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こぐま会はどんな幼児教室?特徴や費用をはじめメリット・デメリットを徹底解説!

oriori編集部
2020/05/19 04:05
伸芽会、ジャック、理英会とともに、幼児教室選びの選択肢として見過ごせないのがこぐま会です。独自のKUNOメソッドと呼ばれる指導によって、さまざまな有名校の合格実績を獲得しています。今回は、こぐま会の特徴や費用をはじめ、メリット・デメリットなどをご説明します。

こぐま会とは?

こぐま会は東京恵比寿を拠点に小学校受験をサポートしている幼児教育グループです。
いわゆるお受験(小学校受験)向けの指導・教育をしていることで有名な教室で、教室が首都圏メインで展開されていることもあり、首都圏外に住んでいるママ・パパにとっては馴染みが薄いかもしれません。教室の授業では、子どもの発達レベルや年齢に合わせて、“楽しみながら”“考える”チカラを身につけていくことを目標としています。
幼児には以下のクラスが用意されています

2歳児対象:プリムローズ(会員)、季節講習会(夏季のみ)

プリムローズは、子どもが“幼稚園”という新しい環境に無理なく入って行けるようになるための準備クラスという位置づけ。子どもがパパ・ママと一時離れ、同年齢のお友だちと共に楽しく学習時間を過ごしていくことにより、だんだんと自立することができ、少しずつ社会性を育んでいくことを目指しています。また、2~3歳として相応しい“生活面の自立”に向けてのサポートも行っています。受付方法は電話のみで、その後子どもと保護者と一緒に入会のための面談を行います。

年少児対象:そらクラス(会員)、2年保育受験クラス、季節講習会(冬・春・夏)

「そらクラス(会員)」では、幼稚園生活に欠かせない、集団の中での自立を促します。まずは母子分離からはじめ、4月から始まる幼稚園生活に向けて、基本的な生活習慣を身につけていくことを目指します。お洋服や靴の着ること・脱ぐことのように「自分のことは自分で行う」が目標となっています。そして子どもたち同士の集団での遊びや活動を通して、集団の中のルールや決まり事を守ることを覚えながら、今後の知的活動の基盤となるさまざまな経験を積んでいきます。
「2年保育受験クラス」は、年少児対象の幼稚園受験対策クラスです。クラス授業は、こぐま会が長年培ってきた「幼稚園入試情報」をもとにしたカリキュラムで構成されていて、子どもたちそれぞれの発達段階を意識しながら、子どもたちが無理なく取り組めるようにしています。クラスの授業後には、その日の教室内の子どもの評価を付けて保護者に渡すことで、それぞれの家庭でクラスの復習ができるようにアドバイスしているようです。また、子どもの学習や受験先などに不安などがある場合には、個別相談にも対応しており、さらに「願書添削」や「面接練習」なども行っているようです。
「季節講習会」では季節ごとにテーマを変えています。
冬季講習会では、幼稚園生活を安心して迎えられるよう「就園準備」をテーマとして行います。運動や手先を使う課題を中心としたカリキュラム構成で、同年代のお友だちとの関わりながら、いろいろな経験を積み、子どもの知的好奇心を刺激していきます。少人数・短時間の授業なので、雰囲気に慣れやすく、子どもの自信もつきやすいクラスです。
春季講習会では、「集団生活と学びの基礎」をテーマにしています。生活面では、集団生活の楽しさを知り、基本的なルールやマナーを学ぶことを目標とします。学習面では、“クラス内に再現した生活場面”の中で集団活動を行いながら、「学びの基礎」を育んでいきます。また、運動・手先の巧緻性・リトミックの課題も活動に毎日取り入れることで、幼稚園受験対策にもなります。
夏季講習会は、事・物を使った6つの領域(未測量・位置表象・数・図形・言語・生活 他)の学習を行いながら、集団生活の中での協調性や自主性、行儀を身につけていきます。運動や手先の巧緻性課題にも取り組み、3・4歳児にとって必要な技術を習得していきます。

