中でも、中学受験については早期に検討しているママは多いです。

１．なぜ赤ちゃんの頃から中学受験を見据えているのか

２．具体的な対策や行動

３．最終的な受験の決定時期

今回はこの３点について詳しくみていきましょう。

子どもを育てていると将来について様々な想像をしますよね。

「足の力が強いからサッカーを習わせようかな」「歌って踊るのが好きだからアイドルが向いているかも」「他の子よりも数字を覚えるのが早いから理系かな」など、子どもの長所を伸ばしてあげたいと思うママやパパは多いです。

学校という環境は、子どもにとって重要です。特に都心では受験を経験したママやパパが比較的多いので、自然な流れで子どもを受験させようと考える家庭が増えます。

中学校受験をしている学校の多くは中高一貫校です。

中高一貫校のメリットは、公立校では受けられないような独自のカリキュラムがあることです。

具体的には、

・授業のスピードが速く大学受験対策に向いている

・特定の科目に力を入れている（英会話など）

・海外ホームステイなどのイベントがある

・施設に恵まれている（体育館や図書館など）

・高校受験の必要がない

といった、より良い環境でハイレベルな教育を受けて大学受験に備えることができます。

赤ちゃんの頃から、そういった環境で育ってほしいと考えるママやパパは多いのも頷けるでしょう。

幼児の習い事として、英語教室やスイミング、幼児教室、リトミックなどあります。そういった習い事のスタートが、低年齢化しているのはご存じでしょうか。

少し前までは３歳や４歳からピアノを始める、そういった人が現在ピアニストになって活躍していますが、最近では早くて０歳からリトミックを習ってリズム感や音感を育んでいる子どもも少なくありません。

選択肢の広い世の中になり、意識の高い親たちが子どもにとって良いものを低年齢のうちに取捨選択するようになってきています。

実際、筆者の２歳の息子の周りで起こっていることは、

・英語などの習い事

・ワークでお勉強の時間を取り入れる（ひらがな、数字、形や色の学習）

・日本地図や世界地図を貼って学習

直接的に中学受験には結びつかないかもしれませんが、このように日常の中で遊びながらお勉強を行っている家庭は実際にあります。

中学受験に関しては、具体的には小学校３年生で塾に通い始めるというのが最近のスタンダード。幼児を育てるママたちは、そのような情報収集をしっかりしています。具体的にどのくらい費用がかかるのか、などもしっかりとリサーチし、将来を見据えて学資保険などに入って貯蓄している家庭もいらっしゃいます。

ここまで幼児教育について述べてきましたが、中学受験はおよそ１０年後。その頃の日本がどういった社会になっているか、子どもがどのように育っているか、家庭の経済事情がどうなっているかは、直前にならないとわかりません。

備えあれば憂いなし、ということで早め早めに進路をおおまかに決めておいて具体的に行動することは素晴らしいですが、実際にはその時々で家族でよく話し合って方向性を決めていけば良いでしょう。

中学受験について、幼児期の家庭では早期から先を見越して取り組んでいます。

たとえ受験してもしなくても、早期からワークなどを家庭で取り入れてお勉強すること、費用がいくらかかるのか調べて貯蓄をすることは無駄にはなりません。

是非、子どもの成長に合わせて取り入れてみてはいかがでしょうか。