知育・幼児教育情報ならoriori

子育てと自然|欧米で注目、発達障害との関連

oriori編集部
2019/12/04 02:12
筆者の周りにも、手が付けられないほどわがままな幼児がいます。日本ではこの20年で発達障害が7倍に増加したといわれます。自閉症やADHD(注意欠陥・多動性障害)など、様々な発達障害に悩んでいる子どもは、3歳児ぐらいから症状があらわれます。この記事では、どのような環境で子どもを育てると良いのかを考えてみましょう。

発達障害って?

文部科学省の調査によれば、全国の公立小中学校では、発達障害児の数が9万人を越え、驚くことにこの20年で7倍以上に増加していると言います。以下は、文部科学省のホームページに掲載された発達障害の定義です。引用してみます。

自閉症の定義

自閉症は、3歳位までに現れ、①他人との社会的関係の形成の困難さ、②言葉の発達の遅れ、③興味や関心が狭く特定のものにこだわることを特徴とする行動の障害であり、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。

注意欠陥・多動性障害 ADHD

ADHDとは、年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、及び/又は、衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである。また、7歳以前に現れ、その状態が継続し、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。

なぜ発達障害は増加しているの?

確かに、ある程度は遺伝的な要因もあるでしょうが、同時に、「環境要因」によって症状を軽減することもできます。また、逆に、その「環境要因」が原因で大人になってから徐々に自閉症やADHDのような症状が出てくるケースもあります。自然欠乏症の記事でもお伝えしましたが、幼いときから、自然の中で遊ぶ経験を積み重ねないと、五感が十分に発達せず、健全な発達が期待できないおそれがあるということです。
参考:「自然欠乏症候群が子どもをむしばむ」ナチュラルジオグラフィック

自然は子どもの感性を研く

子どもって、外の世界は初めて見るもの、聞くもの、触れるものにあふれています。樹々を眺め、小鳥の鳴き声を聴き、草を手でつかみ、匂い、咬んでみたり、草むらに寝転んでみたり、五感をフルに働かせて遊びます。
まずお母さん、お父さん、以下のような様子が子どもに見られたら、気づいてくださいね。
・集中力がない。ひとつのことに集中できない。
・落ち着きがなく、じっとしていられない。
・忍耐力がなく、かんしゃくを起こす。
・他人に対する気遣いができず、友達とうまく遊べない。
・平衡感覚が乏しく、よく転ぶ。
・視野が狭く、すぐ横で起きていることや、横から迫ってくるものに気づかない。
以上は、発達障害の一種である「ADHD」の症状です。子どもの「ADHD」と「自然」との関連性については、近年、研究が進んでいます。子どもたちは日々成長し、待ってはくれません。親が気づくことが、まず大切です。

さいごに

筆者の周りに、自分の3歳の子どもにすぐ「ごめんね」をいうお母さんがいます。お母さんは仕事を持っていて毎日忙しく、保育園に迎えに行って帰宅してからもバタバタ過ごす時間が待っています。お母さんの話では、「ごめんね」をいうと子どもが落ち着くからという理由からだそうです。その子が今、大変なわがまま、カンシャク持ちになって、保育園でも困っているようです。保育園からは、一度受診してみることを勧められたということです。
帰宅後の子どもの過ごし方を聞いてみると、夜11時ごろまでPCで動画を観ているそうです。子育ての環境、親の自覚など多くの問題が原因になって、その子の今があるのではないかでしょうか。
    コメント
    コメントまだありません
    oriori
    orioriの最新情報を受け取ろう!
    SNSをフォローしてね!
    oriori
    twitterシェアfacebookシェアlineシェア