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子どもが爪噛みをするのはなぜ?どうしたらやめられる?

oriori編集部
2021/06/22 02:06
保育園に通っていたAくん、暇さえあれば鼻をいじっているか、手の爪を噛んでいました。ついに足の爪まで噛み始め、お母さんとお話しした経験があります。この記事では、原因を探り、どうすれば止めさせることができるか、考えてみましょう。

子どもの爪噛みの原因は?

子どもの爪噛みは、専門的には「神経性習癖」(しんけいせいしゅうへき)と呼ばれています。満たされない心の葛藤(かっとう)が、慢性的につづいた時、子どもは、ものいじり、爪噛み、髪いじりをしたり、鉛筆やものをかんだり、おねしょ、頻尿、チック、偏食、拒食、多食など独特の症状を示すようになります。
もし、お子さんの爪噛みに悩んでいるママがいたら、教育評論家のはやし浩司先生のホームページに神経症診断シートがあるので、一度、自己診断してみてはいかがでしょうか。
子どもの行動には、ムダがない。すべての行動には、必ず、原因がある。その原因を考えることが重要
と、はやし先生は言います。
「満たされない心の葛藤」を子どもの心に引き起こすような神経質な育児姿勢(過保護・溺愛・過関心・過干渉など)、拒否的な育児姿勢(育児放棄・暴力・虐待・家庭不和・家庭崩壊など)、子ども自身の問題(神経質・集団恐怖症・対人恐怖症・過敏傾向など)が爪噛みの原因であったり、下の子が生まれたことによる、赤ちゃんがえりでも、同じような症状を示すこともあります。
こうした症状が見られたら、子どもの心の中を、静かにのぞいてみましょう。子どもが何らかの愛情表現をしてきたり、求めてきたときは、それに、こまめに、また丁寧に応じてあげましょう。神経性習癖は、黄信号と考えて、放置しないことが大切です。家では治すことが難しい場合には、迷わず医師に相談してみてください。

爪噛みの治し方

ストレスが原因の場合も、そうでない場合も、「叱らない」で対処するということを心がけましょう。スキンシップをしたり、衛生面からも爪噛みの怖さを教えましょう。また、物理的に絆創膏で爪を覆ってしまって爪噛みを防ぐ方法もあるようです。
子どもが爪を噛んでいること気付いたら、そばに近寄って、話をしながらそっと手を口から離しましょう。それを繰り返すことで改善することがあります。決して「止めなさい!」と手を払ったり、怒ったりしないでくださいね。
爪噛み防止の薬「マヴァラ バイターストップ」を塗るのも一案です。バイターストップという薬は、人体に影響のない、苦み成分が入った薬です。これを爪に塗っておくと、噛むととても苦いので爪噛み防止になるというものですが、先に述べた保育園の男の子には効果がありませんでした。

さいごに

いかがでしたか?子どもの爪噛みの癖は心理的な原因がほとんどなので、まずは何が爪噛みの原因なのかを探ってみてください。原因が分かれば、その原因を取り除く努力ができるからです。はやし先生の、「子どもの行動には、ムダがない。すべての行動には、必ず、原因がある。その原因を考えることが重要」という言葉に、どきっ!としたママも多いことでしょう。
どんな癖でも、治すのに時間がかかってしまいます。そうなる前に、スキンシップをとったり、グッズを使ったりしてみましょう。もし、家では治すことが難しい重症の爪噛みの場合には、迷わず医師に相談してみましょう。傷ができていれば傷を手当てしてもらえますし、精神的なストレスが原因だと判断されると関係機関を紹介してもらえます。「ほどよい育児」は中々難しいもの。一人で抱え込まないようにしましょう。
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    oriori編集部。現在総勢6名で企画・取材・原稿作成・記事編集を行っています。編集部員は、習い事検索メディアのプロデューサーや自身も子どもを持つフリーランスで活動していた編集者/ライターなど、子育て・知育・教育全般に詳しいメンバーが集まっています。
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