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水遊びの4つのメリットとは?水遊びのポイントと注意点

oriori編集部
2021/07/24 08:07
暑い時期など、水遊びを楽しむ家庭も多いのではないでしょうか?子どもたちの大好きな水遊びには、さまざまなメリットが期待できます。今回はそんな水遊びのメリットとあわせて、水遊びのポイントや注意点、準備したいアイテムをご紹介します。

水遊びのメリット

水遊びをすることは、子どもの発達にさまざまな良い影響を与えてくれるといわれています。では、具体的にどんなメリットが期待できるのでしょうか?

五感を刺激する

水しぶきの音や水の冷たさ、太陽の光を浴びてキラキラと光る水面。子どもの五感を刺激してくれる水遊びは、感覚遊びとして優秀だといわれています。自由自在に形を変える水で工夫して遊ぶことは、子どもの創造力も伸ばしてくれそうですね。

バランス感覚を養う

水には浮力があり、水中で動くには上手にバランスをとらなくてはならないため、水遊びを通してバランス感覚を培っていくことができるはずです。

体力を付ける

水は空気よりも密度が高いため、同じ動きでも水中のほうが陸上に比べて多くのエネルギーが必要になります。そのため、水遊びをすることで体力を付けることができるかもしれませんよ。

コミュニケーション能力を培う

水遊びは、子ども一人ではできないもの。子どもに付き添うママやパパ、いっしょに遊ぶお友だちやきょうだいとの会話やコミュニケーションなどを通して、社会性を育んでいけることでしょう。

水遊びのアイテム

水遊びをするときは、どのようなアイテムが必要になるのでしょう?

水着

プールや海などで遊ぶときは、水着を用意したいですね。直射日光が当たる場所で遊ぶ場合は、日焼け対策にラッシュガードなどを着せてもいいでしょう。

帽子

水遊び中、子どもを紫外線や熱中症から守るため、帽子をかぶらせてあげてくださいね。後頭部や首筋もカバーできる、フラップ付きの帽子がおすすめですよ。

アームリング

プールや海などで水遊びをするなら、アームリングがあると安心です。アームリングとは腕に付ける浮き輪のことで、一般的なドーナツ型の浮き輪と比べ、小さな子どもも溺れにくいといいます。

ドーナツ型の浮き輪の場合、浮き輪にしっかりとつかまっていないと、浮き輪から抜けて溺れてしまう危険があります。またアームリングの場合、何かにぶつかってもバランスを崩しにくい点も利点といえるでしょう。

水遊び用おむつ

おむつがまだとれていない場合、水遊び用のおむつも忘れずに準備しましょう。普通のおむつは水を吸うと膨らみますが、水遊び用おむつには吸水体が入っていないため、水を吸っても膨らまないのが特徴です。

おしっこは通しますが、うんちはしっかりとブロックしてくれるでしょう。自宅のプールなどでは使わなくてもいいかもしれませんが、公共の場所では周囲の迷惑にならないように着用させてくださいね。

施設によっては、おむつがとれていない子どもには水遊び用おむつの着用を義務付けているところもあります。またおむつがとれていない子どもは利用自体できないところも。前もって確認しておくといいですね。

タオル・着替え

公園のじゃぶじゃぶ池やプール、海などで遊ぶときは、タオルや着替えを用意しておきましょう。身体を拭いたり着替えたりしているときに、タオルや衣類を子どもが引っ張るなどして濡らしたり汚したりする可能性もあるので、予備を用意しておくと安心です。

ビニールプール

自宅で水遊びをするなら、ビニールプールがあるといいですね。子どもが小さいうちは、ベビーバスなどを使ってもいいでしょう。子どもの成長に合ったサイズのプールを用意してあげてくださいね。

日焼け止め・虫除けスプレー

紫外線や虫刺されを防ぐため、日焼け止めや虫除けスプレーも用意しておきましょう。子どもの肌は大人よりもデリケートなため、どちらも大人用ではなく子ども用を選ぶことをおすすめします。

生後6ヶ月以上の乳幼児に使う虫除けスプレーは、ディート12%以下のものを選びましょう。最近はディート不使用の虫除けスプレーも販売されているので、それらを活用してもいいですね。

子どもの水遊びのポイント

子どもに水遊びをさせるときのポイントには、どのようなものがあるのでしょう?

