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布おもちゃが子どもの五感を刺激する?魅力やメリットについて

廣澤京子
2022/12/19 03:12
布おもちゃには、子どもの五感を刺激する効果があり、メリットもたくさんあります。布おもちゃが選ばれる理由や、メリット、どんな種類のおもちゃがあるのかについて、ご紹介しましょう。また、手芸が苦手な方でも簡単に作れるものや、ミシンや手縫いなどで作る、心温まるような布おもちゃの作り方まで解説していきます。

布おもちゃは子どもにとって何がいいの?

布おもちゃが子どもにとって、どんなメリットや効果があるのか詳しくみていきましょう。

投げても落としても危なくない

子どもは、自分の周りにあるものに触れたり、転がしたり、投げたりします。もし重いものや硬いものが、顔や足の上に落ちてきたら心配で、気が気ではありませんよね。布のおもちゃなら投げても転がしても危なくないので、子どもの近くに置いておいても安心です。また、布でできているので軽くて、ちょっと外出するときの持ち運びにも便利です。

布には子どもの五感を刺激する効果もある?

一言に布と言っても、手触りがふわふわしたものやモフモフしたものなど、種類はさまざまです。引っ張ると伸びる素材のものもあり、子どもが肌で触れて感触を遊ぶことができるのです。おもちゃの布絵本などには、シャカシャカと音がするもの、仕掛け遊びが楽しめるものなどさまざまな種類があり、子どもの感性が刺激されるでしょう。ふわふわした肌触りの布は、大人も子どもも癒されますよ。

布おもちゃは汚れてもすぐに洗える!

布おもちゃのメリットは、汚れたらすぐに洗って、いつでも清潔な状態を保てることです。子どもはなんでも口に入れたり、よだれがついたりしがちですが、気になったときに水洗いや洗濯ができます。他のおもちゃは、拭くことはできても丸洗いするのは難しく、布おもちゃは比較的いつでも清潔なものを子どもに与えることができるのです。

布おもちゃは手作りができるので温かみがある

布おもちゃは、布があれば手作りも可能です。市販のものもたくさん売られていますが、パパやママが手作りしてあげることで、世界に一つだけしかない布おもちゃを子どもにプレゼントできます。市販のものより手作りの布おもちゃは温かみが感じられます。ぜひ時間のあるときに作ってみてはいかがでしょうか?

布おもちゃにはどんなものがあるの?

子どもの布おもちゃにはどんなものがあるのか、紹介します。

目で見て触って楽しむ布絵本!音が鳴るものも

布絵本は、布でできた絵本のことです。ポリエステルやコットンなどのさまざまな素材でできており、子どもへの初めてのプレゼントとして購入する人も多いのではないでしょいか。布絵本には、音が鳴ったり、シャカシャカと音がしたりとさまざまな仕掛けがあるものもあります。また、布絵本は、絵を見て楽しむことを重視しているため、物語の情報量が少ないのも特徴です。見て、触って楽しむことをメインとしているため、新生児のうちからでも楽しめるのがポイントですよ。

赤ちゃん期からOK!にぎにぎできるラトル

赤ちゃんのうちからでも、握ることができる「にぎにぎ」。布製のものも多くあり、中には鈴の音やガラガラと音が鳴るものもあります。ねんねの時期の赤ちゃんが持ちあげて、仮に落として顔に当たっても、布のものであれば痛くないので安全ですね。

幼児期まで遊べる人形やぬいぐるみ

子ども用に売られているぬいぐるみや人形には、布製のものも多く存在します。握りやすく、子どもの手にもつかみやすくなっているでしょう。人形やぬいぐるみを選ぶときには、口に入れても大丈夫なように、繊維が抜けないものを選ぶことをおすすめします。やがて、子どもが「ごっこ遊び」などにハマる年齢になれば、仲間入りするかもしれませんね。

すごろくや積み木など、ルールを覚えるのに最適!ゲームタイプ

すごろくや積み木、サイコロなどゲームタイプの布おもちゃです。子どもが成長して投げるようになったときでも、布製だと安心ですね。ルールに沿って遊ぶということを覚える初めてのおもちゃになるかもしれませんよ。

