラスしている商品も多いです。
知育菓子の歴史
知育菓子の始まりは、1978年(昭和51年)にクラシエフーズ(当時のカネボウフーズ)から販売された水と粉を練って遊ぶお菓子「知育菓子」なのだそうです。知育菓子に40年以上の歴史があるとは、驚きですね。
そんな知育菓子を一躍有名にしたのが、1986年(昭和61年)に発売された「ねるねるねるね」ではないでしょうか?実際に子どものころにねるねるねるねを作ったり、CMを目にしたりしたことのある人も多いでしょう。
また1990年代に入ると、幼児教育が注目を集めだし、その影響で知育菓子の幅も広がっていったといいます。最近では学校の授業でねるねるねるねなどの知育菓子を使ったり、夏休みの自由研究に知育菓子を利用したりすることも増えているのだとか。
さらに知育菓子は海外でも人気を高めていて、外国人旅行客が日本のお土産として購入したり、通販サイトなどを利用して取り寄せたりすることも多いそうです。
知育菓子、いつから買ってよい?
知育菓子で遊べる年齢に明確な決まりはありませんが、3歳頃から与える家庭が多いようです。知育菓子にはさまざまな種類があり、簡単に作れるものもあれば、大人でも作るのに手間取ってしまうものもあります。
低年齢の子どもが知育菓子を作るときは、サポートをしてあげるといいでしょう。
知育菓子の”6つの効果”
知育菓子にはさまざまな効果が期待できるといいますが、具体的にどのような効果があるのか気になりますよね。
思考力を伸ばす
知育菓子はパッケージに記載されている作り方を見つつ、自分の頭でしっかりと考えながら作る必要があります。そうして集中して作業することで思考力を育む効果が期待できるでしょう。
また「こうしたらおもしろいかも」という自由な発想を楽しめるのも、知育菓子の魅力の一つです。子どもの柔軟な発想を実際に形にしてみることは、子どもの創造力を伸ばすことにもつながるかもしれません。
脳を活性化させる
知育菓子は手で触れて触感を楽しんだり、色の変化を目で見たりと五感を刺激します。それによって脳の活性化も期待できるでしょう。
手先が器用になる
知育菓子には、細かく指先を使う工程も少なくありません。お菓子作りを通して、楽しく指先を使うトレーニングができる点もうれしいですね。
チャレンジ精神を育む
子どもは大人の行動を真似たがるものですが、なかなかやらせてあげるのは難しいですよね。知育菓子なら、火や刃物を使うことなく料理を体験することができます。
そうした子どもの「自分でやってみたい」という気持ちを尊重することはチャレンジ精神を育むだけでなく、子どもの学習意欲にもつながるのではないでしょうか?
自信につながる
知育菓子は、大人の手をほとんど借りずに作れるものが多いです。試行錯誤しながら自分の力でお菓子を作り上げるという作業は、子どもに大きな達成感を与えてくれることでしょう。
そうした達成感の積み重ねることで、子どもは自信をつけていくもの。そしてその自信は、新しいことへ挑戦するための原動力となってくれるはずです。
コミュニケーションになる
子どもと一緒に遊びたいけれど、何をすればいいのかよくわからないという人にも、コミュニケーションツールとして知育菓子がおすすめです。私の夫も小さな子どもと遊ぶことに不慣れですが、よく娘と二人で楽しそうに知育菓子を作っています。
二人で一つの知育菓子を作ってもいいですし、大人と子どもでそれぞれ知育菓子を作ってもいいでしょう。大人が隣で知育菓子を楽しむ姿は、子どもの良いお手本となるかもしれませんよ。
知育菓子の選び方のポイント
知育菓子にはさまざまなものがあり、どれを選ぼうか悩んでしまいますよね。そんなときは、下記のポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか?
「作り方」から選ぶ
知育菓子には主に「水だけで作れるもの」「レンジで加熱して作るもの」「湯煎が必要なもの」があります。低年齢の子どもの場合は、水だけで作れるものを選ぶと手軽かもしれません。
レンジで加熱するタイプは、難易度が高いものも多いので、知育菓子に慣れてきたころにおすすめです。ただ家庭のレンジによっては、ワット数などが対応していないケースもあるので、購入前に確認してみてくださいね。
また湯船が必要なタイプは、本格的なお菓子作り気分を味わうことができます。湯船といっても、チョコレートをお湯を入れた器にパッケージごと入れるだけなので、簡単に作業できるはずですよ。
「難易度」から選ぶ
知育菓子によっては、大人がやっても苦労するような細かい作業が必要になるものもあります。手先がまだ上手に使えない小さな子どもには難しい作業もあるかもしれないので、作り方を確認しておくことをおすすめします。
子どもが達成感を得るためにも、最初から最後まで子ども自身の力でできるものを探してみてはいかがでしょう?
「味」から選ぶ
知育菓子には、ミニチュアのハンバーガーやお寿司など作れるものもあります。このとき注意したいのが、お菓子の味です。本物の料理に近い味付けになっていることもあれば、見た目とは違う甘い味付けになっていることもあります。
本物に近い味を期待して口にしていたのにまったく違う味だったら、子どもががっかりしてしまうかもしれません。見た目と違う味の知育菓子を選ぶ場合は、前もって子どもにも確認しておくといいですね。
「子どもの好み」で選ぶ
知育菓子にはさまざまな効果が期待できますが、子どもが楽しめることが一番重要です。そのため、子どもの好みも考慮したうえで選ぶことをおすすめします。
難易度などの都合上好きに選ばせることが難しければ、いくつか候補を絞ったうえで子どもに選ばせてもいいでしょう。
おすすめの知育菓子”4選”
ここからはおすすめの知育菓子をご紹介します。
ねるねるねるね
水を入れて練っていくと色や形が変わっていく知育菓子の定番といえば、やっぱり「ねるねるねるね」ですよね。ブドウやソーダなど味のバリエーションがあり、かわいらしいトッピングも入っているのが特徴です。
作業自体はとてもシンプルで簡単なので、初めての知育菓子にもぴったりですよ。
ポッピンクッキン たのしいけーきやさん
子どもが大好きなケーキ屋さんごっこが楽しめる知育菓子では、さまざまな形のケーキ作りを体験できます。出来上がりがとてもかわいく本格的なので、大人のほうが夢中になってしまうかもしれませんよ。
ポッピンクッキン ハンバーガー
見た目だけでなく、味もそっくりなハンバーガーセットが作れる知育菓子です。ミニハンバーガー2個にポテト、コーラと作りごたえもありますよ。レンジで加熱するときは、大人がやってあげましょう。
作ろう!きのこの山
こちらの知育菓子では、長年子どもから大人まで多くの人に愛されているきのこの山を自分で作ることができます。3種類のチョコや8種類の型を作って、オリジナルのきのこの山作りを楽しんではいかがでしょうか?
まとめ
知育菓子を作るときは、想像以上に集中力が必要になるもの。また手が込んだものは作るのに時間がかかってしまうので、時間に余裕があるときに遊ぶことをおすすめします。自分で苦労して作ったお菓子の格別な味わいに、子どもも喜んでくれることでしょう。
知育菓子は、通販サイトなどでセット販売もされています。いろいろな種類の知育菓子を楽しめるので、長期休みなどに購入してみてもいいですね。