【東京都内】4歳~6歳におすすめのサイエンス教室11選!理科実験教室で考える力を育もう
サイエンス教室ってどんなところなの?
自分の子どもが大きくなったとき、世界はどのようになっているでしょうか?いまよりももっと複雑性の高い世の中になり、「自ら考える力」や「失敗をおそれず取り組む姿勢」が必要になっているのではないでしょうか?
サイエンス教室とは、科学実験や体験を通して科学・理科的な考え方が身につき、さらには失敗を恐れずにチャンレジすることを経験できる「体験型の教室」です。さまざまなプログラムにより、好奇心や子どもが自分で考える力を身につけることができます。
6歳以下の子どもは、目に映るものが新鮮で、非常に好奇心が旺盛な時期といえます。サイエンス実験教室の役割としては、そんな好奇心を刺激して、世の中にある不思議や日常の気になることなど、自分のアンテナをさらに広げ、「こうしたらどうなるだろう?」といった仮説思考を育むことになります。これからの世の中において不思議を発見する力は、非常に大切です。また、仮説立て・実験/検証・振り返りという一連のサイクルを経験することによって、大人になったときにも失敗を恐れず、失敗から新しい仮説を立てる力と、成功に向けて粘り強く取り組むスタンスを持ち続けることができます。
サイエンス教室で身につく力にはどんなものがある?
サイエンス教室に通うことで、どんな力を身につくのでしょうか。順番に見ていきましょう。
探求力・問題解決力
サイエンス教室で行う授業・科学実験は、「なぜ?」「どうして?」「だからこうなる」といった、物事が起こる理由と過程、結果を順序立てて考えることで、科学的な知識を養います。
科学実験を通して生まれた「なぜ?」という気持ちは、子どもの探求力や問題解決力を養うのに最適です。
集中力が身につく
学生時代に科学実験をした経験がある方ならイメージしやすいかもしれませんが、科学実験は手順が複雑で、結果が出るまでに時間がかかることも多くあります。また、いつ変化が起きるかを常に気にしながら取り組むため、1つの実験に時間をかけて取り組むことで、集中力が身につきます。
アウトプット力
ほとんどのサイエンス教室では、実験の最後に結果をレポートにまとめる作業を行います。レポートは、正確さはもちろん、自分以外の人が見ても分かりやすい言葉や表現で書く必要があります。レポートにまとめるという作業を何度も経験することで、「どうしたら分かりやすくなるか?」という表現力を育むこともできます。
東京都内でおすすめのサイエンス教室10選
それでは、東京都内にあるサイエンス教室を紹介していきます。
年中~年長から始め、小学校に上がってもそのまま通い続けられる教室がほとんどです。習い事を始める前に見学・体験を受付しているところもありますので、気になった教室に問い合わせてみると良いでしょう。
栄光サイエンスラボ
年中対象の「キンダーコース」と年長対象の「プレップコース」を各月1回(1回60分)開催する「栄光サイエンスラボ」。どちらのコースも親子で参加できるため、子どもといっしょに科学に触れて楽しめます。少人数定員制を採用しているため、子どもの理解度に合わせた細やかな対応が可能です。
幼児対象コースを修了したあとは、小学1・2年生向けの通常コース「バチュラーコース」や、授業内容をすべて英語で行う特別カリキュラム「イングリッシュコース(小学1~3年生対象)」も受講できます。
東京都以外にも神奈川など関東圏に教室を複数展開しているため、通いやすい教室を選べますよ。体験会も実施中です。
- 栄光サイエンスラボ(科学実験教室)|サイエンスラボとは(https://www.eikoh-sciencelabo.com/feature/index.html)
- 栄光サイエンスラボ(科学実験教室)|コース紹介(https://www.eikoh-sciencelabo.com/course/index.html#english)
- 栄光サイエンスラボ(科学実験教室)|教室一覧(https://www.eikoh-sciencelabo.com/classroom/index.html)
サイエンス倶楽部
「サイエンス倶楽部」は、東京都など関東圏に全14教室を展開しているサイエンス教室です。幼児コースとして「年中コース」「年長コース」(どちらも月2回、1回90分)の2つがあり、色や水といった身近なものを教材に科学実験を行っています。
小学生コースでは、特別プログラムとして野外で行うフィールド実習や夏休み期間の合宿などにも参加可能です。ホームページには在籍している子どもや保護者のインタビューが載っているので、参考になりますよ!無料体験実習やキャンペーンなども行っています。
- 科学実験教室【サイエンス倶楽部】|年中クラス(https://www.science-club.co.jp/course/infant/01/index.html)
- 科学実験教室【サイエンス倶楽部】|年長クラス(https://www.science-club.co.jp/course/infant/02/index.html)
- 科学実験教室【サイエンス倶楽部】|年中クラス(https://www.science-club.co.jp/course/infant/01/index02.html#menu)
