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【小1の壁】小1プロブレムの原因、家庭でできる対策とは?

oriori編集部
2020/09/25 23:09
小1プロブレムって聞いたことがありますか? 小1ギャップとも言われ、集団行動が上手くとれなかったり、授業中立ち歩いたり、黙って授業が受けられなかったり、学校に馴染めず登校を渋ったり、小学校1年生になったばかりの子どもと家族が抱える問題です。この記事では、こういった問題行動が起きる原因・理由を考え、家庭でも行える対処法をお伝えします。

小1プロブレムって?

小学校に入学したばかりの子どもが学校生活に馴染めない状態が数か月間続くことを小1プロブレムと呼びます。東京学芸大学が(平成20年3月)、1156市町村教育委員会を調査したところ、40%の地域でこのような状況が問題化していることがわかりました。主要因は家庭のしつけや児童の自己抑制に関するものとしています。
原因に関して、いろいろな説がありますが、よく言われる家庭内のしつけや教育力の低下だけが要因ではないかもしれません。
小学校に入学すると、保育園や幼稚園での「遊び」が中心だった生活から、一気に「学び」が中心の一斉授業の生活に変わります。言い換えれば、欧米式の教育から日本独特の時間割に沿ったカリキュラムで何種類かの教科を勉強し、「習得した/習得できなかった」という基準で評価されます。
そういった日本特有の教育システムにも今後の課題があるのではないかと、カナダなどの教育システムを参観した経験から筆者は思っています。カナダなどでは、生徒個人またはグループに分かれて課題に取り組むスタイルで小学校から高校までの授業が行われています。
小学校に入学したばかりの子どもが、生活環境の変化に順応できなかったり、集団活動が苦手だったり、繊細な性格が影響したり、地域社会のつながりの希薄化などと、小1プロブレムの原因はさまざまです。

就学前に準備しておきたいこと

やはりどこで何があるかわからないということもあり、是非とも地域内に住む、同年齢の子どもを持つ親とのつながりを作っておきましょう。そうすると子どもが自立してお出かけをする下地ができたことになりますし、自分たちには見えない様々なことが情報として入ってくるようになります。
そしてそのあとは、子どもが一人で近くにお使いに行ったり、祖父母の所にお泊りするなど、親から離れる体験を徐々に積んでおきましょう。そうすることで徐々に慣れていくことが期待できます。

小1プロブレムになった時の対処法

小学校に入学したばかりの頃は、どんな子どもでも不安を抱えています。学校から帰ってきたら、一日の出来事について、やさしく聞いてあげましょう。もし、学校に行きたがらなかったりした場合、決して叱らないでくださいね。
小学1年生ではまだ自分の感情を言葉で表現しきれません。そのため、子どもの抱えているストレスや不安は見逃されがちですが、ここで叱責してしまうと、状態が悪化したりする可能性もあるので、学校の先生や専門家に相談してみましょう。そして子どもとの接し方を考えていきましょう。「自分の育て方が悪かったのでは?」などと、親が落ち込む必要はありません。子どもの成長の一プロセスだと、おおらかに構えることも大切ではないでしょうか?

まとめ

いかがでしたか? 小学校入学したばかりの頃に起きる小1プロブレムの原因と対処法についてお伝えしました。この小1プロブレムは社会問題として文部科学省も重要視しています。自治体単位でも、幼稚園・保育園と小学校が協働した「幼保小連携プログラム」が進んでいて、保育園や幼稚園で、小学校を意識した「アプローチカリキュラム」などで、机と椅子に無理なく長い時間座れる経験などをさせています。
一方、小学校でも「スタートプログラム」を用意して、授業時間を短縮したり、授業を分けて行ったり、学級の人数を減らして教師の目配りが行き届きやすくする配慮や、地方自治体によっては補助教員を配置しているところもあります。
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