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小学校受験では「家庭でのしつけ」を大切に

P.K(元小学校受験塾講師)
2020/05/02 23:05
小学校入試説明会でも必ずアナウンスされる内容の一つが「家庭でのしつけを充実させること」の重要性です。ペーパーなどは必要とせず、小さいころからできるため、小学校受験に向き合う親にとっては最初に必要とされることです。「お受験向けのしつけ」と考えてしまいがちですが、実は違います。人として最低限の常識を守るしつけや、人に迷惑をかけないというしつけこそが、求められている家庭での教育なのです。年齢相応の常識を教えることも親としての努めです。

小学校受験では「親が見られる?」

小学校受験さえなければ、正直なところ、まだまだ幼い子供に、そこまでのしつけは必要ないのでは??と普通に考える親が多いのも事実です。それでも、小学校受験においての過去のデータを眺めていると、やはり「生活をしていくうえでの常識」を持つことが少なからず求められています。行動観察や集団観察などを考えても、しっかりとした常識を持ち合わせていることが求められます。これは、由緒正しい名門小学校と呼ばれる学校ほど、厳しく評価されるようです。
そして面接などを実施する小学校の場合には、親を真剣に観察します。実際に面接時の質問などを分析してみると、ほとんどの小学校が、学校独自の教育方針と各家庭の教育方針がどの程度、合致しているかどうか?を確かめているということがわかりました。そして、もう一つの学校側の考査ポイントとしては、年齢相応のしつけが行き届いているかどうか?という点です。

親のしつけの度合いが試される瞬間

小学校受験の場合には、ペーパーテスト以外の内容のほとんどが、“子供を通して”親のしつけを見られているということが言えます。子供のしつけほど、場当たり的なことでは対応しきれないものです。生まれた頃から小学校受験の年齢になるまでの間に、どこまで親がしつけをしてあげられるか?によるわけです。最初の頃は、子供に向き合い、いろんなことを言葉だけではなく手取り足取り様々なことを教え込まないと、そこには積極的な成長は期待できないと言われます。
ルールも何もわからない状態で成長をすることほど、小学校受験時に痛手になることはありません。小学校受験のあらゆる場面で「態度」の悪い子供への評価は下がってしまうものです。これは、親の教育のせい!と言われがちです。この意味は、適切な善悪を教える教育やその場所で集中をすることの意味を教えていないために、子供が悪意なく、勝手な判断をして行動を取っているという姿・状態です。
これは受験対策を行う上で、かなり足を引っ張ることになってしまいます。何歳であっても後にも先にも、その日の受験は一度限りなのです。

食事のマナーから片付けの習慣まで親に習う

小学校受験に食事のマナーなどは見られないから、端折っても大丈夫なんて思っていませんか?家庭でのしつけとは、お受験の有無にかかわらず人として当たり前のことを当たり前に学ぶ機会です。例えば、肘をついて食事をすることは、背筋を伸ばして椅子に座れないというのは、お行儀の悪さが際立ってしまうのです。幼い頃に直しておかないと、大人になるにつれて困る場面は増えるだけです。
普段のちょっとした所作は、小学校受験での面接時や口頭試問などの場面で垣間見えるものです。集団行動でも整理整頓や後片付けという当たり前の常識がどの程度守られているかが問われます。
すべてのことは親が生き映していくことだと心得てください。一言で言えば、お行儀の良い子供は利発で聡明という印象を相手に与えます。そして期待を裏切らない子供らしさで、面接などに堂々と臨めることが何よりも望ましいことなのです。小学校受験では挨拶、お行儀、礼儀を最低限わきまえて節度のある態度が高く評価されることを忘れないでください。
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