- 科学実験教室【サイエンス倶楽部】|スペシャルプログラム(https://www.science-club.co.jp/course/sp/)
- 科学実験教室【サイエンス倶楽部】|会員のみなさんの声(https://www.science-club.co.jp/about/member-voice/)
- サイエンス倶楽部「科学実験から広げる総合教育」|無料体験実習(https://science-club.resv.jp/reserve/calendar.php?_ga=2.245593281.491998194.1616247985-1520448902.1616247985)
ヒューマンアカデミー ジュニアSTEAMスクール サイエンスゲーツ
「ヒューマンアカデミー ジュニアSTEAMスクール サイエンスゲーツ」では、STEAM教育の考え方を採用。STEAMとは「STEM」にArts(創造性)をプラスしたものです。子どもたちの主体性を育むような体験型の教育カリキュラムを通し、身近にあるものをテーマに物理学や化学などについて学べます。
5歳~小学3年生対象の「初級コース」を修了すると、「中級コース」「上級コース」とレベルアップしていく仕組みです。いずれも月2回、1回90分の授業となっています。東京都や埼玉県などの関東を中心に、全国に受講可能な教室がありますよ。
- 科学教室【サイエンスゲーツ】|サイエンスゲーツとは?(https://kids.athuman.com/kagaku/about/?code=140000)
- 科学教室【サイエンスゲーツ】|教室検索(https://kids.athuman.com/search/?store_flag=4&code=140000)
早稲田こどもフィールドサイエンス教室
「早稲田こどもフィールドサイエンス教室」の最大の特徴は、屋内の教室ではなく自然の中で行うフィールドワーク型の教室という点です。川に泳ぐ魚や木に止まっている虫などを観察し、自然と向きあいながら豊かな感性と思考力を養うことができます。
年長~小学5年生までが対象となり、このうち「プレップクラス」が年長対象です。7つの活動テーマの中から年間5回分のテーマをチョイスし、都合の良い活動日を選んで参加できるシステムになっています。子どもに自然の中でのびのび学んでほしい方にぴったりの教室です。
- 早稲田こどもフィールドサイエンス教室|教室について(https://waseda.fieldscience.jp/about/)
- 早稲田こどもフィールドサイエンス教室|サイエンス教室の活動概要(https://waseda.fieldscience.jp/about/about.html)
ベネッセサイエンス教室
発達段階に合わせたカリキュラムで考える力を育む「ベネッセサイエンス教室」。月1回(90分)年長コースからサイエンスカリキュラムが受けられますが、修了後に小学生コースに進むことも可能です。授業では化学反応や物質の延焼・炎色反応といった自然科学のほか、応用科学としてプログラミングも学習ができます(応用科学は小学生から対象)。
東京都、神奈川県、埼玉県の1都2県に教室があり、各教室の見学・体験教室も受付しています。
- ベネッセサイエンス教室|サイエンス教室とは(https://benesse-kyoshitu.jp/science/about.html)
- ベネッセサイエンス教室|学年別カリキュラム(https://benesse-kyoshitu.jp/science/curriculum.html)
- ベネッセサイエンス教室|教室情報(https://benesse-kyoshitu.jp/school/)
理科実験教室 アインシュタインラボ
「理科実験教室 アインシュタインラボ」では、学校で行う理科の科学実験をベースに、子どもの知性や好奇心を育成することを目指したプログラムを実施。幼児~中学生までを対象としており、いずれは中学・高校の入試にも有効な授業を行っています。
4~6歳が対象の「Cコース」では、主に好奇心を引き出すような内容です(月1回、1回120分)。本部は横浜市金沢区にありますが、東京にも何校か教室があり、無料の体験授業も実施しています。全国のイベントや小学校などで出張授業も行っているため、機会があればイベントなどに参加してみるのも良いかもしれませんね。
- 理科実験教室アインシュタインラボ|アインシュタインラボの5つのコース(https://einstein-labo.jp/course_guide/course/)
- 理科実験教室アインシュタインラボ|授業数・授業料(https://einstein-labo.jp/course_guide/fee/)
- 理科実験教室アインシュタインラボ|アインシュタインラボの教室一覧(https://einstein-labo.jp/access/)
- 理科実験教室アインシュタインラボ|アインシュタインラボの出張授業(https://einstein-labo.jp/lesson_events/)
サイエンスアカデミア ディスカバリーパーク