年中児対象:ゆりクラス(会員)、小学校入試クラス、季節講習会

ゆりクラス(会員)では、本格的な受験準備をスタートします。ここで基礎を確実に身につけ、年長クラスにつなげていきます。授業では、6つの領域「未測量・位置表象・数・図形・言語・生活 他」を、生活に身近なことやもの(自然物、道具など)を使って学習していきます。ふだんの生活に近い雰囲気の中で、知っているもの、見たことのあるものに実際に触れながら学習することで、自然なかたちで思考力を育んでいきます。
小学校入試クラスでは、「手先の巧緻性」をテーマに行います。「季節の作品づくり」や「ごっこあそびの場面設定を通した生活習慣の練習」などを授業に取り入れ、ハサミ・色ぬり・ひも結び・箸などを、いかに楽しく練習できるかを考えたカリキュラムで授業を行っています。例えば、“つまむ・通す”という技能を「ビーズのネックレス」で育んだり、“折る・ぬる”という技能を「観覧車」という作品を作ることで育んだりします。
年中児対象の「季節講習会」では、季節ごとにテーマを変えています。
冬期講習会では、集団での遊びを通して、6つの領域(未測量・位置表象・数・図形・言語・生活 他)のもとになる学習を行うとともに、手先の巧緻性・運動技術の向上を目指します。
春季講習会では、「試行錯誤と考える習慣」をテーマとして授業を進め、夏期講習会では、学力の基礎を固め、行動観察対策を行い、手先の巧緻性を高めます。その後の9月から始まる「入試に直結する受験指導カリキュラムに沿った授業」につなげるための下地作りをこの時期に行います。

年長児対象:ばらクラス(会員)、小学校入試クラス、季節講習会

年長児対象の「ばらクラス(会員)」では、全ての小学校入試に共通する必須課題を学習していきます。ここではこぐま会独自のメソッドである「セブンステップスカリキュラム」に沿って授業を行います。セブンステップスカリキュラムとは、全42週の学習カリキュラムで、小学校受験はもちろんのこと、教科学習の土台を形成するための思考力を育成することを目的としています。6つの領域「未測量・位置表象・数・図形・言語・生活 他」を、基礎から応用へ、具体的なものから抽象的なものへと、無理なく学習できるように、また一度学習した内容も、先に進みながらかたちを変えて繰り返し反復練習できるように、7段階に系統化して構成されています。
また、この時期には、学校別対策クラスも行われ、志望校合格に特化した学校別指導を行っています。ばらクラスで身につけた学力を、各学校の入試傾向やレベルに合わせてさらに高め、強化していくことを目的とし、学力だけでなく、合否を分ける重要な項目(行動観察、手先の巧緻性、絵画・製作)についても、専門のクラスで指導しています。
そして、会員必修の理解度確認テスト、実力点検の総合テスト、入試傾向をふまえた学校別テスト、1対1で細かなチェックを行う個別テストを行っており、子どもの学力を分析するとともに、今後の対策についてもアドバイスしています。
小学校受験には必要不可欠な「家庭学習」。そこへのフォローも、「お母さまゼミ」「土曜ゼミ」などを行うことで、必要な教具・教材の使い方などを示しながら、家庭での正しい指導方法を説明していきます。さらに、「願書添削」や「面接対策講座」なども行われており、小学校受験へ挑戦する家庭へのフォローもバッチリです。
小学校入試クラスでは、ばらクラスの授業をベースとして、志望校に特化した指導を行っていたり、「行動観察対策クラス」や「手先の巧緻性クラス」、「絵画・製作クラス」などが行われたりします。
季節講習会では、冬・春・夏を通して、基礎力の装着~各科目の入試レベルまでの引き上げを行っています。

