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ランドセル購入はいつから?ランドセルの選び方とポイント

oriori編集部
2023/06/09 05:06
子どものランドセルは、一体いつごろから用意すればいいのか気になりますよね。今回はランドセルを購入する時期の目安とあわせて、ランドセルの選び方とポイントをご紹介します。
6年間使い続けるランドセルだからこそ、悔いのないものを選んであげましょう。

ランドセルの購入はいつから?

子どものランドセル購入時期は、年々早まっている傾向があるといいます。とくに人気のランドセルは早期に予約が終了してしまう可能性が高いので、注意が必要です。それでは、いつごろに購入すればいいのでしょうか?

4~5月頃がピーク

ランドセルの新作発表は、主に入学前年の1月から2月頃に行われます。その後すぐに予約が始まるものもありますが、一般的にランドセルの予約のピークは4~5月頃となります。入学の1年前という早さに、驚く人も少なくないのではないでしょうか?


工房系のランドセルなどは生産数が少ないこともあり、人気のものはこの時期にはすでに完売となっていることもあるため、なるべく早めに予約することをおすすめします。またメーカーによっては、早期予約特典として割引やプレゼントを行っていることもあるため、お得にランドセルを購入できるかもしれません。


値引きを狙うなら12月以降

12月頃になると、ランドセルの値引きが行われることが多く、なかには30~50%ほど価格が下がることも。人気のものはすでに完売しており選択肢は少なくなりますが、ランドセルに大きなこだわりがなく、費用をおさえたい場合は12月以降に購入してもいいでしょう。


ただしランドセルを購入してから手元に届くまでに時間がかかる場合もあるので、入学式までに準備できるかどうか確認することを忘れないようにしてくださいね。


ランドセルの選び方

子どものランドセルは、どのように選べばいいのでしょうか?

重さ

ランドセルは素材やデザインによって重さが異なります。ランドセルには教科書やノートなど、さまざまな学用品を入れることになるため、あまり重くないものを選んだ方が子どもの負担が軽減されるかもしれません。

サイズ

ランドセルの大きさには「A4教科書タイプサイズ」「A4クリアファイル対応サイズ」「A4フラットファイル対応サイズ」の3種類があります。ほとんどのランドセルは一番大きな「A4フラットファイル対応サイズ」となっていますが、一部小さめのサイズが採用されているものもあるので、きちんと確認しておきましょう。


近年、子どもの使用する学習教材は増加傾向にあるようなので、容量の多いマチが深いランドセルも人気です。ただしランドセルが大きければ、その分重さも増すもの。絵具セットや書道セットなど、ランドセルに入らない学用品を持ち歩く場合も考慮し、子どもに合ったサイズを選びましょう。


デザイン

ランドセル選びにデザインを重視する家庭も少なくありませんが、購入時の子どもの好みに合わせて派手なものを選ぶと、学年が上がったときに嫌がる可能性があるため、6年間使い続けることを考慮するようにしましょう。


またランドセルには、ふたの部分がすっぽりとランドセル本体を覆う「全かぶせ」と半分だけ覆う「半かぶせ」があります。半かぶせはデザイン性が高くおしゃれですが、一般的に学習教材は全かぶせのランドセルに入れることを想定して作られているといいます。


また半かぶせのランドセルはうしろから開けられやすいため、防犯面にも注意が必要です。特別なこだわりがなければ、全かぶせのランドセルを選ぶのが無難かもしれません。


最近のランドセルは色とりどりで、ママやパパが子どものころと比べてカラーバリエーションは大幅に増えていますよね。子どもの気に入った色のランドセルを選んであげたいものですが、地域や学校によってランドセルの色の傾向は異なります。


子どもの入学予定の小学校に通う子どもなどをチェックし、ランドセルの色の傾向をチェックしておくと入学後に浮いてしまうこともないでしょう。ちなみに、女の子の場合は赤やピンク、次いでキャメルやラベンダーなどが人気です。また男の子の場合は黒系の人気が高いですが、ネイビーやダークブラウンなどを選ぶ子どもも多いといいます。


素材

ランドセルに使われる素材には、主に「人工皮革」「牛革」「コードバン」があります。ランドセルの多くは、クラリーノなどに代表される人工皮革が使われているといいます。人工皮革はカラーバリエーションが豊富で、さまざまなデザインに加工しやすいのだとか。また耐水性が高く、価格が手ごろだという点も魅力的ですね。


