おすすめの幼児向け辞典3選!メリットと選び方もご紹介
幼児向け辞典のメリット
幼児向けの辞典には、下記のようなメリットが期待できます。
知的好奇心を刺激する
好奇心が旺盛な子どもは、さまざまな物事に興味を示すもの。そんなとき、辞典を使って自分で物事を調べる経験を積み重ねることで、子どもは「もっと知りたい」という気持ちを育んでいけることでしょう。
語彙力を伸ばす
幼児向け辞典には、一つの言葉を調べたときに関連情報もいっしょにチェックできる構成になっているものが多いです。「反対の意味の言葉は何だろう?」「この言葉はどうやって使うのだろう?」と辞典を読みこんでいく中で、語彙力の向上が期待できるでしょう。
親子のコミュニケーション
小さな子どもにとって、一人で辞典を使って言葉の意味を調べるのは難しいため、ママやパパのサポートが必要になりますよね。親子でいっしょに物事を調べることは、親子の良いコミュニケーションになるはずです。
そうして楽しみながら学んだことは、子どもの記憶に定着しやすいともいわれています。
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幼児向け辞典の選び方
幼児向けの辞典はさまざまなものが販売されているため、どれを選ぼうか悩んでしまいますよね。下記のようなポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか?
ポイント1:調べやすさ
初めて辞典を使う子どもでも使いやすいよう、幼児向けの辞典選びでは使いやすさを重視してはいかがでしょうか?五十音順になっているものや、関連ワードを調べやすいものなどがおすすめですよ。
ポイント2:デザイン
いくら辞典を用意しても、子どもが興味を持ってくれなくては意味がないですよね。子どもが手に取ってみたくなるよう、子どもの好きそうなデザインのものを探してみてはいかがでしょうか?
ポイント3:サイズ
辞典の大きさや重さも、忘れずにチェックしておきたいポイントです。子どもの小さな手でも扱いやすいサイズのものを選んであげると、調べたい言葉があるときに活用しやすいでしょう。
ポイント4:収録語数
幼児向けの辞典の収録語数は、辞典によって差が大きいもの。子どもの年齢を踏まえ、適切なものを選ぶといいでしょう。
おすすめの幼児向け辞典3選
ここからは、おすすめの幼児向け辞典をご紹介します。
【三省堂】こどもことば絵じてん
絵本のように楽しめるこちらの絵じてんは、イラストだけでなく簡単な言葉での説明も添えられています。子どもに言葉の意味を訊かれたものの、どのように説明すればいいのかわからないときにも、ママやパパの手助けとなってくれるでしょう。
また「おかし」などの言葉は、関連のある言葉をグループとしてまとめ、図鑑のように紹介されています。敬語の基礎を学べるページも設けられており、子どもの言葉の発達に大いに役立ってくれる辞典ですよ。
定価:税別3900円
対象年齢:2~6歳
収録語数:約2900語
【小学館】ドラえもん はじめての国語辞典
写真やイラストが多数掲載されている国語辞典は、初めて辞典を使う子どもにとってうれしい工夫が満載です。収録語数が豊富なので、昔話に出てくるちょっと難しい言葉や、テレビで見かけた気になるワードなど、調べたい言葉がきっとみつかりますよ。
また早口言葉やなぞなぞなどの「ことばあそび」も多く取り入れられており、言葉の持つ楽しさ・おもしろさを学べることでしょう。
定価:税別1900円
対象年齢:園児~小学校低学年
収録語数:約1万8000語
【学研】ことば えじてん
可愛らしいイラストが目を引く学研の絵辞典では、3歳~7歳頃に学びたい言葉が収録されているといいます。ひらがな・かたかなが一覧となっているポスターも付いているので、子どもの文字の勉強にもぴったりです。
小学校1年生で習う漢字と、幼児にとって身近な英単語も収録されており、先取学習のサポートもしてくれますよ。
定価:税込3740円
対象年齢:3~5歳
収録語数:約3300語
さいごに
幼児向けの辞典はさまざまなものがあり、それぞれ子どもにとって使いやすい工夫がたっぷりと施されています。自分の子どもにとって使いやすそうな辞典を選ぶため、インターネットなどでの試し読みをチェックしてみてもいいでしょう。
具体的にどのような形で言葉が紹介されているのかなど、辞典の内容や雰囲気を知ることができますよ。