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【コラム】小学校受験に必要な集中力について

P.K(元小学校受験塾講師)
2020/05/02 23:05
小学校受験で真っ先に身に付けたいことは集中力です。いきなりお受験教材を集中してこなすなどという高いハードルを決めなくても良いのです。どんなことでも遊びの一部であっても、一定時間はそれだけのことを考えて夢中で過ごせることは集中力を発揮しているということです。脳の力というのは、天才かどうか?という視点ではありません。自分でどこまで「もの・事」を考えられるか?ということが重要なポイントなのです。

どんなことにでも集中をする力

例えば普段の家庭生活の中でもパズルや塗り絵などに一気に取り組むという勢いと集中力がある子どもは、どんな場面でも物事に集中をするという力を持っている可能性が高いです。同時に脳の力が備わっている利発な子であることも言えます。養っておけば、何かにつけて集中力があることで、自分で考える力が育まれます。それを中断することは何事に対しても最後まで完成させられないということにつながります。
「執着心」を育てることは、とにかく集中力を呼び覚ます力になります。そうすることで真剣に何事に対しても何とか頑張ってみようという気持ちを持てるようになります。つまり何事にも頑張れる脳を育むのです。小学校受験の教材に対して興味を持てる子どもの脳はとても柔軟にできているわけです。

集中力から発展する一生懸命さ

「一生懸命」取り組むことの意味を子どもが学ぶとさらに、お受験を通して様々な能力が開花し始めていると考えられるのです。この時に親としては子どもに対しては否定的な言葉を述べないことを徹底してください。塾に通っていると、様々な親子の会話が聞こえてくるものです。何らかの理由で講師に叱責された後に、叱られ続ける子どももいます。親とすれば無理のない焦りや慟哭を覚えてそのままの感情を子どもに向けてしまいがちです。
それでも、集中力や一生懸命さを学びつつある子どもに対して否定語を連発することは避けてください。親が普段から使っている言葉にはかなり敏感に、お子さんは反応してしまうわけです。どうか、学び始めている集中力はさらに伸ばせるような環境と配慮をしてあげてください。
子どもの考えることに対して可能な限り共感をして、もっとよりよく知るためにはどうすれば良いのか?を親子で考えながら過ごすことはとても有意義です。小学校受験の領域の中には、じっくりと考えて脳の力をフルに活用しなければイメージ出来ないような図形もあるのです。実物を見ながら全神経を傾けて
一緒に観察をしてみれば良いのです。その時は親も一緒に集中して考えてみてください。
親が集中をして何かに取り組む姿というのは、子どもにとっては刺激になることばかりです。小学校受験に臨むために様々なものを学んで、頑張って自分で考えられる脳にとって、否定的な言葉は毒になります。健全な脳波絶対に育ちません。それよりも、親としては子どもの興味や好奇心を奮い立たせるような
気の利いた言葉を常にかけて、お子さんのやる気を、自然に引き出せるほうがお受験には絶対に有利です。

自分で考える脳を作るために

常に親が積極的な行動を取っているときには、それを真似ようとするのが子どもです。お子さんもその姿を見て育ちます。小学校受験の模擬テストでの失敗も素直に認められる潔さも、本来は親が身を持って示すべきなのです。
大人が何かに失敗をして、そこからリベンジをしている姿を見せることにも意味があります。大人も失敗をするものだ、とお子さんは素直に受け止めます。お子さんが失敗をしたときにもそれまでの頑張りを素直に褒めて次も頑張ろうという気持ちに寄り添いましょう。自分で次にどうすれば良いのか?を考える脳を作るためには親の言葉かけが大きなキーポイントになるのです。
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