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幼児の勉強はいつから?勉強時間の目安や習慣化のコツを解説

kazasato
2023/01/20 05:01
幼児期は、家族や身近な人との関わりを通して社会性を学び、基本的な生活習慣を身につける大事な時期です。しかし、小学校入学が近づいてくると、一定時間机に座る習慣もつけておかないと少し心配ですよね。しかし、やりすぎると勉強嫌いになってしまう可能性もあるので注意が必要です。そこで、今回は、幼児期に勉強するメリットや具体的な勉強時間、進め方について解説します。

そもそも幼児が勉強をする目的やメリットとは?

子どもは遊ぶのが仕事、という言葉をよく耳にします。しかし、最近では幼児期から習い事や、自宅での学習をはじめる子どもが多く、とても忙しい印象です。幼児期に勉強をはじめるおもな目的は、知識を学ぶことよりも、じっと机に座っていられる習慣を身につけさせることにあります。

また、勉強の習慣化は、それ以外にもいろいろなメリットをもたらしてくれます。ここでは3つのメリットについて紹介していきましょう。

記憶力や思考力、集中力などを高められる

子どもの記憶力の高さに、驚かされた経験はないでしょうか。人の脳は、5歳までに約8割成長するといわれています。その幼児期に勉強をすると、脳内の「長期記憶」をつかさどる右脳を鍛えることになり、記憶力や思考力を高める効果が期待できるのです。

「できた」が自信に繋がり、勉強が好きになる

人は、生きている限り学びの連続です。学びとは、机に向かって知識を身にくけていくことばかりではありませんが、子どもたちにとって勉強は必要な時間です。また、せっかくなら、勉強を「好き」になってほしいですよね。そのためには、学習を通して、その子の「できた」ポイントを認めてたくさん褒めてあげましょう。自己肯定感が高くなり、自信に繋がりますよ。

小学校以降の学習に戸惑わず対応できる

幼児期に勉強をすることは、小学校以降の学習習慣に慣れるための練習になります。遊ぶことがメインだった子どもが、いきなり「勉強」がメインの生活に慣れろといわれても難しいものです。幼児期に大切なのは、勉強を通して、子どもがこれから迎える生活環境の変化に戸惑うことがないように土台作りをしてあげることではないでしょうか。

幼児に適した勉強時間やポイント

幼児が学習をはじめるときは、具体的にどのくらいの勉強時間が適しているのでしょうか。ここでは、年齢による勉強時間の違いや、おすすめの勉強時間帯などを紹介します。おもに、3歳くらいから5歳くらいまでの子どもを想定してお話します。

年齢によって変わる勉強時間の目安

幼児の集中力は、大人が思っている以上に短く、およそ「年齢+1分」が目安とされています。3歳であれば4分、4歳であれば5分、5歳であれば6分程度が、子どもが1回に集中できる時間です。以上のことを踏まえると、理想の勉強時間は1日15分程度とされています。もちろん、成長には個人差があるので、お子さんの様子にあわせて時間を設定してあげましょう。

最初は、机に座るだけでOK!

いざ、子どもに学習習慣を身につけさせようとしても、はじめから上手くいくものではありません。まずは、毎日机に座らせるところからはじめてみましょう。その時は、勉強することを目的とはせず、その子が好きな絵本の読み聞かせや塗り絵などからはじめてみてはどうでしょうか。「楽しい時間」を積み重ねることで習慣化され、そのうち親が促さなくても自分で毎日机に座れるようになります。

朝の時間帯に勉強する

朝の時間は、しっかり睡眠をとった後なので頭がクリアな状態にあります。子どもが勉強する時間としても最適です。集中力が高まっている状態でする勉強は、内容がしっかりと記憶に残るので定着しやすいです。しかし、朝に勉強する時間を作ることが難しい家庭もあるので、そんな時は、1日の中で、子どもが落ち着いて勉強できる時間帯を見つけてあげてください。

幼児が勉強に取り組むときの注意点

幼児が勉強するときは、親がそばで見守っている場合が多いでしょう。そのときに注意が必要なのは、親の価値観を子どもに押し付けないことです。子どもが勉強嫌いにならないためにも、気をつけるポイントを把握しておきましょう。

長時間の勉強は避ける

長時間勉強が、必ずしも良いとは限りません。とくに、幼児の集中力が短いことはご紹介の通りです。子どもが集中できる短時間の学習を、毎日続けていくのが、長く続けられるポイントです。睡眠時間を削ってまで勉強させることはやめましょう。幼児期の睡眠は、心身の成長を促す上でもとても大切です。睡眠時間が足りないと、記憶力や意欲の低下にも繋がりかねません。

