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子どものIQは親の言葉次第?!0~3歳までが真剣勝負!最新の脳科学の視点からご紹介!

oriori編集部
2019/10/30 05:10
ママ・パパにとっては少し緊張するタイトルですね。アメリカのダナ・サスキンド博士は、0~3歳までの親と子どもの言葉のかかわりが重要であり、「3歳までに保護者が子どもに話す言語の数は、多い家庭とそうでない家庭で3000万語の差がある。それが先々学力などの差になって表れる」といいます。ここでは、保護者が話す言葉とそのパワー、どんな風に、どのくらい話せば子どものIQを高められるのかを最新の脳科学の視点からお伝えしましょう。

脳の可塑性 (かそせい)って何?

可塑とは物の形は思うように作ることができるという意味です。「脳の可塑性」とは脳を構成する神経とそのネットワークは固定したものではなく、脳には自分とその周辺の状況に応じて変化する能力があることを言います。脳の可塑性は個体の成長や学習・記憶・神経の再生など多くの現象にかかわることが知られています。
たとえば,脳の神経が損傷を受けた場合でも、その機能が回復することがあるし、生後早い時期の神経細胞同士の結合は可塑的であって、その前後でネットワークが大きく変化することがわかっています。たとえばネコに縦じまだけを見せ横じまがない世界で飼育すると横じまが見えないネコに成長することが知られています。能の可塑性の研究はカナダの心理学者ドナルド・ヘッブ(Donald O. Hebb, 1904-1985)が提唱したヘッブ法則が有名です。

3歳までに脳の神経回路細胞(ニューロン)は、1秒間に700〜1000増えている

子どもの数学力、国語力、思いやり、空間的推論、自分の行動をコントロールする能力、ストレスへの対応、粘り強さ、倫理観などは0~3歳の間に親が子どもとどれだけ話したかで、すべてが決まる
とアメリカの小児人工内耳外科医のダナ・サスキンド博士は言います。
子どもの知的能力を開花させ、安定状態で育てるには、保護者の話し言葉が大事で、言葉の数、どんな言い方で話すかが鍵になってきます。大人と子どもの丁寧なやりとりが、その成長に影響を与えるのですね。では、丁寧なやりとりってどんな風にすればよいのでしょうか?

サスキンド博士が示すかかわりのポイントは「3つのT」

ダナ・サスキンド博士は、0~3歳までの言葉のかかわりが重要であることを、著書『3000万語の格差 : 赤ちゃんの脳をつくる、親と保育者の話しかけ』の中で説いています。脳が十分に発達するための基礎を用意する3つのTをご紹介します。

Tune in(チューン・イン)

子どもに注意と体を向け、子どもと一緒に話すことが大切で、録音された言葉では赤ちゃんは聞き分けられない。つまり、テレビやyoutubeでは十分ではないということですね!

Talk more(トーク・モア)

子どもの興味に沿って、たくさん話すことが大切。親が話しかける言葉が多いほど、子どもの語彙は速く増え、3歳時とその後のIQテストの点数も髙い結果が出ています。

Take turns(テイク・ターンズ)

子どもと親が順番に対話することです。すなわち子どもを対話のなかに引き込むことが大切です。

”3つのT”が示す育児の在り方

上記の三つのTは現代の育児の在り方について考えさせられますね。保護者同士があまり話さない家庭では子どもも話さない、命令や禁止の言葉ばかり保護者が口にすると子どもが言葉を習得する能力を抑えられる、ストレスのない環境で育った子どもほど人生の苦難をうまく乗り切ることができる、子どもは保護者の生の言葉は聞き分けられるが、録音された言葉では聞き分けられなかったという研究結果には、子どもにテレビを観せているだけではIQは育たないことを教えられ、反省させられますね。

さいごに

以上、脳の可塑性、保護者が子どもに話す言葉とそのパワー、接し方を最新の脳科学研究からご紹介しました。子どもに豊かな人生の基礎を作ってあげるためには、保護者が丁寧に子どもと接することが大切ですね!
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