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子どもからの「見て見て!」にはどんな意味がある?親の対処法とは

原のどか
2023/12/18 07:12
子どもから「見て見て!」といわれることが多すぎて、うんざりしてしまうことはありませんか?毎回子どもに向き合い、じっくりと見て応えてあげるのは難しいものです。しかし、子どもの見て見てアピールには、ちゃんとした理由があります。そこで今回は、子どもが見て見てアピールをする理由や応えるポイント、待って欲しいときの対処法について解説します。

見て見てアピールが辛い!と感じる原因とは

「ママ見て見て!」とアピールする子どもはかわいいですが、毎回応えるのは辛いものです。見て見てアピールを受けるパパママに、時間がない、集中したい、気持ちに余裕がないといった要因が重なるほど疲れが溜まり、子どもへの対応もおざなりになってしまいがち。

2017年に株式会社キッズラインが行った、子どもを持つ親に対するアンケート調査によると、全体の91.7%が育児についてストレスを抱えていることがわかっています。そのうち、育児中に感じる一番のストレスについて、53.5% が「自分の時間がないこと」だと回答しました。子どもからの見て見てアピールに、その都度対応するのは、進行中だった行動を制御され意識をそちらへ向ける必要があり、自分の時間が阻害されるため辛く感じてしまうのです。

PR TIMES|【ストレス調査】9割のママが「ある」と答えた育児ストレス。キッズラインが「ママのストレス解消応援キャンペーン」開始(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000011508.html

見て見てアピールはいつまで続くの?ピークの目安

子どもからの見て見てアピールは、一般的に2歳ごろから始まり、子どもにとって親に自分を見てもらいたい時期である3歳~4歳ころにピークを迎えます。そこから徐々に少なくなっていきますが、子どもによっては5歳や6歳、小学校高学年ごろになっても見て見てアピールが続くことがあるでしょう。

見て見てアピールには、親子間の心の結びつきが深く関係しているため、子どもの気質というよりも、親子の関係性によって出現頻度が変わります。例えば、パパママに介護や仕事の負担が大きく、子どものことを考える余裕がないと、見て見てアピールも長く続くのです。

見て見てアピールは心の欲求を満たすためだった!

子どもが見て見てアピールをするのは、子どもが心の欲求を満たすためだと考えられています。見て見てアピールへの親の対応を見極める際には、子どもがどの欲求を満たしてほしいのかを見極め、前よりも良い状態にしてあげることが大切です。

ここからは、子どもの見て見てアピールが示す欲求4パターンをご紹介します。

安全に対する欲求

0歳~1歳半ごろに表れる見て見てアピールは、安全に対する欲求であることが多いです。安心できる環境の中で、信頼できる存在であるパパママに見守られて生活すること、危険なときや困ったときにいつでも助けてもらえる状態にすることが、このころの子どもにとっては重要です。0歳~1歳ごろの子どもは言葉がうまく使えないので、唸ったり泣いたりすることで、見て見てアピールをしています。パパママのありのままの笑顔を向けられることで、子どもは安心することが多いでしょう。

見て見てアピールを受けるということは、子どもから必要とされ、信頼されている証拠なのです。

つながり・帰属に対する欲求

1歳半~3歳ごろに表れる見て見てアピールは、親子のつながりや帰属に対する欲求であることが多いです。パパママにアピールすることで、できることが増えてうれしい気持ちを表現し、自分の行動が受け入れられるかを確認しています。1歳半~3歳ごろの子どもは、まだ行動の良し悪しが理解できていないので、パパママにとってはいたずらに見えてしまうこともあり、辛く感じるときもあるでしょう。子どもは、アピールを受けたパパママの反応を見て、自分の行動が良いことなのかを判断し、調整しています。単に親子のコミュニケーションを求めている場合もあるので、親子の関係性を改めて見つめなおしてみるのも有効です。

承認欲求

4歳~5歳ごろに表れる見て見てアピールは、自分のことを一人前だと認めて欲しいという承認欲求であることが多いです。自分で感情や行動をコントロールすることができるようになり、物事の分別がつくようになってくる4歳~5歳ごろの子どもは、自分の行動に自信を持って生活できることを大切にしています。いろんなことができるようになった自分を、大好きなパパママに見せることで、認めて欲しいと感じていますよ。

