入学が楽しみになる!新一年生におすすめの絵本8選
小学校生活がイメージできる絵本2選
小学校での生活は、幼稚園や保育園とは大きく異なります。小学校がどのような場所なのかイメージできれば、新しい生活への不安を減らせそうですね。ここからは小学校生活が描かれた絵本をご紹介します。
「1ねん1くみの1いち」(写真:川島敏生)
小学校1年生の登校から下校までの1日の様子をうつした写真絵本を見ると、小学校生活をよりリアルに知ることができます。ママやパパも、自分たちが子どものころと今の小学校の変化を楽しめることでしょう。入学後は、絵本の小学校と子どもの通う小学校の違いを探してみてもいいですね。
・「はっけん!がっこうの あっ!」(文:石津ちひろ/絵:ママダミネコ)
五感を使って小学校の中の面白いものを探していくこちらの絵本には、だじゃれやなぞなぞなど子どもの興味を引く工夫が満載です。幼稚園や小学校と比べて大きく広い小学校を絵本の中で探検することで、子どもは小学校がどんなところなのかイメージしやすいかもしれませんね。
小学校生活が楽しみになる絵本3選
入学前は不安もある一方で、期待も大きいことでしょう。そんなわくわくドキドキした気持ちを高めてくれる絵本をご紹介します。
「ランドセルがやってきた」(作:中川ひろたか/絵:村上康成)
おじいちゃんからランドセルのプレゼントをもらった、うみひこくんの喜びがたっぷりと感じられるこちらの絵本は、新しい小学校生活への期待を膨らませてくれることでしょう。きちんとおじいちゃんにお礼の電話をして終わるのが、気持ちいいですね。
「一年生になるんだもん」(作:角野栄子/絵:大島妙子)
「魔女の宅急便」で知られる作家、角野栄子さんによる絵本には、さっちゃんの入学前の準備から入学式までの様子が描かれています。入学式前夜のさっちゃんとお母さんの会話に、大人も胸が熱くなることでしょう。
「しょうがっこうがだいすき」(作:うい/絵:えがしらみちこ)
10万部以上を売り上げているこちらの絵本は、なんと当時小学校2年生の女の子が書いたというのだから驚きですね。小学生になる前・なったあとにやるといいことが、小学生の目線で描かれているため、より子どもの心に刺さる一冊となっています。
新一年生の不安に寄り添う絵本3選
小学校入学を心待ちにしている子どもでも、その心の中には不安な気持ちがあるかもしれません。これから紹介する絵本は、そんな子どもの心に優しく寄り添ってくれることでしょう。
「いちねんせい」(詩:谷川俊太郎/絵:和田誠)
1987年に発行されてから多くの子どもたちに親しまれてきたこちらの詩集には、新一年生になる子どもたちのわくわくした気持ちや不安、感動などが温かな言葉でつづられています。詩集というと難しそうに感じられるかもしれませんが、子どもの心に響く絵本です。
「あした、がっこうへいくんだよ」(作:ミルドレッド・カントロウィッツ/絵:ナンシー・
ウィンスロー・パーカー/訳:せたていじ)
初めて学校に行く前日の夜、不安で心が落ち着かない男の子が、ぬいぐるみのくま「ウィリー」に話しかけてお世話をすることで勇気を出そうと奮闘する姿がいじらしく、温かな気持ちになれる絵本です。
初めてのことへの不安と期待が入り混じった気持ちに、子どもだけでなくママやパパも共感できることでしょう。
「がっこうでトイレにいけるかな?うんこのえほん」(作:村上八千世/絵:せべまさゆき)
小学校入学後、学校でなかなかトイレに行けずに困る子どもも少なくないといいます。こちらの絵本では、現代では見かけることが少なくなってきた和式トイレの使い方を始め、授業中にトイレをしたくなったときの対処法などを学ぶことができます。
巻末の原寸大和式便器ポスターを活用すると、和式トイレを使う練習が効果的にできそうですね。
さいごに
小学校入学を控えた子どもを見ていると、ママやパパも感慨深い気持ちになりますよね。入学後は宿題などもあり、ゆったりと絵本を読み聞かせられる時間も少なくなるかもしれません。入学前に絵本の読み聞かせを通して、親子の時間を積極的に作ってみてはいかがでしょうか?