野菜に果物、キッチン用品だって布で作れる!おままごとアイテム

キッチンアイテムや食べ物などを布で作るおままごとアイテム。手作りのにんじんやたまねぎ、トマトなどの野菜は作っているパパママの方が楽しくなっちゃいそうです!並べも可愛いく、温かみもあるので、長く遊んでくれるアイテムになるでしょう。

布おもちゃの作り方4選!年齢別、難易度別に分けて紹介

手作りで作れる布おもちゃを年齢別に分けてご紹介します。難易度もさまざまなので、あまり手芸が得意ではない方は、針や糸を使わなくても作れる方法もありますよ。ぜひチェックしてくださいね。

【乳児向け】手芸初心者でも大丈夫!簡単モビール

水族館のイメージやハロウィン・クリスマスなど季節やテーマを決めて上から吊るすタイプのモビールです。赤ちゃんや子ども部屋にも飾れて、上から吊るすタイプなので直接触らないようにできて安心ですよ。エアコンや風などでもよく揺れるので、赤ちゃんの目が見え始めたころに設置してあげると、喜んでくれるかもしれませんね。モビールは縫う工程がないので、チャレンジしやすい布おもちゃです。


準備物

  • フェルト
  • ハンガー
  • 太めの糸
  • 布用ボンド


作り方

  1. フェルトをどんぐりや魚、季節のものなど好みの形に切って、同じものを2つ用意する。
  2. 太めの糸を40cmにカットしたものを3本用意する。
  3. 1本の糸に間隔をあけて、カットしたモチーフで糸を挟んで、布用ボンドで張り合わせる。
  4. モチーフのついた糸をハンガーに結ぶ。この作業を残りの2本の糸にも行って完成。

【1~5歳児向け】100均で手に入る「あるもの」で手作りパペット

100均で手に入る鍋つかみで作れるパペットの作り方です。子どもがはめてパクパクと楽しむことも、パパやママがはめて遊んであげることもできますよ。


準備物

  • 鍋つかみ
  • フェルト


作り方

  1. 黒のフェルトを目の部分になるように丸くカット。
  2. 鍋つかみ部分にカットしたフェルトを縫い付ける。手芸が苦手な方は、布用ボンドなどで貼り付けるといいでしょう。
  3. 鍋つかみの開いた部分に、舌や歯などをフェルトでカットしてつけて完了。

ヘビやおばけ、サメなどさまざまなモチーフのものを作ると子どもは楽しんでくれること間違いなしです◎

【乳児向け】まるで売り物?可愛いくまさんのラトル

持って振ると鈴の音やガラガラと音がする布おもちゃです。ミシンや手縫いなどの工程が入ってくるので、少し難しく感じるかもしれませんが、コツさえつかめば簡単にできますよ。ぜひ、挑戦してみてくださいね。


準備物

  • タオル地の布2枚
  • プラスチックの鈴
  • 手芸綿
  • リボン


作り方

  1. はじめに、型紙を準備する。紙を半分に折って輪っかになるように、持つ部分・顔の部分・耳の部分を書いてカットする。
  2. 布に型紙で印をつけたら、縫い代を1cmほどつけて、持つ部分と顔部分は2枚、耳部分は4枚カットする。
  3. 続いて、くまの顔を作っていく。顔部分の布に、型紙を乗せて中心がずれないようにして。顔を書いていく。顔が描けたら刺繍で顔を作っていく。
  4. 次に、持ち手を塗っていく。カットした持ち手の布2枚を合わせて、内側の線をまち針などで固定し、円の入口部分を開けてミシンか手縫いで縫う。
  5. 縫い代部分に切り込みを入れて裏返し、綿を詰めていく。綿が入れにくいので、細長いもので押して綿をしっかり入れていく。綿が全部入ったら入口部分をまつり縫いする。持ち手部分の上にくまの顔がくるので、玉結びが見えていても大丈夫です。
  6. 次に、耳部分を塗っていく。内側の線を固定して、耳の付け根のところは開けて縫う。持ち手同様に縫い代に切り込みを入れて裏返す。
  7. 顔に耳をつける作業です。耳の位置を決めたら仮縫いをする。
  8. 顔部分を裏返して、半分ほど綿を詰めたら鈴を入れていく。
  9. 持ち手に熊の顔をまつり縫いで縫い付けていく。
  10. 最後にリボンをつけて完成。

【4~5歳児向け】布で作るすごろく

幼児向けすごろく遊びを楽しむには、数が理解でき、ルールを守れることが大切です。市販のものも多く売られていますが、マス目が多いとゲーム自体が長くなる恐れがあり、子どもは飽きてしまうかもしれません。初めてのすごろく遊びは手作りのもので、遊んでみてはいかがですか?


