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子どもの効果的な褒め方と叱り方!自己肯定感を伸ばす必要性とは

oriori編集部
2021/04/19 02:04
日常生活の中で、子どもを褒めたり叱ったりする場面は多いものですが、褒め方・叱り方に自信がない人も多いのではないでしょうか?誤った褒め方・叱り方を続けてしまうと、子どもの成長に悪影響を及ぼすこともあるので、注意しましょう。

子どもの褒め方・叱り方次第で自己肯定感を育める

子どもを効果的に褒めたり叱ったりすることで、自己肯定感を育むことができるといわれています。自己肯定感とは、自分の存在に対する自信のことをいい、能力に対する自信とはまた違ったものです。

自己肯定感を育む理由

自己肯定感が高いと、自分も他人もありのまま受け止めることができるようになります。周囲とのコミュニケーションを円滑に図ることができるだけでなく、勉強に対しても積極的になることが期待できます。また自己肯定感が高いと、授業への理解度が高くなるケースが多いようです。

自己肯定感が低いとどうなる?

自己肯定感が低いと、やる気がなく、自分で物事を判断することができない傾向があるといいます。また自分ができることを他人ができなかったとき、つらく当たってしまうことも。また物事を上手にこなせない自分を受け止めることができず、孤独感や生きづらさを感じる人も少なくないそうです。
自己肯定感は3歳頃までに育んでいると身につきやすいといわれていますが、3歳を過ぎたら遅いというわけではありません。褒め方・叱り方を見直すことで、3歳以降からでも自己肯定感を育んでいけるはずです。

子どもの効果的な褒め方

子どもを褒めるときは、どのような点に注意すればいいのでしょう?

過程を褒める

社会に出ると、過程ではなく結果が重視されますが、子どもの場合は過程を褒めてあげることが大切です。できたことよりもやろうとしたことを褒めることで、大きくなって結果を残せなかったときも、物事を前向きにとらえられるようになるでしょう。

出来の良さを褒めない

子どもを褒めるとき、出来の良さばかりを褒めていると、子どもに「上手にできないといけない」というプレッシャーを与えてしまいかねません。そのため「よくできたね」よりも「ありがとう」「頑張っているね」などという声かけがおすすめです。

苦手なことよりも得意なことを褒める

子どもが苦手なことを克服できると、親としてもうれしいものですよね。しかし、苦手克服のために褒めておだててやらせることが習慣化し、子どもの頑張る目的が「褒められること」になってしまうのは本末転倒。それよりも子どもが自主的に行った得意なことを中心に褒めるといいですね。

できて当たり前のことを褒める

できて当たり前のことを褒めてあげることで、子どものやる気を引き出したり、得意分野の上達を促したりする効果が期待できるでしょう。

具体的に褒める

子どもを褒めるときは「えらい」や「すごい」「ありがとう」などと漠然とした言葉をかけていませんか?「ごはん全部食べてくれて、ママうれしいな」「お片付けしてくれたから、部屋がきれいになって気持ちいいね」などと具体的に褒めた方が、子どもの心により響くはずですよ。

子どもの効果的な叱り方

子どもを叱るときは、どのような点に注意すればいいのでしょうか?

気持ちを否定しない

子どもがお友だちのものをとるなど、自己中心な行動をしたとき、頭ごなしに叱りつけていませんか?あくまで叱るのは「人のものをとった」子どもの行動で「人のものを欲しいと思った」子どもの気持ちを否定しないよう「○○がほしかったんだね。でもお友だちのだからとったらいけないよ」という風に叱ることをおすすめします。

正しい行動を教える

例えば子どもが順番を守れなかったとき「何で順番を守らないの!」と叱るのではなく「早くやりたいね。でも順番は守らないといけないよ」と、正しい行動を教えると子どもも納得しやすいでしょう。

いけない理由を説明する

子どもが危ないことなどをした場合、どうして危ないのかきちんと理由を説明するようにしてくださいね。

常に「初めて叱る」ように叱る

子どもは何度も同じ失敗を繰り返すもの。親としては何度も叱ること自体がストレスに感じられてしまいますが、過去の話を持ち出すのはNGです。長々お説教せず、常に初めて叱る意識で、簡潔にわかりやすく叱るようにしましょう。

子どもが話を聞く環境を整える

子どもが泣いたり騒いだりしているときに叱っても、子どもは親の話をきちんと聞けないものです。子どもが興奮しているときは、一旦落ち着かせてから言い聞かせるといいですね。

感情的にならない

親も人間なので、つい子どもに対して感情的に怒りたくなることもあるでしょう。怒りの感情を子どもにぶつけてしまいそうなときは、叱る前にまず深呼吸などをして、自分の心を落ち着けることが大切です。

さいごに

子どもを褒めたり叱ったりするときは、自分がされてうれしい褒め方・叱り方を意識することをおすすめします。また子どもが何度も親を困らせる行動を繰り返す場合は、コミュニケーション不足の可能性も。叱ってばかりいるのではなく、何気ない行動を沢山褒めてあげると問題行動が減るかもしれませんよ。
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    oriori編集部。現在総勢6名で企画・取材・原稿作成・記事編集を行っています。編集部員は、習い事検索メディアのプロデューサーや自身も子どもを持つフリーランスで活動していた編集者/ライターなど、子育て・知育・教育全般に詳しいメンバーが集まっています。
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