まずは水に慣れることからスタートする

初めての水遊びは、まず水に慣れることを目標にスタートしましょう。水に親しむ前にいきなり顔に水をかけるなどすると、子どもは水に恐怖心を抱いてしまうことも。

手で水をすくってみたり、おもちゃのじょうろで水を流してみたりと、子どもが楽しめる遊びをこころがけるのがおすすめです。

大人がいっしょに水遊びを楽しむ

子どもに水遊びをさせるときは、見守るのではなく、大人もいっしょに遊んでみてはいかがでしょう?ママやパパとスキンシップをとりながら水に触れる体験は、親子の良いコミュニケーションになるだけでなく、子どもに安心感を与えてくれることでしょう。

さまざまな遊びに挑戦する

水遊びというと、プールや海などのイメージが強いですが、水鉄砲や水風船で遊んだり、水の中に葉っぱなどを浮かべたりと、幅広い遊びを楽しめますよ。ホースで虹を作ってみせたり、ペットボトルなどを使って親子で水遊び用のおもちゃを手作りしたりしてもいいでしょう。

遊んだ後は休憩する

遊んでいるときは気づきにくいですが、水遊びは短時間でも大きく体力を消耗するものです。遊んだあとは、ゆったりと休憩する時間を作ってあげましょう。お昼寝をさせるなら、夜に支障が出ないよう、水遊びの時間を調節するといいですね。

子どもの水遊びの注意点

子どもに水遊びをさせるときは、下記のような点に注意してくださいね。

子どものペースを大切にする

せっかくビニールプールなどを用意しても、水を怖がってなかなか近づけない子どもも珍しくありません。しかし早く水に慣れさせようと、いきなり顔に水をかけたり、子どもをプールの中に入れたりするのはNGです。

大人は子どもを楽しませようとしているつもりでも、子どもにとっては恐怖でしかない場合も。子どもによって水に慣れるまでの時間は異なるので、周囲と比較せず、その子自身のペースを大切にしてあげましょう。

また手などで水に触れている最中、水がはねて顔にかかることもありますよね。そんなときに「お顔に飛んできたね」「冷たくて気持ちが良いね」などと前向きな声かけをして、笑いかけてあげると、水への抵抗感を減らすことができるのではないでしょうか?

目を離さない

水遊びの最中は、子どもから目を離さないよう心がけましょう。「短時間なら大丈夫」「水が少ないから溺れないだろう」と思うかもしれませんが、子どもは水深5cm程度でも溺れてしまう可能性があるといいます。

子どもは身体に比べて頭が大きいため、バランスを崩して転びやすいもの。水場にうつ伏せで転んでしまうと、鼻と口が水に浸かってしまい、そのままもがくこともなく溺れることもあるそうです。

また水深が深い海やプールなどで遊ぶときは、安全のため浮き輪を使ったり、急に深いところに連れて行かないようにしたりと、安全に配慮するようにしましょう。

熱中症に注意する

水中は涼しいので、熱中症になりにくいように感じられるかもしれませんが、水中でも汗をかくためこまめな水分補給が必要です。遊びに熱中していると、つい水分補給を忘れてしまう子どもも多いので、大人が声をかけてあげるといいでしょう。

冷えに気を付ける

子どもに水遊びをさせるときは、冷えにも注意が必要です。長時間遊ばせるのは避け、0~1歳頃は15分程度、2~3歳頃は30分程度、4~5歳頃は1時間程度を目安に水遊びを切り上げるのが望ましいです。

また自宅のビニールプールで遊ばせるときは、水温に気を付けてくださいね。水を張った直後は水温が低いため、25~30度程度に温まるのを待ってから遊ばせるようにしましょう。すぐに遊ばせたいときは、お湯を加えて温度を調節してもいいですね。

水遊びが終わったら、シャワーやお風呂でしっかりと身体を温めることをおすすめします。

紫外線対策を忘れない

水遊び中は肌の露出が増えるため、紫外線対策をしっかりと行いたいものですね。子どもの肌は大人に比べてデリケートなため、日焼けが火傷になってしまうことも。帽子を被らせたり、シェードを使ったりと紫外線対策を心がけましょう。

また日焼け止めを塗るときは、赤ちゃん用や子ども用を選んでくださいね。大人用は刺激が強いため、子どもの肌には負担が大きいでしょう。

周囲の迷惑にならないようにする

例えば水鉄砲で遊んでいるとき、夢中になるあまり、いっしょに遊んでいるお友だちだけでなく、通行人などに水をかけてしまうこともあるかもしれません。子どもはひとつのことに熱中すると、ほかのことが見えなくなりやすいため、注意が必要です。

「水鉄砲を使うときは道路に向けないようにする」「ホースは大人が持つ」などとルールをあらかじめ決めておくといいかもしれませんね。また、ビニールプールの排水も近隣トラブルにつながる可能性があるので気を付けましょう。

一気に水を流して水がご近所の敷地に流れてしまったり、マンションやアパートなどの下の階にかかってしまったりすると、迷惑になってしまいます。少量ずつ排水するなど、ご近所に配慮して処理するといいですね。

さいごに

暑い季節にぴったりの水遊びは、子どもにとってさまざまなメリットが期待できます。しかしその反面、危険も伴います。子どもが安全に水遊びを楽しめる環境を整えてあげることが大切ですね。

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    ライター
    oriori編集部。現在総勢6名で企画・取材・原稿作成・記事編集を行っています。編集部員は、習い事検索メディアのプロデューサーや自身も子どもを持つフリーランスで活動していた編集者/ライターなど、子育て・知育・教育全般に詳しいメンバーが集まっています。
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