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幼児はボーイスカウトに入れる?ボーイスカウトの活動とメリット・デメリット

oriori編集部
2022/11/29 02:11
子どもにボーイスカウトの活動を体験してもらいたいと考えるママ・パパも少なくありませんが、そもそもボーイスカウトには、何歳頃から入隊できるものなのでしょうか?ボーイスカウトの活動内容やメリット・デメリットとあわせてご紹介します。

ボーイスカウトとは?

ボーイスカウトとは、そもそもどのようなものなのでしょうか?

・目的

ボーイスカウトでは、主に野外で行われるさまざまな活動を通し、自主性や社会性・リーダーシップなどが培われた、心身共に健全な人材を育てることが目的とされています。子どもの好奇心を刺激する自発的な活動は、異年齢の子どもたちが集まったグループで行われるのが特徴で、子どもの年代にあわせて効果的なプログラムが組まれているといいます。

・歴史

ボーイスカウトは、1907年にイギリス人のロバート・ベーデン=パウエルが20人の子どもたちと行った実験キャンプから始まったといわれています。キャンプや自然観察を通して、子どもたちの好奇心や冒険心を引き出し、リーダーシップや自立心などの社会で活躍するうえで求められる力を育もうとしたのだそうです。

日本にボーイスカウト運動が伝わったのは1908年頃のことで、1922年には「少年団日本連盟」が創設され、ボーイスカウト国際事務局(現在の世界スカウト機構)へ加盟したそうです。1995年からはボーイスカウトに女の子も入隊できるようになりました。

現在は世界172の国と地域で5700万人以上がボーイスカウトとして活躍しており、日本でも2000もの活動母体で9万人ほどのボーイスカウトが活動しているそうです。

・活動

ボーイスカウトの活動というと、キャンプなどの野外活動や街頭募金などを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?たしかにボーイスカウトの活動は野外で行われることが多いといいますが、スポーツや果物狩り、クリスマス会や演劇など活動は多岐にわたるのだそうです。

ほかにも手旗信号やロープワークを練習したり、救急法を学んだりといざというときに役立つ知識も身に付けられることでしょう。清掃活動やボランティアといった社会貢献も活動の一環となっています。

・指導者

ボーイスカウトの指導者は、専門の指導者訓練機関で研修を受けたボランティアです。指導に対する報酬はなく、社会人として働きながら指導者として活動しているのだとか。

・年代別プログラム

ボーイスカウトは年齢によって、下記の5つの部門にわかれています。

  • ビーバースカウト(小学校1年生~)
  • カブスカウト(小学校3年生~)
  • ボーイズスカウト(小学校6年生~)
  • ベンチャースカウト(高校1年~)
  • ローバースカウト(18歳~)

それぞれの部門に応じて目標は異なりますが、一番初めの部門であるビーバースカウトでは、自然に親しんだり、仲間と仲良く遊び、楽しさや喜びを共有したりすることを目指すといいます。

またビーバースカウトは小学校1年生以上が対象となりますが、就学年の1月から仮入隊することができるため、入学前の幼児も入ることができるようです。さらに団によっては、年少や年中の園児も受け入れているところもあるのだとか。

ボーイスカウトのメリット・デメリット

ボーイスカウトに入隊すると、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

・メリット

ボーイスカウトの活動は野外で行われることが多いため、活動を続ける中で子どもの体力を培っていけることでしょう。また目標に向かって仲間と力を合わせて頑張る経験は、忍耐力や協調性などを育てることにつながるかもしれません。

また災害時などに、救急法や野外生活の技術などボーイスカウトで身に付けた知識やスキルが助けとなったという話も珍しくないといいます。集団生活やボランティア活動などを通して、協調性や社会性、社会貢献の精神などを育むこともできるでしょう。

・デメリット

ボーイスカウトの活動は野外で行われることが多いため、アウトドアが苦手な子どもにとってはストレスに感じられるかもしれません。またイベントなどへの協力を依頼されたり、ビーバースカウトの場合は保護者の同伴が求められたりと、子どもだけでなく家族の負担が大きい点にも注意が必要です。

そうした家族ぐるみの活動を楽しめる人も多い一方、ボーイスカウト内での大人の人間関係に悩む人も少なくないといいます。また所属する団によってメンバー構成や活動内容、費用負担などが大きく異なります。

そのため希望する活動を実際に行っているのかどうか、入隊前にチェックしておくことをおすすめします。いざ活動を始めてから「こんなはずではなかった」と後悔しないよう、可能であれば、実際に子どもをボーイスカウトに入隊させている先輩ママから話を聞けるといいですね。

ボーイスカウトに入隊する方法

ボーイスカウトへの入隊を検討しているなら、ボーイスカウト日本連盟のホームページから、近隣で活動している団を探してみてはいかがでしょうか?団によって活動内容が異なるので、複数の団へ体験や見学の申し込みをしてもいいといいます。

ただし女の子の場合は、更衣室を設けられないなどの事情により、団によっては入隊できないことがあるため注意が必要です。女の子だけを対象に活動するガールスカウトもあるので、そちらを検討してみるのもおすすめです。

体験会に参加する場合、活動内容によって道具の準備や施設料金の負担、1日保険への加入などが求められることもあります。また見学や体験時には、活動日や活動頻度、活動内容や費用などを確認しておくといいでしょう。

ちなみにボーイスカウトにかかる費用は団によって異なりますが、おおまかな目安は下記の通りです。

  • 入団費:5千円前後
  • 年間登録料:5千円前後
  • 制服一式:~1万円
  • 交通費1~2千円/月
  • 活動費:1~2千円/月
  • キャンプの積立金:1~2千円/月

また制服などはお下がりをもらえたり、きょうだいで入隊する場合は割引制度を利用できたりする団もあるようです。

さいごに

子どもの生きる力を育んでくれるボーイスカウトは、苦労も多いですが、その分やりがいが大きいもの。子どもが興味を持っているようなら、一度見学や体験に足を運んでみてはいかがでしょうか?

入隊可能な年齢は団によっても異なるので、幼児期から入隊を希望する場合は前もって確認しておくといいですね。

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    oriori編集部。現在総勢6名で企画・取材・原稿作成・記事編集を行っています。編集部員は、習い事検索メディアのプロデューサーや自身も子どもを持つフリーランスで活動していた編集者/ライターなど、子育て・知育・教育全般に詳しいメンバーが集まっています。
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