子どもがおもちゃを使ったあとに、すぐに片付けるようにしていても気づいたらまた散らかっている…なんてことありませんか？おもちゃが片付かない理由は簡単！「おもちゃの量が多い」からなのです。量が多いと、その分収納スペースを確保しなくてはいけなくなり管理の手間も増えてしまいます。 

おもちゃがよく散らかる…とお悩みのご家庭は、まずおもちゃの量を減らしてみましょう。  

おもちゃの量を見直した後は、収納方法についても考えていきましょう。ここでは簡単に実践できる3つのおもちゃの片付けテクニックを紹介します。  

おもちゃの量を減らしたくても、どのおもちゃを手放してよいのか悩みますよね。子どもに「このおもちゃいる？」と聞くと全部のおもちゃに対して「いる！」なんて返答が返ってくることもしばしば…こっそり捨ててしまうのもかわいそうです。 

手放すおもちゃを選ぶのは難しいですが、「今遊んでいるおもちゃ」を選ぶのは簡単ではないでしょうか？今よく遊んでいるということは「お気に入りのおもちゃ」になるので、収納の際も遊ぶ頻度によって仕分けてみることをおすすめします。お気に入りのおもちゃ以外は、どこか違う場所に保管しておいて忘れたころにまた出してあげると、新品のおもちゃのような気持ちで再び遊んでくれることもありますよ。  

おもちゃを入れる箱は多すぎても収納しにくくなってしまうので、メインの箱は3つ程度にしておきましょう。大、中、小のだいたいの大きさで箱を区切れば、そのサイズのおもちゃを該当する箱に入れるだけ。子どもも簡単にできる方法で収納するのがおもちゃ収納のポイントでもあります。 

また、箱におもちゃを入れるとどうしても重さが出てしまいます。そんな時はキャスター付きの箱を使用してみましょう。部屋を移動する際もラクラクおもちゃを運ぶことができますよ。  

子ども自身がおもちゃを進んで片付けしてくれれば、大人の負担も減ります。子どもが楽しんで片付けができる工夫をしてみましょう。そこでおすすめなのがゲーム感覚で片付けができる方法。おもちゃの箱に、その箱にしまうおもちゃの絵や写真を貼り、「絵や写真と同じおもちゃを箱に入れよう！」と声掛けをすれば子どももゲーム感覚で楽しんで片付けができます。 

片付けに対して子どもは、「やりたくない」「遊ぶ時間が終わってしまう…」とマイナスな印象を持っています。ゲーム感覚で片付けができれば、最後まで楽しい気持ちで遊びを終えられますね。楽しみながら片付けもできてしまうので、一石二鳥の方法ですよ。  

ここでは、意外なものを使用したおもちゃ収納方法を紹介します。100円均一ショップやECサイトで購入可能なものばかりなので簡単におもちゃ収納ができます。  

子どもが大好きなミニカーや電車のおもちゃは散らかりやすいおもちゃのひとつです。そこで収納におすすめなのが「旅行用洗濯ネット」。旅行用洗濯ネットには持ち手がついているものがあるので、おもちゃを入れて持ち運ぶのに便利です。たくさん集めることの多いミニカーや電車のおもちゃもたくさん入り、ネットの中に入れるだけなので子どもでも簡単に収納できます。S～Lまでサイズも豊富なので、乗り物のおもちゃ以外の散らかりやすいおもちゃも分けて収納できます。  

積み重ねられることが特徴の「積み重ねボックス」はおもちゃ収納にぴったりです。さまざまなサイズがあり、収納したいおもちゃによってサイズ選択すればほとんどのサイズのおもちゃが収納可能になります。積み重ねられるので、たくさんのおもちゃもすっきり収納できます。フタ付きなので、おもちゃにホコリなどがつくのも防ぐことができますよ。  

パズルのピースがひとつ足りない！なんて経験はないでしょうか。パズルピースは紛失してしまいがちで、探しにくいおもちゃのひとつですよね。パズル収納には「ビニールケース」がおすすめです。台紙とピースを一緒に収納でき、半透明なのでどのパズルが入っているか一目でわかります。もしピースがケース内でバラバラになってしまっても、ジッパーがついているので飛び出してしまうこともなく安心です。ビニールケースはさまざまなサイズがあるので、手持ちのパズルのサイズに合わせて購入できます。  

ここからは、おもちゃ収納におすすめの家具「おもちゃ収納ラック」の選び方を紹介します。 

おもちゃ収納ラックとは、おもちゃ収納のためにつくられた家具のこと。おもちゃを片付けやすく設計されているため、子どもでも簡単におもちゃを入れることができます。おもちゃ収納ラックを使用すれば、子どもが自分でおもちゃを片付ける習慣が身につくかもしれません。  

