アスレチックの遊びは子どもの成長に大事な役割をしてくれる!
アスレチックで遊ぶ子どもへの効果とは?
アスレチックで遊ぶことで子どもへの成長にも効果が期待できるのでご紹介します。
運動能力が上がる・体力がつく
アスレチックは自然の材料を使用して作られており、ターザンロープやはしご、ブランコ、ジャングルジムなど種類はたくさんあります。
子どもはアスレチックで全身を使い、走る・つかむ・登る・渡る・ぶらさがる・くぐるなどの動作をするため、運動能力を高めるのに効果的と言われています。また、身体と物の距離感やバランス感覚・体幹など全身の使い方をアスレチックで学ぶことができるのです。さらに腕をしっかり使うことで、腕力や握力も強くなります。
積極性が身につく
子どもの危険を回避するのに大人が口出ししないようにしましょう。「高いところに登ったら危ない!」と思うかもしれませんが、子ども自身で考えて好きなように遊ばせていくことも大切です。自分で考え、思ったことやりたいことに挑戦し経験することで、自発性を身につけていくことができます。また、自分の意思で遊ぶことで、「ここは危ない」など危機管理能力も身につくでしょう。
コミュニケーション能力もあがりマナーが身につく
公園は、さまざまな年齢の子が遊んでいるので、お友だちを作るきっかけにもなります。公園は子どもにとってコミュニケーションの取り方を学ぶ場所でもあり、マナーを身につけていく場所でもあるのです。順番待ちが発生する遊具の場合は、「並んで順番を待つこと」を教えてあげるといいでしょう。ちゃんとしたマナーを教えてあげることで、子どもの思いやりの心も育っていきます。
身体だけではなく脳も刺激される
アスレチックは、山の中に設置しているところが多く、身体を動かすだけではなく匂いや景色、気温など脳や心にも普段感じることのできない刺激がたくさんあります。自然の中で身体を動かすことで気分転換にもなります。アスレチックは、身体能力が良くなるだけではなく、五感も刺激されることでしょう。
アスレチックで遊ぶときの注意点は?
アスレチックで遊ぶにあたって注意しておきたいこともあるのでご紹介します。
年齢にあったアスレチックで遊ぼう
アスレチックには対象年齢が設定されているものがあります。年齢にあった作りになっているため、安全面だけではなく年齢に応じた遊びができるようになっているのが特徴です。アスレチックには説明書きがされているものもあるので、対象年齢が記載されている場合は確認してから遊ぶといいでしょう。
服装には気をつけよう
遊具やアスレチックで遊ぶ場合には、動きやすい服で遊ぶようにしましょう。フードや紐などがついた服だと、遊具に引っかかって危険です。また、スカートや半ズボンだと虫刺されや皮膚をすりむいたりと、ケガをする恐れもあるので、できるだけ長ズボンを選ぶようにしましょう。水筒やマフラーなど、身につけるものもなども外してから遊ぶようにしてください。アスレチックで遊ぶ場合は、たくさん遊んで汗をかいたり、服が汚れたりする可能性もあるので、着替えを持って行くと安心ですよ。
アスレチックが老朽化していないか確認しよう
アスレチックは自然の素材でできた遊具もあるため、雨ざらしにもなっています。遊ぶ前に「木が腐っていないか」・「ロープが切れていないか」など壊れていないか確認し、事故に繋がらないように気をつけましょう。
子どもを見守る
アスレチックは楽しいだけではなく、高いところに登ったりと危険なこともいっぱいあります。また、アスレチックは山の中に設置されている場所も多く、目を離してしまうと子どもが迷子になる可能性も。そのため、アスレチックなどで遊ぶときには、大人は子どもから目を離さないようにしてください。子どもの気持ちを優先し、自由に遊ばせながら子どもの動向を見守ってあげることが危険回避に繋がるでしょう。
難易度に合わせてサポートを
アスレチック・遊具の種類によっては難易度が高いものもあり、子どもだけでは難しいものもあります。最初から難易度が高いものに挑戦してしまうと、子どもの心が折れてやる気をなくしてしまうかもしれません。まず子どものできるものから挑戦させてあげるなど、大人が子どもを誘導してあげることも大切です。やり方が分からない場合や、一人でできないようであれば手助けをしてあげることも大切です。
子どもと一緒に身体を動かしてリフレッシュ!