牛革は質感が良く、丈夫なので長年使いこんでも型崩れしにくいというメリットがあります。ただし人工皮革よりも価格は高く、重量があるところに注意が必要です。また馬のお尻の革であるコードバンは、高級感があり、牛革よりも丈夫だといいます。しかし10万円前後と高額なので、購入する人は少ないようです。


背負いやすさ

ランドセルは一見どれも同じような形状に見えるかもしれませんが、肩ベルトの形や背中のクッション構造などによって背負いやすさは大きく異なるといいます。身体にしっかりとフィットしているか、通気性が良いかなど、実際に背負わせながらチェックしてみましょう。

耐久性

ランドセルは基本的に多くのメーカーが丈夫に作っていますが、素材やデザインによって耐久性は変わるといいます。刺繍が多く施されたデザインのものは、針で穴をあけている分、耐久性が下がってしまうことも。


ランドセルを丁寧に扱うことが難しいやんちゃな子どもなどはとくに、耐久性を重視して選んでもいいでしょう。ただし耐久性にこだわりすぎると、その分ランドセルが重くなる傾向があるため、耐久性と重さのバランスも意識してみてくださいね。


安全性

一般的に小学生の通学に保護者は付き添わないため、ランドセルは安全性もチェックしておきましょう。反射材がどの方向から見てもついていると、雨の日なども安心ですね。またいざというときに使いやすいよう、肩ベルトに防犯ブザーを取り付けられるものがおすすめです。


ランドセルの側面には、体操服袋などの荷物を引っかけられるナスカンが取りつけられていますが、車とすれ違うときなどに荷物が巻き込まれて事故につながってしまう可能性も考えられます。そんな事故を防ぐためにも「安全ナスカン」という大きな力で引っ張られたときに自然とランドセルからナスカンが外れる仕組みになっているものを選ぶといいでしょう。


価格

ランドセルの価格は2~10万円程度と差が大きいですが、4~6万円程度のランドセルを選ぶ家庭が主流だといいます。安ければ安いほうが良いように感じられるかもしれませんが、安過ぎるランドセルは耐久性が弱かったり、保証がついていなかったりする可能性もあるため注意してくださいね。

保証内容

6年間使い続けるランドセルには、修理保証がついているともしものときに心強いですね。しかし無償修理保証がついていても、対象となる範囲に制限が設けられていることも珍しくありません。


保証がついているかだけでなく、保証内容までしっかりと確認しておくと安心です。またランドセルを修理に出した場合、代わりのランドセルを借りられるかどうかもチェックしておきましょう。


ランドセル選びのポイント

ここからは、ランドセルを選ぶときに意識したいポイントをご紹介します。

幅広い情報収集を行う

ランドセルのメーカーやブランドは数多くありますが、そのうちの一部の情報しかチェックせずにランドセルを選んでしまうと、あとになって後悔してしまう可能性があります。気になる一部の企業だけでなく、複数のメーカーをチェックすることで、より客観的に子どもに合ったランドセル選びができることでしょう。

デザインだけで選ばない

子どもが新生活を楽しめるよう、ランドセルは気に入ったデザインのものを用意してあげたいですよね。しかし子どもの好みは成長とともに変わっていくことが多いため、子どもの性格なども考慮しつつ、長く使い続けられるデザインのものを選んであげましょう。


ママやパパから見て、6年生まで飽きずに使えるかどうかを判断基準のひとつにしてもいいですね。


候補を絞った状態で子どもに選ばせる

数多くあるランドセルの中から子どもに選ばせると、どれを選べばいいのかわからなかったり、親の条件に合わないものを気に入ってしまったりすることもあるでしょう。そうならないよう、ある程度ママとパパが候補を絞った状態で子どもにランドセルを選ばせることをおすすめします。

さいごに

6年間という長い時間使い続けるランドセルは、親も子も納得できるものを選びたいものですよね。気に入ったランドセルを手に入れるため、早い時期から情報収集を始め、展示会などへ積極的に足を運んでみてはいかがでしょうか?

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    oriori編集部。現在総勢6名で企画・取材・原稿作成・記事編集を行っています。編集部員は、習い事検索メディアのプロデューサーや自身も子どもを持つフリーランスで活動していた編集者/ライターなど、子育て・知育・教育全般に詳しいメンバーが集まっています。
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