 おもちゃ収納ラックを選ぶ上で、最も大切なポイントが「高さ」です。子どもが背伸びをして高いところのおもちゃを引っ張って落としたり、踏み台から転倒したりすることを防ぐため、子どもの目線の高さを基準に考えるのがおすすめ。子どもの目線でボックスを見渡せ、手が届く高さの収納ラックを選ぶようにしましょう。  

おもちゃ収納ラックは商品によって収納力が変わります。自宅にあるおもちゃのサイズやおもちゃの量が入る収納ラックを選ぶようにしてください。これから先、おもちゃがどのくらい増えるかも予想して購入するとなおよいですね。  

おもちゃ収納ラックはおもに「プラスチック製」と「木製」の2種類あります。それぞれのメリット、デメリットをおさえてライフスタイルに合った素材を選ぶようにしましょう。 

・プラスチック製 

子どもが小さい間しか使わない予定のご家庭は、軽量でキャスター付きのものが多く移動が簡単なプラスチック製のものを選ぶとよいでしょう。処分する際も、プラスチック製であれば処分もしやすいです。プラスチック製のデメリットとして、おもちゃ収納ラック自体が軽く、子どもが乗ると倒れる危険性があります。また耐久性はあまりなく劣化しやすい点も。プラスチック素材のおもちゃ収納ラックは、短期間向けと考えて購入することをおすすめします。 

・木製 

子どもがおもちゃをあまり使用しなくなった後も長く使いたいご家庭は、木製のものを選びましょう。木製のおもちゃ収納ラックは強度があり、耐久性に優れているのがポイント。プラスチックと比べ、倒れにくいため安全性もあります。木の温かみが感じられインテリアにも馴染みやすく、大人になっても使いやすいデザインなのでおもちゃ収納以外にも使用可能です。木製のデメリットは、重さがあるため一度設置してしまうと移動するのが難しくなります。引っ越す予定があるご家庭などには不向きかもしれません。  

ここからは、おすすめしたいおもちゃ収納ラックを3点紹介します。ご自宅のインテリアやライフスタイルにあったおもちゃ収納ラック選びの参考にしてくださいね。  

本体部分が木製のおもちゃ収納ラックです。おもちゃを入れるケースの素材はプラスチック製なので、ケースの持ち運びが簡単にできます。天板付きなので小物を飾ったり絵本をディプレイしたり、おしゃれに設置できますよ。本体両側にはフックがついているので、子どものリュックやハンガーにかけた服などもかけられて便利です。 

サイズ：幅約88cm×奥行約29cm×高さ約89cm 

材質：本体木製  

上段に絵本収納がついたおもちゃ収納ラックです。子どもがお気に入りの絵本、おもちゃの両方とも収納できる点がポイント。キャスター付きのワゴンもついているので、おもちゃの移動や片付けもラクにできます。 

サイズ：幅約108cm×奥行約29cm×高さ約89cm 

材質：本体木製  

くまのイラストとポップなカラーが目をひくおもちゃ収納ラックです。斜めに置けるケースでおもちゃも見やすく、下段のケースには大きめのおもちゃも入れられます。側面にも小さいポケット付きなので、長さのあるおもちゃも収納可能です。キャスターが本体についているので、本体ごと移動することもできラック下の掃除がしやすい点もおすすめですよ。 

サイズ：幅約58cm×奥行約32.5cm×高さ約71cm 

素材：本体ポリプロピレン  

子どもが自分でおもちゃを片付けしやすいおもちゃ収納方法を紹介しました。ゲーム感覚で片付けを促したり、子どもの目線の高さの家具を選んだり…ちょっとした工夫をすることで子どもが進んでおもちゃを片付けてくれるようになるかもしれません。ぜひ参考にしてみてくださいね。  

• サンキュ！｜「おもちゃ収納」をプロが解説！子どもが自分で片づけられる、狭い部屋でもOKの収納アイデア実例を一挙公開 | サンキュ！（https://39mag.benesse.ne.jp/living/content/?id=36378） 
• くふうLive！byヨムーノ｜おもちゃ収納が「ごちゃつかない！」実例アイデア29選 | くふうLive!（https://www.o-uccino.jp/article/posts/49323） 
• mybest｜【2022年】おもちゃ収納ラックのおすすめ人気ランキング20選 | mybest（https://my-best.com/1239） 
• SAKIDORI｜おもちゃ収納ラックのおすすめ14選。子供でも片付けやすいアイテムを紹介（https://sakidori.co/article/1076857）