大人は子どもに比べると、身体を動かしたり自然と触れ合ったりする機会も減ってきます。せっかくの機会なので、アスレチックに行った際は、大人も子どもと一緒に身体を動かしてみてはどうでしょうか。普段使わない筋肉を動かし、刺激を与えて運動不足解消にも効果的です。また、自然と触れ合うことで心が穏やかになり、日ごろのストレスも発散できるかもしれません。子どもと一緒にアスレチックで遊ぶことで、コミュニケーションを取る機会にもなります。ぜひ、アスレチックに行った際には子どもと一緒に身体を動かしてみてください。
都内で遊べるアスレチックを紹介しよう
東京都にも身体をたくさん動かせる施設がたくさんありますのでいくつかご紹介します。
40種類以上の遊具で遊べる!平和の森公園 (東京都/大田区)
平和の森公園内には、芝生広場や池があり、フィールドアスレチックは40種類以上があります。園内には池があり、「いかだわたり」や「たらい船」、「わたし船」や「水車まわし」などがあるので、水の上を渡ったりと普通のアスレチックとは違ったことが体験できます。未就学児が遊べる、幼児用のアスレチックも設置してあるので、年齢を問わず楽しめる場所です。芝生広場があるのでお弁当を持っていってピクニックをしてもいいかもしれないですね。
施設名:平和の森公園 フィールドアスレチック(東京都・大田区)
営業時間:9:30~15:00(退場は16:30まで)※天候によっては休場あり
電話番号:03-3766-1607
公式サイト https://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/sports/fieldathletics.html
水上アスレチック!横十間川親水公園(江東区)
横十間川親水公園は、子どもも大人も楽しめる水上アスレチックです。普通のアスレチックとはまた違った遊びができるので子どもも大興奮するでしょう。水上アスレチックの他、貸出ボードや水車小屋・生物の楽園などもあります。水上アスレチックでは、バランス感覚や体幹も鍛えられるので、子どもの運動能力もぐんぐん伸びるでしょう。ベンチも置いてあるので、お弁当を持ってランチを子どもとランチをすることも可能です。水上アスレチックなので落ちたら濡れてしまうので着替えがあると安心かもしれません。
施設名:横十間川親水公園(江東区)
営業時間:9:00~16:30
電話番号:なし
公式サイト:https://www.city.koto.lg.jp/spot/yokojikken.html
都立野山北・六道山公園(東京都/武蔵村山市)
都立野山北・六道山公園は広大な園内には、木造の遊具が設置してある「あそびの森」やアスレチックで遊べる「冒険の森」があります。自然が豊かで、「里山民家」や「岸田んぼ」もありハイキングができるようになっています。里山体験もできるようになっており、文化の学習ができるのも魅力的です。食べ物の大切さ、日々の生活のことを見直すきっかけにもなるかもしれません。
施設名: 都立野山北・六道山公園(東京都/武蔵村山市)
営業時間: 公園:24時間 駐車場利用:9:00~16:00
電話番号:042-531-2325
公式サイト:https://www.sayamaparks.com/noyama/
都立野川公園(東京都/三鷹市)
都立野川公園は野川が流れる自然いっぱいの公園です。広々とした大芝生や遊具・アスレチックなど遊ぶ広場もあり、バーベキュー場やテニスコートもあります。また、水遊びのできるスポットもあるので夏場は水遊びに訪れる方も多いようです。自然が豊かなので四季折々の昆虫や植物を観察することも散策することもできます。好奇心旺盛な子ども達は楽しく遊んでくれることでしょう。
施設名: 都立野川公園(東京都/三鷹市)
営業時間 :9:30~16:30
電話番号 :0422-31-6457
公式サイト : https://musashinoparks.com/kouen/nogawa/
さいごに
幼少期にアスレチックや外で遊ぶことで、体力をつけることができ、体幹やバランス感覚も身につけることができます。アスレチックは、高いところに自分の判断で登っていくので危険がつきもの。子どもがケガをしないか心配な部分もあるでしょう。しかし、高いところに自ら上ることで危機管理能力も高まっていきます。身体能力が良くなるだけではなく、公園内でのマナーを学ぶこともでき、身体も心も成長できる場所だと思います。お近くにアスレチックがあれば、子どもと一緒に、身体を動かしてみてはいかがでしょうか。
参考サイト
- るるぶKids|平和の森フィールドアスレチック(大田区)は40種の遊具が冒険心をかきたてる! | るるぶKids(https://kids.rurubu.jp/article/71561/)
- キッズラーニングネットワーク株式会社|公園でのアスレチック遊びは子供の成長にどんな効果がある? | 東京(広尾・自由 が丘)の幼児教室ならGymboree(ジンボリー)(https://www.gymboglobal.jp/blog/229 )