学習机はいつ購入する?学習机の予算と選び方
学習机を購入する時期
学習机を購入する時期は家庭によってさまざまで、小学校入学前に用意する家庭もあれば、子どもの進級・進学のタイミングで購入する家庭もあります。なかには、そもそも学習机を購入しないという家庭も。
きょうだいがいる場合、学習机のデザインをそろえるため、上の子の入学のタイミングで下の子の学習机までセットで購入することも珍しくないようです。それでは、そんな学習机はどのくらいの時期に購入すれば希望に合ったものを手に入れられるのでしょうか?
デザインにこだわるなら8~9月頃
学習机の新作は、8~9月頃に発表されることが多いといいます。そのため、気に入ったものを選び抜きたいのであれば、新作発表の時期から購入を検討してみてはいかがでしょうか?
人気のものはすぐに予約が埋まってしまう可能性があるため、早めの情報収集をおすすめします。
予算を抑えたいなら3~8月頃
学習机の購入のピークは、1~3月頃だといわれています。そのため、ピークを過ぎる3~4月頃には、在庫処分のセールが行われることが多いのだとか。また新作発表前の5~8月頃は学習机購入のオフシーズンにあたるため、前年度のモデルを手ごろな金額で購入しやすくなるそうです。
また新作発表後の8~9月頃には、割引率はそこまで高くありませんが、早期購入割引が利用できることもあります。
学習机の予算の目安
学習机の値段は商品によって大きく異なりますが、机・椅子・机下のワゴンの3点セットの場合、8万円以上が目安といわれています。安価で販売されている学習机もありますが、耐久性や機能性、アフターサービスなどが劣る場合も多いため、前もって確認しておくことをおすすめします。
とくに引き出し部分は壊れやすいといわれているので、しっかりとした作りになっているかチェックしてから購入するといいでしょう。また安価なものは頻繁にモデルチェンジが行われることが多いため、本棚などを同じシリーズで買い足そうとしても手に入れられないこともあるので、注意が必要です。
学習机の選び方
学習机を選ぶときは、どのようなポイントをチェックするといいのでしょうか?
デザイン
学習机は小学校時代だけでなく、中学・高校と長く使い続けることを見越して、子どもが成長しても違和感なく使えるようなシンプルなデザインのものがおすすめです。人気の組み合わせデスクは、子どもの成長に合わせて使い方を変えられるので重宝するかもしれませんね。
またリビングに置く場合は机の上に棚がないシンプルな平机型の学習机を選ぶなど、置き場を考慮した上で適切なデザインのものを選ぶといいでしょう。
サイズ
学習机を購入するときは、置き場所にきれいにおさまるサイズのものを選ぶといいでしょう。スペースに余裕がない場合は、ベッドと一体になったものも人気ですよ。また全体のサイズだけでなく、天板の大きさも忘れずにチェックしたいポイントの一つです。
勉強道具を十分に広げられるよう、幅100㎝、奥行50~60㎝程度の大きさを目安にしてみてくださいね。
素材
学習机の素材は、丈夫で高級感のある「無垢材」や無垢材より安価で軽い「突板(つきいた)」手ごろな金額で手に入る「プリント化粧板」などがあります。また使用する木の種類などによっても価格や性能は異なるようです。
高さ調節機能の有無
子どもの成長に合わせて椅子や机の高さを調節する機能がついているかどうかも、チェックしたいポイントの一つです。高さが調節できない場合は、クッションや座布団などで調節するといいですね。
収納量
小学生のうちはそれほど学用品は多くありませんが、中高生になると辞書など収納するものもどんどん増えていくでしょう。そうした学用品をきちんと収納できるかどうかも、学習机選びのポイントの一つといえそうですね。
収納量が少ない場合、同じシリーズで本棚やラックなどを買い足せるかどうかチェックしておくといいでしょう。
付属品
デスクマットやライト、フック、コンセントの口数など付属品についても確認しておくといいでしょう。フックは耐荷重を確認しておくと、ランドセルなどの重いものをぶら下げたいときに参考になりますよ。
さいごに
学習机は必ずしも必要なものではありませんが、子どもが集中して勉強に取り組む場所を作れるという意味では、子どもの学習意欲を引き出すのに効果が期待できそうですね。学習机は学用品をきれいに収納できるよう工夫して作られているため、子どもの整理整頓力も鍛えられるのではないでしょうか?