条件つきの勉強はやらない

子どもが勉強を頑張る姿を見ると、つい応援したくなります。「できた」ところを認めて褒めてあげることは、子どもたちの自信に繋がるのでおすすめです。しかし、褒めるという行為を、ものに置き換えて喜ばせることは避けましょう。たとえば、「今日はプリントを頑張ったから、ご褒美に欲しがっていたオモチャを買ってあげる」といった方法です。確かに、子どもは一時的に喜びますが、「勉強すると欲しいものが手に入る」といった、条件つきの勉強が習慣化してしまう可能性があります。

たとえ勉強をやらなくても怒らない

もし、子どもが勉強をやりたくないと言う日があっても、怒らないようにしましょう。子どもたちの頭の中で、「勉強は嫌い」「勉強しないと怒られる」という負のイメージを植えつけてしまう危険があります。本来、子どもは勉強よりも遊びを優先しがちです。それは、遊びが純粋に「楽しい」からです。同じように、勉強にも学びから得られる「楽しみ」があります。まずはそれを、親が子どもたちに伝える努力や工夫をしてみるのがいいでしょう。

集中できる環境を作る

幼児が勉強をするときに、集中できる環境を作ることはとても大切です。テレビの音や、雑談は、せっかくの子どものやる気を簡単に奪ってしまいます。もし、姉弟がいる家庭であれば、いっそのこと、みんな一緒に学習する時間を決めてしまうというのはどうでしょうか。みんなで集中するという家の中の雰囲気で、子どもたちの学習へのモチベーションが上がり、親子の時間の共有もできるのでおすすめです。

幼児に勉強を習慣化させる方法は?

小学校になると、宿題を家でするのが当たり前になります。そのリハーサルとして、勉強を習慣化させておくことはとても大切です。ここでは、習慣化するために効果的な方法を解説します。

子どもが興味のある分野を生かす

勉強が「楽しい」と思えることは、習慣化するための大切なモチベーションになります。そのためには、子どもが好きな分野や得意な分野から勉強をはじめるといいでしょう。

数字が好きな子もいれば、自分の名前を書けるようになりたいから字の勉強をしたいなど、子どもによって興味の対象は違います。好きなことであれば、意欲的に取り組み、目標を達成したときの喜びは格別なものです。その経験の積み重ねが、子どもたちに勉強の「楽しさ」を理解させ習慣化に繋がります。

勉強を日常生活の一部として浸透させる

幼児期は、歯磨きやトイレなど基本的な生活習慣を習得する時期です。それと並行して、勉強も日常生活の一部として浸透させてしまうと効果的です。例えば、毎日の歯磨きとセットにして、「歯磨きが終わったら勉強する」と決めてしまうのです。あとは、毎日このルーティーンをこなすことで、無理なく勉強を習慣化できます。しかし、新しい習慣を取り入れるときは、子どもの様子を見ながら少しずつ取り入れていくことが大切です。

親も一緒に取り組む姿勢を見せる

子どもだけで勉強をさせると、集中力に欠けることが多々あります。そこで、親も一緒にその場で勉強をしてみましょう。親がその時間を利用して読書などをすると、「今は勉強する時間」と子どもへの意識づけになるのでおすすめです。また、子どもは、親と同じ時間を共有できることに喜びを感じるようになります。

完璧を求めすぎない

子どもの勉強を習慣化するためには、根気とある程度の時間が必要です。学習時間や勉強の時間帯など、目安を決めていたとしても、いつも計画通りに進められるとは限りません。勉強も、知識を習得することに目標設定をしてしまうと、子どもがそれについていけないときに理想と現実のギャップに苦しみます。幼児期の勉強をはじめるときは、何よりも子どもたちが「楽しい」と思えることを優先してあげてください。完璧を求め過ぎると、逆に子どもたちのはじめての勉強の機会を台無しにする可能性があります。

さいごに

幼児期に勉強をはじめるときは、子どもに合わせた短時間学習がおすすめです。幼児期の子どもは、まだまだ発達段階であり、集中力に欠けることも多いので長時間学習には向きません。また、勉強を習慣化することで、小学校からの学習にスムーズに進むための土台作りができます。習慣化するにはそれなりの時間が必要ですが、習得してしまえば、これからを生きてく子どもたちにとって、何よりも貴重な財産になるのではないでしょうか。

参考サイト

    この記事の著者
    kazasato(peekaboo)
    ライター
    5歳、3歳、1歳の3人兄弟のママです。新しい知識を学ぶことが好きなので、ライター業を通していろいろなジャンルについて勉強していきたいなと思います。
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