こぐま会オリジナル教材の販売

幼児教室の展開に加えて、全国の書店でこぐま会のオリジナル教材を販売するなどして家庭学習のサポートを行っており、教室だけにとどまらず幼児教育を展開しています。オリジナル教材は、オンラインでも販売されており、有名なシリーズとしては「ひとりでとっくん」や小学校毎にある「小学校入試対策教材」。「ひとりでとっくん」シリーズは、問題集と保護者向けの指導書がセットになったものもあるため、小学校受験を考えていて、こぐま会の教室に通うのが困難な場合には、こぐま会のオリジナル教材を使って家庭で学べるのは良いですね。

こぐま会の特徴・費用

2019年度は、青山学院初等部や慶應義塾横浜初等部、学習院幼稚園などさまざまな有名校の合格実績を獲得しています。幼児クラスは先ほど説明した通り4種類です。
ばらクラスは年中~年長、ゆりクラスは年少~年中、そらクラスは2・3歳~年少、プリムローズは1・2歳~2・3歳を対象としています。10月から12月に実施される小学校の入学試験にあわせて、いずれの年齢においても11月から翌年の10月までを1タームとして授業を行っています。恵比寿本校・大森校・吉祥寺校・横浜たまプラーザ校のそれぞれが体験授業を受け付けているので、入塾を検討しやすい環境です。費用については、口コミサイト等を見ると、年中クラスで「入学金:80,000円」「月額授業料:49,000円(90分×4回)」と記載されておりますが、正式な価格は公式HPで公開されておらず、クラス決定とともに入会金と月謝が通知される仕組みになっています。詳細は各校舎にお問い合わせください。

こぐま会のメリット

こぐま会ではKUNOメソッドと呼ばれる独自の指導法を実践しています。40年以上にわたって構築されたメソッドは、子どもの発達段階にあわせたオリジナルのカリキュラムを採用し、幼児期に習得すべき内容が系統化されているのが特徴的です。その点で、子どもに学習面で負荷をかけたくない保護者の方におすすめできます。また、韓国や中国、ベトナムなどアジアの諸外国でもKUNOメソッドが広がりつつあることから、定評のある指導法を探しているケースにもピッタリです。また、こぐま会では家庭と一緒に指導する方針を取っている点も特筆すべきポイントです。保護者がやみくもに子どもを指導することがないように、授業後に保護者の方にも授業内容を共有しています。たとえば、子どもが間違えやすい点や、復習する際のポイント、過去の入試の実例などについてです。実際にこぐま会でアドバイスを受けた通り、親子で楽しみながら学習することを優先したところ、子どもが机に向かうようになったとの声もあります。

こぐま会のデメリット

こぐま会は東京と神奈川を中心に展開している幼児教室であるため、住まいによっては通塾が難しいケースがあります。また、東京都と神奈川をあわせて教室数が4つしかないので、子どもと教室の相性が悪かった場合には変わりの教室を探すことも難しいといえるでしょう。
また、こぐま会では発達段階にあわせた教科前基礎教育を提唱しています。早期教育とは異なる考え方であるので、子どもによっては学習ペースが遅くなってしまうこともあるかもしれません。その点で、ほかの子どもよりも早く学習を進めていきたいと考える保護者の方には指導方針があわないといえます。保護者と指導方針を共有するスタイルを取っているので、ご家庭で譲れない教育方針がある場合も、ストレスになる恐れがあることは否めません。
そして、費用が公式HPで公表されていないことから、入塾後の負担がイメージしづらい点もデメリットといえます。気軽に費用を知って、ほかの幼児教室と比較したい保護者の方には面倒だといわざるを得ません。

まとめ

こぐま会の特徴をはじめメリットとデメリットなどをご説明しました。こぐま会のKUNOメソッドは世界的にも知られる教育手法で、発達段階にあわせた指導に定評があります。子どもに負担を強いない学習方法として魅力を感じた方もいることでしょう。本記事でこぐま会に興味を持った方は、ぜひ体験授業を申し込んでみることをおすすめします。
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