準備物

  • 台布用のキルティング生地(45cm×65cmくらいの大きめサイズ)
  • バイアステープ(2.5cm程度)
  • フェルト
  • 布テープなど


作り方

  1. フェルトをマスの形にカットする。〇や□、△などお好みのフェルトを好みの数だけ作成する。
  2. 台布の上にフェルトを並べ、マスをつなぐように布テープを並べて配置が決まれば縫い付けていく。
  3. キルティング生地の周りをバイアステープで縫う。
  4. すごろくのコマを円錐型に塗ったら完成。

【何歳からでも遊べる!】おままごとのキッチン用品

おままごとの食べ物をつくる方法を紹介します。今回はにんじんの紹介をしますが、慣れてきたら、他の野菜やフルーツなどのアレンジできるかもしれませんね。


準備物

  • フェルト(オレンジ・緑・黄緑)
  • 刺繍糸(フェルトに合わせた色のもの)


作り方

  1. フェルトを縦14×横7cmのフェルトにフリーハンドで人参の絵を描いて、同じものが2つできるようにカットする。
  2. ずれないように、待ち針で固定して、刺繍糸3本で縫う。刺繍糸はフェルトの色に合わせて巻かがり縫いをします。
  3. 縫い終わりを玉結びする。綿をいれる周りをいぐし縫いする。
  4. 次にヘタ部分の緑と黄緑のフェルトを4×4cmで準備する。
  5. 緑と黄緑2色を一緒にくるくると丸めて、余ったところはカットし、まち針で止めてたてまつりをします。
  6. 縫い終わりの糸を中心に通して縫いはじめへ持っていく。
  7. にんじんの中に綿を細いものを使ってしっかり先まで綿を入れる。
  8. にんじんのヘタの縫いはじめの方を綿の中に入れて、動かないように刺繍糸でしっかり固定する。
  9. しっかりのヘタとにんじんを縫って引っ付けて結び目を中に隠して糸を切ったら、完成。
  10. こだわる場合は、にんじんの横線などを刺繍糸で入れていくといいですよ。

さいごに

布のおもちゃは、子どもが安全に遊べて五感を刺激する優れものです。赤ちゃん時期から幼児まで、さまざまな布おもちゃで遊べますよ。手づくりのものは温かみがあるため、喜んで遊んでくれそうですね。市販のものも売られているので、時間のないパパやママは、無理せずに、市販のものでも布のものを選ぶとよさそうですよ。

参考サイト:

  • 株式会社e-CHANNEL|縫わずに作れる!秋&冬におすすめの簡単モビール【乳児向け】|保育士・幼稚園教諭のための情報メディア【ほいくis/ほいくいず】(https://hoiku-is.jp/column/detail/1381/)
  • 株式会社e-CHANNEL|100円ショップのグッズで簡単!手作りできるパペット【1~5歳児向け】|保育士・幼稚園教諭のための情報メディア【ほいくis/ほいくいず】(https://hoiku-is.jp/column/detail/1359/
  • 株式会社e-CHANNEL|梅雨の室内遊びに!4・5歳におすすめの「布すごろく」【布おもちゃの作り方】|保育士・幼稚園教諭のための情報メディア【ほいくis/ほいくいず】(https://hoiku-is.jp/column/detail/1254/
  • 株式会社e-CHANNEL|保育現場で力を発揮!布おもちゃが持つ不思議な『癒し効果』|保育士・幼稚園教諭のための情報メディア【ほいくis/ほいくいず】(https://hoiku-is.jp/column/detail/133/
    この記事の著者
    廣澤京子(peekaboo)
    ライター
    やんちゃで甘えん坊な1歳の男の子ママです。はじめての育児に日々奮闘中で毎日ドタバタしています。ママに役立つ情報や楽しい情報をお届けできたらと思います。
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