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【知育】種から花を育ててみよう!夏~秋の一年草

ライター 村田 美子
2021/04/06 19:04
4月から5月は夏の花の種まきシーズンです。夏から秋にかけて咲く花は魅力的なビタミンカラーの一年草がたくさんあります。一から植物を育てるのは子育てと一緒だと思いませんか。是非、子どもと一緒に花々の成長を楽しんでください。この記事では種まきと育て方のポイントをお伝えします。

春まき一年草って?

春まき一年草って?

春に種をまくと、その年の夏~秋に花が咲いて、冬に枯れるものを「春まき一年草」と呼びます。


ヒャクニチソウ(ジニア)・アサガオ・ヒマワリ・ペチュニア・マリーゴールド・センニチコウ・マツバボタン、コスモス、朝顔などがあります。

タネの発芽には何が必要?

タネの発芽には何が必要?

種が発芽するには、「酸素」「水」「温度」「光」が必要です。特に大切なのは温度と光です。


たとえば、アサガオは発芽適温が20℃~25℃ですが、コスモスは発芽適温に幅があり、春~初夏まで種をまくことができます。種の袋に記載されている情報を参考にしましょう。


光の条件は「光が当たる」と「光が遮られる」の2パターンがあります。光好性種子は播いた後に土をかぶせませんが、(ペチュニア、ナデシコ、レタス、シソなど)嫌光性種子は播いた後に土を少しかぶせます。嫌光性種の代表的なものにはケイトウ、ヒャクニチソウ、トマト、キュウリなどがあります。

種まきの方法

種まきの方法

ここでは嫌光性種子(発芽に光を必要としない植物のタネ)の種まきをご紹介します。


まず、卵パックに種まき用の土を入れたら、種をまき薄く土をかけ、霧吹きなどで水を湿らせます。芽がでるまで日陰で管理しましょう。


発芽し始めたら陽のあたる所に置き、双葉の後の本葉が出たら元気な芽を残して間引き、培養土を入れた黒いポットに植え替えます。


本葉が6〜7枚出てしっかりとした苗に育ったら、いよいよ地植えをしたり、鉢へ植えます。たっぷり水をあげるのを忘れないでくださいね。


秋遅くまで咲いて欲しい時は、夏の終わりにバッサリ切り戻し、肥料をあげましょう。そうすると12月ごろまでも楽しむことが出来ます。センニチコウなどはドライフラワーにすることもできます。

春の種まきにおすすめの花

春の種まきにおすすめの花

ここにご紹介するのは初心者でも扱いやすい大きめの種の花で、長~く咲いてくれるものばかりです。

ヒャクニチソウ(ジニア)

ヒャクニチソウ(ジニア)

ヒャクニチソウの発芽適温は20度なので、4月から6月がまき時です。花色、草丈、花のサイズも色々で、咲き方もポンポン咲き、カクタス咲き、ダリア咲きなど多様です。


おすすめは中輪の混合種です。6~8cmの花が5月~11月まで、暑い時期にも花が休むことなく咲いてくれます。

コスモス

コスモス

コスモスは種まきの時期をずらすことで長期間楽しめます。4〜5月に種をまくと夏から、6〜7月に種をまくと10月頃から花が楽しめます。 また、8月頃に種をまくと膝丈くらいで花が咲きます。不思議ですね。


直接種を地面にパラパラ蒔いても育ちますが、確実なのは、黒ポットにまいて、苗に育ってから鉢や庭に植えます。


草丈は1m以上に成長し、雨風で倒れることもあるので、支柱をしましょう。何度か先端を切り詰めて、茎の数を増やし高さを抑える方法もあります。 


性質は丈夫で、日光を浴びれば、痩せた土地でも育ちます。短日植物なので電灯の下は避けましょう。水やりは雨が当たっている場所なら必要なく、土の表面が乾いたら与えます。

朝顔

朝顔

夏を代表する植物が朝顔です。種まきの時期は5月~6月で、開花は7月~10月です。


花色は青、赤、桃、紫、白などいろいろあり、草丈は20cm~3mなので緑のカーテンとして育てたり、行灯仕立てにするといいですね。


育て方のポイントとしては、短日植物なので電灯の下は避け、風通しと日当たりがよい場所で育てましょう。


水やりは花が咲くまでは控えめに与え、咲いてからは多めに与えます。肥料は植え付けてから10日に1回の頻度で与え、7月頃になったら中止します。

マリーゴールド

マリーゴールド

育てやすく開花期間も長く、黄色やオレンジ色など、明るい色に元気がもらえるマリーゴールドはガーデニング初心者にぴったりの植物です。


品種や育てる地域によっては12月でも花を咲かせることがあります。マリーゴールドは、コンパニオンプランツとして植えられることがあります。


(コンパニオンプランツとは、一緒に植えることで害虫などを寄せ付けない効果が期待できる植物)

センニチコウ(千日紅)

センニチコウ(千日紅)

センニチコウは長く伸びた細い茎にかわいらしい花をつけます。11月まで「1000日(長期間)も咲き続ける」ので、センニチコウと名付けられたのでしょうね。乾燥や暑さに強いため園芸初心者でも育てやすい植物です。


センニチコウは5月頃に種まきをします。発芽の適温は、20~25度前後。気温が保てないと発芽しないので暖かくなってきてから種をまき、日当たりのよい場所で管理してください。


おすすめはファイアワークという品種です。草丈が長く育ちますが、倒れず、まるで線香花火のようにかわいく咲いてくれ、切り花やドライフラワーなどで、楽しむこともできます。

株は横に広がるので鉢植えなら5~6号鉢に1株、プランターや庭に複数の株を植えるときは20~30cmの間隔を空けてください。


センニチコウは日当たりがよく乾燥した環境を好むので、日当たりがよく水はけのよい土で育てるのがポイントです。


日光が不足すると花つきが悪くなったり、水を与えすぎると根腐れを起こしたりするので注意しましょう。

ひまわり

ひまわり

太陽のような大きな、ビタミンカラーの花を咲かせるひまわり。 種まきの時期は20〜25℃になった4月~6月です。 直まきする場合は太陽が良く当たる風通しの良い場所に、深さ1~2センチ程度の穴をあけて種を2~3粒まきます。 


株と株の間は高性種50~60センチ、普通種は15~20センチ程度とりましょう。間隔を空けて種をまいた方が、苗を大きく育てやすくなります。


ポットなどで種を発芽させる場合は、葉が3枚ほどになってから、鉢や庭へ植え付けましょう。


特に発芽した直後は、根をしっかりと張らせるためにも水が必要となります。発芽からしばらく生育したあとは、乾燥気味の環境の方が適していますが、開花後の夏の時期は蒸発が激しく、土が乾きやすいので、水切れを起こさないように注意しましょう。

さいごに

園芸店に行くとポットの苗が安く売られていますね。種から育てるのは、確かに手間がかかります。でも、発芽した時や蕾がついた時、そして花が咲いてくれた時など大きな感動をくれます。コロナ禍の今だからこそ、手間暇かけて命を育てることが大切な気がします。


種まきは植えつける2カ月前が目安だと覚えておきましょう。4~5月に種をまく花は、いずれも初夏から秋まで咲く色鮮やかな熱帯性の草花です。この記事では大きめの種で初心者でもトライしやすい花を選びました。ヒャクニチソウ・センニチソウなど、百日も千日の長く咲いてくれるので命名されたんですね。


是非、子どもたちと一緒に種をまいて、日々その成長を確かめながら楽しんで元気をもらって欲しいと思っています。

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