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生きる力が育まれる!「台所育児」のメリットと3つのポイント

oriori編集部
2021/03/09 00:03
子どもがキッチンに入ってきて物を触ったり、台所道具に興味を持ち始めるのは、2~3歳の頃。「やりたい!」といった時がはじめ時!!ぜひ、一緒に台所仕事をしてみましょう。つい「危ないから」「まだ無理!」と、考えがちですが、子どもが「楽しむこと」を目標にして始めてみませんか?お母さんとしては準備・片付けなど手間なこともありますが、メリットの方が大きいですよ。この記事ではポイントとステップをご紹介しましょう。

台所育児とは?

台所育児とは、料理研究家の坂本廣子さんが提唱している育児手法で、子どもと大人が一緒に台所でお仕事をすることによって、子どもを成長させていくことを目的としています。料理研究家の坂本廣子さんは、幼児期からの食育を30年以上前から提唱し、台所で子どもと一緒に作業をすることを薦めています。台所育児では、なんと包丁を使うことも火を使うことも、大人が一緒であれば1歳の子どもでもやらせてよいというものです。ただし、“止まって”と親が言ったときに子どもが手を止めることができることが台所育児を行う条件になります。
台所育児は、自己認識力、自己統制力、動機付け、共感能力、社会的スキルなど「生きる力」を伸ばすメリットがあるので、具体的に見て行きましょう。

台所育児をするメリット

台所仕事は手作業がほとんどですね。第二の脳と言われる指先を動かすことで五感が刺激され、考える力や想像力を鍛えます。ママと一緒に何かをした、という体験は子どもにとって大きな喜びで心に残るでしょう。上記の坂本さんは、「子どもには日常生活の中で与える刺激が最も重要です」と言っています。一緒に台所仕事をしていると、自然に好き嫌いが減っていくというメリットもあります。まさに食育ですね。
私事で恐縮ですが、筆者の体験を一つご紹介します。フルタイムで仕事をしていた筆者は大変忙しい子育て期間だったのですが、子どもがよく台所で手伝ってくれました。食に興味を持った彼女は、中学~高校の6年間、筆者の分まで弁当を作ってくれ、大学では栄養学を専攻し、管理栄養士の国家資格を取得しました。
台所育児にはたくさんのメリットがある一方で、デメリットもあります。身長に合わせた作業台を用意したり、子どもの手に合った包丁を準備する必要があるでしょう。台所には刃物などの他にも、熱い鍋や危険なものがたくさんあるので、コンロなど火傷するものには触らせない、危険なものを手が届く場所に置かないなど下準備が必要です。このように、台所育児では、親の忍耐力が要求されます。じっと我慢して見守ることが大切です。

台所育児を成功させるための3つのポイント

台所育児をやってみようかなと思ったら、以下の3つのポイントを意識してみましょう。

1.お約束を決める

台所育児をやるうえでは、子どもと約束事を決めましょう。
「止まってといったら止まること」
「調理前にはまず手を洗う」
「熱い鍋には触らない」
「包丁の刃を他の人に向けない」
「コンロや電子レンジはママと一緒のときだけ」
などなど。
約束事を守るということも大切な生活力を育む訓練ですね。

2.料理は遊びではないことを伝えましょう

料理は“お仕事”です。お遊びでやるならばおままごとをやってもらいましょう。子どもがふざけ始めたら、ピタっと止めることも大切です。

3.できたら大いにほめましょう

子どもにとっては難しいことが多い台所仕事です。大人には簡単でも子どもはできたらうれしいもの。子どもはママに褒められることで自信がつき、自己肯定感が伸びます。たくさん褒めてあげましょう!

台所育児を成功させるための3ステップ

① 下ごしらえの手伝いをする

野菜を洗ったり、玉ねぎの皮をむいたり、食器を運んだりできますね。

② ハサミやピーラなど刃物を使う

筆者のおすすめは、いきなり包丁ではなく、まずはキッチンバサミから始めましょう。料理家の坂本さんが開発した子ども調理用の器具の中でも、小さな手で使いこなせるキッチンバサミは大変優れものです。
そのキッチンバサミは、物が滑らないギザギザの刃が付いているので子どもに安心して使わせることができます。のりを刻んだり、野菜を切ったり、子どもは大喜びします。

③ 実際に調理をさせてみる

次はいよいよ、実際に簡単なレシピに挑戦させてみましょう。おすすめレシピはスクランブルエッグです。卵を割って、かき混ぜて、調味料を入れて、フライパンで調理する工程です。

さいごに

いかがでしたか?これならできそう!と思ったママ・パパ。早速、台所育児を始めてみましょう!!ルーティーン化して、たまに苦痛になる(?)食事の準備が、少し楽しくなるといいですね。
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