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小学校受験で躓いた時の対処法は?スランプ時に注意するべき3つのポイント

P.K(元小学校受験塾講師)
2020/04/13 05:04
小学校受験の準備期間にはいろんなことが起きてしまいます。その中でも一番の困りごとは躓きです。その理由や背景はそれぞれですが、5歳児の心の中もとても複雑な風が吹いているのです。まずは子供の気持ちをよく考えて、何とか立て直せる方法を考える方が良い方法なのです。

親が原因かも?まずは振る舞いを見直してみましょう

同年代で塾に通う子どもの成績や伸び率を見て、ついつい自分の子どもを卑下したくなるのも人間の感情です。そういう気持ちをもって子どもを見てしまうとどうしてもネガティブな感情が生まれてしまいますよね?時には、「自分の子どもは本当に受験に向いていないのでは?」と考えてしまうこともあり、そう考えてしまうと、なかなか、躓きから立ち直れません。
ただし、そんな時には改めて考え直してください!子どもは大きな可能性を持っています。何も「受験に向いていない」のではないのです。そういう気持ちを持ってしまうだけで、子どもが自分の気持ちを閉じてしまい、お受験ファイトへ向かなくなってしまいます。
親は相当な熱量を持って子どもを叱咤激励しているつもりです。それでも親の言葉がすべて怒りに聞こえるのも小学校受験に疲れてしまった子どもの症状です。本当は親には受験以外のことで甘えたい。それなのに親は、子どもを「お勉強ができるかどうか?」というものさしでしか見なくなってしまっている可能性があります。それが続いてしまうと、子どもも「お勉強をがんばろう!」という気持ちがどんどんなくなり、親に甘えたいという気持ちと、遊びたいという思いの方が強くなってしまいます。

①親子で根気よく取り組みましょう!

私の経験から見ても、小学校受験の場合には、子どもが一つでも苦手意識を持つと、なかなかそれが払拭できません。たいていの場合には「複雑な図形問題」「空間知識」という小学校受験の領域の中でも、特に難しいとされている問題で躓きます。基本的にはその問題から逃げずに親子で根気よく取り組むほかありません。時には、実物を使って親と一緒に考えようという声がけをしてみるのはどうでしょうか?子どもは意外に素直についてきてくれるものです
また、自分自身の苦手分野の壁さえわかれば、立ち直ることができるバネを子どもはすでに持っています。なので、問題を克服することも大事ですが、その前に焦らずに親自身の心を落ち着けましょう。そして、子どもの落ち込んだ心のサポートをしてあげてください。時には、息抜きをしながら塾を休まない方向を導いてあげてください。

スランプになっても塾は休まない方が良い

週に1回の通塾は休まない方が良いでしょう。一度休んでしまうと、次のペースに戻すまでに膨大な時間がかかります。これはせっかく通って積み上げたものを放棄してしまうことになります。それはとても、もったいないことですので何とか継続の方向で考えてください。その時間を休んでしまうと、次に向き合おうことはなかなか困難になることを知っておいて下さい。
例えばちょっとしたことがきっかけになって、塾に通いたくなくなることもあります。些細な原因だとしても、自信を失うほどの気分だったはずです。そこは理解をしてあげてください。同じ小学校受験の領域の中でも、気分的に落ちている場合には、プリント学習から少し離れて制作などの他の分野のおさらいの方が子どもは受け入れやすいはずです。

塾に通うことに楽しみを見出す

例えばスランプになった場合は、塾の帰りに塾に通う時間を大事にしながら親子の会話も、しっかりと楽しんでください。そして何か美味しいジュースを飲んで帰るなど、ささやかな楽しみを見つけてあげると子どもはそのために頑張ろうとおもってくれるようになります。
まだまだ幼い年齢層です。自信がなくなるようなことを指摘されただけでも、落ち込んでしまうのです。そこを回避するために、お楽しみ方式に切り替えてでも小学校受験の準備を中断せずに最後まで取り組めるように配慮をしてあげてください。塾に通うことが楽しいと思えるのは、人に褒められたときです。
「すごいね!」と言われるだけで心がくすぐられるのが、子どもの特性です。躓きがない子どもの方が稀です。受験を辞めたいと言い出したときにも、親が遠回りをして優しく指南することで状況は変わります。

