遊びながら学べる!知育系カードゲーム”13選”
カードゲームが知育遊びに最適な理由とは?
最近では知育効果が期待できるカードゲームが多く発売されています。まずは子ども向けのカードゲームを知育として取り入れるメリット見ていきましょう。
「文字や数」を遊びながら学べる
知育とは、ただ単に学習能力の育成を指すのではなく、物事を考える力=知的能力を育成することを指します。さまざまなアプローチ方法によって、学習することで思考力や発想力、判断力などを養うことができます。
知育要素が入ったカードゲームであれば、遊びとして日常に取り入れられ、楽しみながらこれらの力を身につけるための学習が可能です。数や文字、物の形などに遊びながらふれることができ、本格的なトレーニングに入る前のプレ学習としても役立ちますよ。
おうちでも、外出先でも!「遊ぶ場所を選ばない」
カードゲームの良い点の1つが、いつでもどこでも遊べることです。おうち遊びはもちろんのこと、コンパクトサイズのものは持ち運びしやすいため、外出先や旅先に持っていくのも良いでしょう。ちょっと空いてしまった時間などでもサッと取り出して遊ぶことができるうえに、ネット環境も必要ありません。
また、ボックスに入って販売されているカードゲームのほとんどが、ゲームに必要な道具を1つにまとめることができるため、収納しやすいというメリットもあります。
親子で、家族で!「みんなでできる」
カードゲームの多くは、2~4人でゲームを行うルールで設計されています。そのため、子どもと2人でプレイすることや、・家族みんなで遊ぶなど、楽しみ方を選ぶことができます。子どもが大きくなったら、きょうだい同士で遊ばせるのも良いかもしれませんね。
カードゲームを選ぶときのコツが知りたい!
世の中には数多くのカードゲームがあるため、「どうやって選んだらいいの?」と悩む方も多いかもしれませんね。ここでは、選ぶときのコツを2つお教えします。
対象年齢は?子どもに合っている?
カードゲームには対象年齢が設定されているものがほとんどです。設定された対象年齢を目安として選ぶと良いでしょう。
しかし、対象年齢を満たしていたとしても、もしかしたら子どもにとってはルールが理解できず「難しい」と感じてしまい、せっかく買ったのに遊んでくれなくて……ということもあり得るかもしれません。
対象年齢はあくまで目安として考え、「うちの子には合っているかな?」という最終的な判断は、パパやママがしてあげてくださいね。
子どもが口に入れても大丈夫かどうか
中には2~3歳から遊べるカードゲームもあります。2歳というと、まだまだ「なんでも口に入れたがる」という子どももいるかもしれません。
そのため、使われている素材が口に入れても問題ないものかどうかをチェックするようにしましょう。
また誤飲の危険性があるため、子どもでも飲み込めてしまうような小さいサイズのパーツがあるものはなるべく避けたほうが良いでしょう。
3~6歳におすすめのカードゲーム13選
それでは、3~6歳の子どもにおすすめしたい、人気のカードゲームを紹介します。対象年齢、対応人数、ゲーム終了までの所要時間(目安)も記載していますので、購入するときの参考にしてくださいね。
【~3歳】テディメモリー
かわいいテディベア型カードの神経衰弱です。神経衰弱というと数字やマーク同士を揃えるイメージが強いですが、こちらは同じテディベアのイラスト同士をマッチさせるため、まだ数字の読めない小さな子どもでもゲームに参加できます。対象年齢は2歳からとなっていますが、3歳・4歳の子どもでも楽しめますよ。
【3歳~】イチゴリラ
ペアを合わせるメモリーゲームですが、他のメモリーゲームとは少し違った点が特徴です。同じ絵が描かれたペアは2枚だけでなく、3枚や5枚のセットも存在します。5枚セットなら5枚全部揃えなければならないなど、「どのカードを集めようかな?」といった計画性も必要になってくるカードゲームです。
【3歳~】ことばのカードゲーム もじぴったん
「あ」や「か」などのひらがなが1字ずつ書かれているカードを1枚ずつ交互にマス目の中に並べ、言葉を作っていくカードゲームです。
場(マス目が書かれたシート)に置かれているカードと自分の手札のカードを上手く組み合わせていき、一番早く手札がなくなったプレイヤーが勝ちというルールです。ひらがなの勉強にもなりますよ。
対象年齢:3歳~
対応人数:2~5人
所要時間(目安):約30分
公式サイト:メガハウス
https://www.megahouse.co.jp/megatoy/products/item/528/
参考サイト:JELLY JELLY CAFE
【3歳~】3ヒントで学ぶ!どうぶつカード!