寂しさ・不安に対する欲求

保育園や幼稚園でよくみられるのが、不安や寂しさを解消するための見て見てアピールです。先生に対して行う見て見てアピールは、みんながしている遊びに入れずに退屈を感じる、友だちとうまくいかず不安を感じる、先生が自分を見てくれず不安を感じるなど、不安や寂しさから行っていることが多いです。その場の対応だけでは不十分なことがあるので、保育園や幼稚園と保護者で連携し、解消してあげるよう動くようにしましょう。

見て見てアピールへ対応するときの4つのポイント

見て見てアピールをする子どもへの対応は、何が正解なのかわかりませんよね。ここからは対応するときのポイントを4つご紹介するので、それぞれの家庭に合った対応に置き換えて実施してみてください。

にっこりと微笑む

まずは子どもに対してにっこりと微笑んでみましょう。行動に対するアドバイスや「すごい!」などの言葉はいりません。表情で応えるだけでも子どもは十分満たされます。

数秒見つめてあげる

子どものアピールに対して興味を持って接してあげるのが理想ではありますが、何か作業をしていたり手が離せなかったりといったときは、数秒見つめてあげましょう。温かい目で見つめてあげることで、子どもは「ちゃんと見てくれた」と安心しますよ。

1日5分子どもを見守る

不安や寂しさから見て見てアピールを行ってしまう子どもには、1日5分程度、じっと様子を見守ってあげるだけで満足してくれる場合があります。5分も見守っていると、どこかで子どもと目が合い、パパママと目が合った瞬間に「見てくれている!」と子どもは安心します。子どもが親に大切にされているということを実感できる方法です。

「すごいね」だけの声かけは×

見て見てアピールに応える際、つい何にでも「すごいね」と返してしまうことはありませんか?同じ声かけばかりしていると、子どもは「すごいでしょ」と承認欲求だけが先行してしまうようになります。結果だけではなく、子どもの行動の過程や現状を具体的に褒めることが大切です。余力がない場合は、オウム返ししてあげるだけでも十分です。

見て見てアピールに応えないとどうなる?

子どもからの見て見てアピールに応えず放置し続けると、見て見てアピールに変化が訪れます。

第一段階として、アピールが激しくなります。必死に見てもらおうと子どもは努力するのです。第二段階ではアピールをしなくなります。頑張っても見てもらえない、興味を持ってもらえないとなると、子どもはあきらめてしまうのです。最後の第三段階では、親から聞いても何も応えてくれなくなります。

小学生以降、子どもの世界がどんどん広がっていくと、パパママが心配になる事柄が増えていきます。しかしながら、子どもが困ったときや悩んでいるとき、何か事件に巻き込まれそうになっているときに、子どもから相談してもらえなくなる可能性があります。子どもの安全を守り、親子の関係性を保つ上でも、乳幼児期に子どもから送られる見て見てアピールに応えるのは大切なことなのです。

待ってもらいたいときの対処法とは?

見て見てアピールに応えることが重要といえど、待ってもらいたいときもあるでしょう。子どもに待ってもらいたいときは、今見てあげられない理由を伝えましょう。また、あとどれくらい待てばいいのかを伝えることも有効です。

子どもがこちらの気持ちを理解し、待っていてくれたら、感謝の気持ちを伝えましょう。どのくらい待ってほしいのか伝えた場合は、約束の時間を守ることが信頼関係を崩さないために重要です。

もしも子どもが待てなかった場合や、子どもに伝えた時間を過ぎてしまった場合は、子どもの見せたかったことに興味を示すようにしましょう。いつであれば都合が良いのかを伝えることも効果的ですが、その際には必ず約束は守るようにしましょう。ゲーム感覚で静かな時間を作るのも有効です。おしゃべり禁止タイムを設けたり、つい「ママ見て」と言ってしまう子どもに対しては「ママ」を違う言葉にして呼ぶ時間を設けたりなど、ゲームとして待ってもらうことで、親子で楽しみながら待つことができます。

さいごに

子どもの見て見てアピールに毎回真摯に応えるのは難しくても、アピールの根底にある欲求がわかれば、見てあげるだけで満たされるものも多いです。きちんと返事をしようと気負わず、ただ確認してひと言返すだけで子どもからの信頼に応えていることになります。それでも疲れたときには、子どもの興味を他へ向かせながら、パパママも手を止めてリフレッシュしましょう。

参考サイト

    この記事の著者
    原のどか(peekaboo)
    ライター
    お父さんラブな甘えん坊男児と初めての育児に奮闘中の30代転勤族。趣味の「神社仏閣でおみくじを引くこと」を楽しみに、行く先々で家族を連れまわして開拓しています。育児も人生もなんとかなるをモットーに、困ったことも楽しみながら情報を発信していきます!
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