自然科学と知育をミックスさせた授業が特徴の「サイエンスアカデミア ディスカバリーパーク」。年中・年長の子どもでも楽しめるような科学実験講座を行っています。小学校に進学すると「サイエンスαコース」のほか、プログラミングが学べる講座も受講可能です。
月1回(120分)の授業を、東京都江東区と文京区の教室で実施しています。体験会も行っています。
- サイエンスアカデミア|コースのご紹介(https://www.sc-acd.com/course/)
- サイエンスアカデミア|講座時間割(2020年度・2021年度)(https://www.sc-acd.com/timetable/)
- サイエンスアカデミア|体験会申込・お問い合わせ(https://www.sc-acd.com/contact/)
キッズアース
「キッズアース」では、子どもの知的好奇心や論理力、発想力を育むようなプログラムを行っています。「年中クラス(月1回、1回70分)」と「年長クラス(月2回、1回70分もしくは月1回、1回120分)」があり、知育教具ブロックやブロックでできるプログラミングなどの教材と科学実験を組み合わせた授業を受けることができます。
幼児対象の2クラスは横浜市内での受講となりますが、小学生向けクラスは東京都内でも受講可能です。
- キッズアース|キッズアースの考え方(https://kids-earth.com/philosophy.html)
- キッズアース|年中長クラス|コース(https://kids-earth.com/c_kg.html)
- キッズアース|2021年度体験生募集中!|最新情報(https://kids-earth.com/news.cgi?id=1610029340LofHoCdM#seijo)
麻布科学実験教室
子どもが楽しんで学べるような科学実験を毎週行っている「麻布科学実験教室」では、年少・年中・年長と学年別に分かれたクラスで学ぶことが可能です。年少クラスでは自然に親しみながら、年中クラスでは子どもの興味を引き出し、年長クラスでは科学的な見方や基礎を養うような授業内容になっています。東京都港区に教室があり、体験教室も実施しています。
- 創造教育センター/麻布科学実験教室(東京・麻布)|教室について(http://www.azabu-cec.com/about/about_class.html)
- 創造教育センター/麻布科学実験教室(東京・麻布)|幼児クラス(http://www.azabu-cec.com/about/yoji.html#)
- 創造教育センター/麻布科学実験教室(東京・麻布)|地図(http://www.azabu-cec.com/about/map.html)
TOMASサイエンス教室
「TOMASサイエンス教室」は、学習塾・進学塾を経営するTOMASが運営する、イベント型のサイエンス教室です。全国にあるTOMAS各校を巡回し、子どもが科学に興味を持ちやすい身近なテーマを通して科学的に考える力を向上するイベント内容になっています。
過去には、小麦粉からグルテンという物質だけを取り出す実験をした「パスタの科学」や、チョコレートのおいしさの秘密に迫った「チョコレートの結晶」など、実際に中学校の入試問題として出されたものを例に取り上げて実験を行いました。イベントスケジュールはホームページなどで公開されています。
- TOMASサイエンス教室|TOMASサイエンス教室「料理の科学」【Zoom】(https://www.tomas.co.jp/event/science19/)
- TOMASサイエンス教室|無料実験教室 「入試に出る実験問題」 [TOMASサイエンス教室 第18弾](https://www.tomas.co.jp/event/science18/)
こどもクリエ塾 幼児教室
「こどもクリエ塾 幼児教室」では、21世紀に通用する未来のリーダーを育てる鍵として「思考力」と「非認知能力」の二つを設定し、育もうとされています。
年間のカリキュラムとしては以下のように想定しているようです。
年間カリキュラム(月別テーマと、各回の実験)
- 4月 :自然 ①雲をつくる ②3つの虹
- 5月 :人間の秘密 ①変身? ②声の秘密
- 6月 :食べ物 ①牛乳実験 ②不思議なレモン
- 7月 :水 ①水の力 ②水に濡れないぞ
- 8月 :夏 ①暗闇が楽しい? ②シャーベット
- 9月 :植物・野菜 ①植物標本 ②紫キャベツ
- 10月 :色の仕組み ①色々な色 ②色を分解する
- 11月 :化学反応 ①火山! ②いくら大好き
- 12月 :地学 ①惑星 ②化石
- 1月 :自然の秘密 ①雨を降らせる ②雪を降らせる
- 2月 :熱 ①カイロでほかほか ②熱を使ってアクセサリー
- 3月 :カラフル ①液体タワー ②カラフルなランプ
まとめ
未就学児の子どもは、どんな物事に対しても「なぜ?」「どうして?」という好奇心を抱きやすいもの。理科という分野を身近に感じることで、好奇心が育まれ、理科的な考え方を養う良いチャンスとなるでしょう。
論理的思考力や集中力、表現力などは、これから本格化するプログラミング教育やSTEM教育においても重視される力です。子どもの持つ能力を最大限引き出してあげるための方法の1つとして、サイエンス教室を検討してみてはいかがでしょうか。