読み札に書かれた3つのヒントをもとに、場に置いてある正解のカード(取り札)を取るという、かるた遊びができるカードゲームです。
ヒントを最後までしっかり聞かないと分からないため、聞く力や思考力、推理力を育みたいときにおすすめ。
シリーズとして「3ヒントで学ぶ!えいごカード!」などもあります。
対象年齢:3歳~
対応人数:2人~
所要時間(目安):設定なし
公式サイト:シルバーバック
https://www.silverback.co.jp/shopping/syohin/karuta/9784861485558.html
【3歳~】くつ下ドコドコ?
場に置かれたカードの中から同じ柄のくつ下を5ペア集めるとメダルカードがもらえ、メダルカードを最初に3枚集めたプレイヤーが勝ち、というシンプルなルールの絵合わせゲームです。
スタートの合図を皮切りに、プレイヤー全員が一斉にペア探しをスタートするため、ペアのカードを素早く見つける瞬発力や判断力が身につきますよ。
対象年齢:3歳~
対応人数:1~4人
所要時間(目安):設定なし
公式サイト:赤ちゃんとママ社公式通販サイト
【3歳~】虹色のへび
伏せられている好きなカードをめくり、描かれたカラフルなへびの体を、頭からしっぽのカードまでつなげていくというルールのゲームです。青や赤などカラフルな色が使われており、色を覚えたばかりの子どもにもおすすめです。
【4歳~】ナンジャモンジャ・ミドリ
カードに描かれた12種類の謎生物・ナンジャモンジャに名前をつけていく&同じカードが出たら名前をコールするというカードゲームです。コールは早いもの勝ちで、より多くのカードを集めたプレイヤーが勝利となります。
名前を覚えるための記憶力や、頭の回転の早さが養えるゲームとなっています。同じシリーズの「ナンジャモンジャ・シロ」もありますよ。
【4歳~】ドブル・キッズ
6歳以上が対象の「ドブル」を子ども向けにアレンジしたいわゆる絵合わせ遊びです。
任意の2枚のカードの中から同じイラスト(動物)を探すのですが、1枚のカードの中にはどのカードと比較しても必ずペアになる動物が1匹だけいるようになっています。このペアを早く見つけたプレイヤーの勝ちです。
さまざまなルールが用意されており、飽きることがありません。
【4歳~】レシピ
必要な6種類の具材カードを集め、指定のメニューを完成させるというカードゲームです。カレーやハンバーグなど子どもが好きなメニューが揃っていて、料理に興味が出てきた子どもにおすすめ。「この料理にはどんな食材が使われているのか」といった、食育も可能です。
【5歳~】キャプテン・リノ
ビルを崩さないようにしながら、壁カードと屋根(床)カードを交互に積み上げていくゲームです。
配られた手札(屋根/床カード)がなくなったプレイヤーの勝利で、反対にビルを崩してしまうと負けです。シンプルなルールで、子どもにも理解しやすい点が特徴です。
バランス力のほか、「どの屋根カードを置いたら、相手は壁カードが置きづらいかな?」といった戦略を考える力も身につくようなゲームとなっています。
【5歳~】トポロメモリー
図形を「構成しているパーツ数」と「穴の数」で分別する数学の要素が入ったカードゲームです。
ペアとなるカードを探すのですが、単に同じ数字やマークを揃えるのではないところが、このゲームのおもしろいところです。例えば「ドーナツ」と「取っ手のついたコップ」はペアになるなどユニークなルールとなっており、数字が苦手な子どもでも楽しめます。
図形を認識したりする力を身につけたいときなどにおすすめです。
【6歳~】はじめてのアルゴ
数当て推理ゲーム「アルゴ」を子ども向けの簡易版ルールにアレンジしたものがこちらのカードゲームです。
相手プレイヤーの手札=伏せて置いている1~10までの数字ブロックを、ブロックの並び順から推理して当てていくというゲームです。
数字の大小の学習や、推理する思考力といった部分を鍛えることができますよ。
【6歳~】ナインタイル
各自の手元にある9枚のタイル(カード)を自由に動かし、どのプレイヤーよりも早くお題通りに並べ直す、というスピード勝負のカードゲームです。
シンプルで簡単なルールとなっていますが、タイルの表裏は異なるマークであるため、瞬時に判断する力や、お題の形を認識する力などが試されます。
まとめ
親子で、家族でわいわい盛り上がりながら遊べ、知育にも最適なカードゲームを紹介しました。どのカードゲームもオリジナリティあふれるデザインやルールのゲームばかりです。
「これなら子どもも楽しんでくれるかも!」と思えるようなカードゲームを、ぜひ見つけてみてくださいね。