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音楽が子どもに与える効果とは?幼児期の音楽体験のコツ

oriori編集部
2020/06/21 02:06
音楽は子どもの教育に効果が期待できるといいますが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?今回は、音楽が子どもに与える効果や幼児期の音楽体験のコツをご紹介します。子どもといっしょに音楽を楽しみましょう!

子どもの発達と音楽の影響

子どもは音楽を聞くことで、どのような影響を受けるのでしょうか?

生後11週頃~

生まれたばかりの赤ちゃんは、人の口から発せられる声とスピーカーなどから流れる声の区別がつかないそうですが、生後11週頃から聞き分けられるようになるといわれています。赤ちゃんに音楽を聞かせたり、声かけをしたりすることでそうした区別が促されていくのではないでしょうか?

生後9ヶ月頃~

生後9ヶ月頃になると、音楽にあわせて声を出したり身体を動かしたりして楽しむ赤ちゃんもいます。たくさん音楽を聞かせることは、赤ちゃんの良い発声練習となってくれるでしょう。そうした発声練習の繰り返しが、赤ちゃんの言語能力の土台へとつながるはずです。

1歳頃~

1歳頃になると、自分で歌を作って「楽しい」「嬉しい」などの気持ちを表現する子どももいます。最初のうちはめちゃくちゃな音階の歌ばかりかもしれませんが、成長とともに聞かせてきた音楽の影響を受け、しっかりとした音階の歌を作れるようになるかもしれません。

音楽が子どもに与える効果

音楽を聴かせることは、こどもにさまざまな効果を与えてくれるといいます。

言語能力の向上

音楽は一つの楽器だけでなく、いろいろな楽器の演奏によって成り立っているものが多いです。そのため、小さなころから音楽を聞かせることで、微妙な音の違いを聞き分けられるようになるのだとか。
そうした音を聞き分ける力があると、英語などの発音の聞き分けもしやすくなるといいます。4~5歳の子どもを対象に行われた研究でも、音楽を聴きとる力と言語能力にはかかわりがあるという結果がでたそうです。
音楽にも言語にも「音」という共通点があるため、影響が大きいのではないでしょうか?

脳の発達を促す

ワシントン大学が生後9ヶ月の赤ちゃんを対象に行った研究によると、音楽に親しんでいる赤ちゃんのほうがそうでない赤ちゃんと比べ、情報操作や認知機能を司る脳の領域の活動が活発な傾向があるといいます。
音楽が脳の発達にも良い影響を与えてくれるというのは、嬉しいですね。また音楽は考える力や感性などを育む右脳にも良い刺激を与えてくれるでしょう。

運動能力を高める

赤ちゃんや子どもは、ダンスをしたり歌ったりと全身を使って音楽を楽しみます。音楽を聴きながら身体を動かすことは、神経回路の発達を促し、情報伝達能力の向上にもつながるといわれています。
そうした経験を積み重ねることで、子どもの運動能力が高まることも期待できるのだとか。

幼児期の音楽体験のコツ

小さな子どもに音楽体験をさせるとき、押さえておきたいポイントをご紹介します。

音楽に合わせて体を動かす

音楽はただ聴くだけよりも、身体を使って表現することをおすすめします。手拍子をしたり、ダンスを踊ったりすることでより音楽を楽しめるだけでなく、リズム感や運動能力の向上も期待できます。
子どもがまねしたくなるように、親が率先して身体を動かすことを楽しみましょう。また、子どもに触れるなどのコミュニケーションを取り入れてもいいですね。

家族で音楽を聞く

子どもに聞かせる音楽は、クラシックや童謡などの子ども向けの音楽だけにしたほうがいいと思っていませんか?そうした音楽ももちろん聴かせたいものですが、親の好みの音楽などさまざまなジャンルの音楽を取り入れることをおすすめします。
身近な人が楽しんで音楽に触れる姿を見せることで、子どもも音楽は楽しいものだと認識しやすいでしょう。またいっしょに歌を歌うなどすると、子どもにとって印象深い音楽体験になるかもしれませんね。

同じ曲を何度も聴かせる

さまざまな音楽に触れることは大切ですが、同じ曲を何度も聴かせることも同じように子どもに良い影響を与えてくれるはずです。繰り返し聞くことで、リズムや言葉を覚えやすいでしょう。
リズムや言葉を覚えた子どもが、歌や演奏を披露してくれることもあるかもしれません。音程などはめちゃくちゃでも、しっかりと褒めてあげて下さいね。

クラシック音楽を取り入れる

クラシック音楽は馴染みがないという人も多く、つい敬遠してしまいがちかもしれません。しかしクラシック音楽には脳を活性化したり、心身をリラックスさせたりとさまざまな効果があるとの研究結果も報告されています。
ストレスを緩和したり、良質な睡眠につながったりといった効果も期待できるので、ぜひ親子でクラシック音楽を聴いてみてはいかがでしょう?

さまざまな音楽経験をさせる

音楽体験というと、音楽を聴いたり歌を歌ったりするイメージですが、ほかにもさまざまなものがあります。楽器を演奏したりダンスをしたりするのもそうですが、手遊びや物を叩くのも立派な音楽体験のひとつです。
また川のせせらぎや虫の声など、自然の音を聴かせることもおすすめですよ。

音楽の習い事をする

子どもが3~5歳頃になったら、ピアノなどの楽器やリトミックなど音楽の習い事に挑戦してもいいかもしれません。ただ教室の雰囲気や内容が合わないと、子どもがストレスを感じてしまい、音楽自体に苦手意識を抱いてしまうことも。
体験レッスンなどを利用し、子どもに合った習い事を探してあげましょう。

さいごに

音楽は、子どもにさまざまなメリットを与えてくれることが期待できるので、たくさん聞かせてあげたいものですね。ただ音量が大きすぎると子どもの耳や脳に負担がかかることもあるそうなので、ボリュームに気を付けてあげましょう。
また音楽は常にかけっぱなしにするのではなく、静かな時間も設けることをおすすめします。とくに眠っているときは、音楽が刺激になって身体をゆっくりと休められなくなる可能性が考えられるので注意してくださいね。
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