塾で疲れないようにするために

集団授業に疲れてしまう子どもはいます。場合によっては、個別指導に切り替えて、その子のペースで学習をすることも良いでしょう。子どもの自尊心は小学校受験の最中にも特に大切に扱うようにしてください。授業しかない塾の場合には、並行して個別授業が出来ないかどうか?を打診して塾側の指示を仰いでみてください。お受験本番は、集団の中で行われることが多いのですが、子どもの性格にあわせて、慣れるまではそれに沿うことも方法の一つです。
何らかの壁にぶち当たるとお子さんはすぐに折れてしまうのです。まだまだ5歳という年齢では無理のない話です。どの子どももそこまでの強いメンタルを持っていないものです。

②自宅でもしつこい復習を控える

子どもがスランプに陥っているのに家庭学習ではっぱをかけるのは、間違っています。それよりも、得意分野のプリントなどを何回も解いてもう一度、自信を取り戻すという方法は親にしかできないことです。子どものメンタルに寄り添ってください。
そもそも、自分の苦手分野がわかった時点で、それは成長なのです。初めての分野のどこが苦手、という明確な回答が出来る場合には、本来は苦手とは呼ばずに「嫌い」な場所として、捉えればすぐに立ち直れます。そのためにしつこく、復習をするのを一時的に避けてあげてください。

③家庭学習では褒めて伸ばす

塾の集団授業というのは、なかなかの緊張感のあるものです。親は講師から授業の後に説明を聞いてそれを自宅で復習というパターンを繰り返すことで、知識の定着につなげていくのです。不得意分野についてはあまりにも排除せずに、徐々に取り組んで一度でも〇をもらえると必ず、もう一度頑張ってみようと思えるものです。 子どものモチベーションを守れるのは親だけです。
絶対に家では達成度に対しては褒めるだけに留めておいてください。家でも同じように叱られると苦手意識も、スランプも絶対に乗り越えられなくなるからです。子どもの年齢を考えて行動をお越し声がけにも気を配すようにしてください。それを繰り返している間に子どもは、親が一緒に頑張ってくれるのならば頑張ってみようかな?と思えるようになります。そして「できた!」という感覚を取り戻してもらうことが大切です。
塾での授業がまた楽しくなるためには、不得意分野を失くす必要があります。すべてはそこから始まっていると考えください。それほど長い距離ではないものの、幼児にとって小学校受験はマラソンのようなものです。だからこそ、時折疲れてしまうのです。苦手分野を取り組むときにも、褒める姿勢を忘れずに子どもと向き合っていきましょう。

さいごに

子どもの頭はとても柔軟にできています。一度でも不得意と感じていた部分に、理解が到達すればすぐにもう一度同じような問題を解いてみようと思うのです。そこから逃げていても何の進歩もないことを、教えてあげましょう。そして自信をもう一度取り戻したときには、自尊心を再び持てるように、心を包んであげてください。
最初の目標に向かって、ここからは親も一緒に伴走をするから頑張ってね、という言葉を親が書けることで、子どもの心は安定します。小学校受験はメンタルとの闘いです。強い精神力がどうしても必要になります。子ども一人では乗り切れない部分も多いのでそこは、手を差し伸べて子どもが自力で走り抜けるように頑張って後押ししてあげましょう。
小学校受験の場合には、受験校によっては非常に幅広い領域の、おさらいをしなくてはなりません。もしもスランプに陥ったときには。まず苦手と嘆いている領域を最低1週間程度は止めてみれば良いのです。また、時間が経てば、その苦手な領域も楽しんで取り組めるようになると信じてください。
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