【学童保育】公立と民間の違いとは?おすすめ民間学童保育6選
公立と民間学童保育の違い
学童保育には公立学童と民間学童があります。どのような部分に違いがあるのかを紹介していきましょう。
公立学童保育の特徴
公立の学童保育とは、各地方自治体が運営している学童保育です。利用時の費用が安く、小学校に近い場所に設営されていることが多いため、学校の運動場や体育館を使用できるという特徴がかります。
また、公立小学校の行事スケジュールに対応しているため、運動会や発表会の代休日にも運営していることが多いです。同じ小学校区の子どもが多いため、放課後も友達と遊べる点は子どもにとっても嬉しいことではないでしょうか。
運営時間は基本的に18~19時までとなっているところがほとんどです。子どもの自主性を尊重しているため、宿題のフォローなどは声掛け程度のことが多いようです。
民間学童保育の特徴
民間の学童保育は企業や学校法人が運営しています。各運営母体によって保育内容が異なる点と、公立と違い保護者の就労時間制限がないので誰でも利用できるのが特徴です。
また、20~21時までと運営時間が長いため、仕事が遅くに終わる家庭でも安心して利用ができます。夜遅くなる場合は、夕食が提供されるところもあります。
公立と違い、学校周辺に施設がない場合もありますが、送迎サービスなどが利用できるため、子どもだけの行き来も可能です。保育中の時間を有効活用した様々な学習プログラムを提供しているため、習い事感覚で利用する家庭も多いでしょう。
利用料金は公立と比べると高い傾向ですが、運営時間や保育内容、質の高い学習プログラムの提供などが利用できるので、共働きで帰りが遅い家庭や教育に力を入れたい家庭には向いているかもしれません。
充実プログラムがある民間学童保育の紹介
民間学童保育には様々な特徴があります。今回は充実したプログラムを提供している学童保育を紹介します。
ウィズダムアカデミー
「ウィズダムアカデミー」は、3歳~12歳の子どもが一緒に過ごすことを前提に、英語学習やプログラミング学習などを取り入れている民間の学童保育施設です。最長22時までの預かりが利用でき、長期休み時も利用できます。
施設内は最適な導線が考慮された間取りで、子どもがリラックスできる家具を配置。預かり時間内でアカデミーが提供している30種類以上ある習い事を受けることも可能です。芸術性を磨く絵画教室やピアノ教室をはじめ、計算力が向上する珠算教室、近年小学校教育に導入されているプログラミング教室などがあります。
体力や柔軟性を伸ばせる体操教室やキッズダンスなどのアクティブな習い事や、将棋や囲碁、書道などの日本文化に触れる習い事も人気があります。また、英語教育では子どものレベルに合ったレッスンを提供しています。幼少期から学ぶことで、英語に慣れさせグローバル感覚が身に付きます。
ウィズダムアカデミー
キッズベースキャンプ
「キッズベースキャンプ」は、子どもたちの放課後と長期休みの約1,600時間を子どもたちの将来のために充実した時間に変換することを目的とした民間の学童施設です。
人間力を高めるプログラムが充実している施設で、日常のプログラムには挨拶やマナーと言った道徳的なプログラムと自主的に宿題に取り組む学習習慣、コミュニケーション能力を伸ばすプログラムが組み込まれています。イベントプログラムでは、エコや英語、野外キャンプなど様々なプログラムを通して知的好奇心を刺激していきます。
中でも「キッズベースキャンプ∞(インフィニティ)」は、英語に特化した学童保育が利用可能です。ただ英語を学ぶのではなく自分の言葉を英語に変えて会話をし、意思疎通を図ることでより国際社会で生き抜くグローバルな感覚を養うことができます。
利用時間は最長22時までで、送迎範囲内であれば送迎サービスの利用も可能です。小学校に上がる前に環境に慣れさせたいという場合は、プレキッズクラブがおすすめです。小学校入学後の入会枠の確保ができ、未就学児でも楽しめるイベントの案内などがあるため少しずつ学童保育に慣れさせられます。キッズベースキャンプは、遊びを通して放課後を有意義に過ごさせたいという家庭におすすめの学童施設です。
キッズベースキャンプ
明光キッズ
「明光キッズ」は、全国的に有名な学習塾「明光義塾」が運営する学童保育施設です。学習塾で培った指導ノウハウを生かし、基礎知識や思考力、学習習慣を習得し、しっかりとした学力を育てることができます。
学童保育中に過ごす時間をより充実したものにするため、生活面でのマナーから集団生活、特別なアクティビティを通し、人間力を育みます。また、保護者の代わりに日々の宿題のサポートも行うため、忙しい保護者にはうれしいポイントです。
学習以外の教室では、プロのコーチから学べるサッカー教室や思考力を伸ばすプログラミング教室、集中力が養えるそろばん教室、グローバルな感覚が養える英会話教室などがあります。
学童と習い事を利用したい場合はレギュラー、不定期利用がしたい場合はスポットなど保護者の働き方やニーズに合わせたコースが設定されているため、家庭に合った利用が可能なのも人気な点です。また、明光キッズでは子どもの入退室を保護者にメールで報告するため、仕事中の保護者の方も安心して通わせることができます。
Stellakids(ステラキッズ)
「Stellakids(ステラキッズ)」は、理数系のカリキュラムが充実した民間の学童施設です。放課後時間を質の高い学習時間に変え、学力と教養を高め、未来の理系エリートや算数博士を養成します。バランスのいい計画的な学習カリキュラムが特徴で、競わせないのびのびとした環境を提供しています。
少人数担当制を基本としていて、健康状態の管理から宿題に至るまで、一人一人に寄り添う保育を実地。子どもの探求心を納得いくまで追求させるのも特徴です。
小学校の必修科目を4年生で終える先取り学習カリキュラムを実地しているため、子どもは復習を兼ねて学校で授業が受けられます。
探求心の強い子どもや化学が好きな子どもの長所を最大限に伸ばしたいときに利用したい学童保育です。
Stellakids
TIPNESS KIDS AFTER SCHOOL(ティップネス・キッズ アフタースクール)
「TIPNESS KIDS AFTER SCHOOL(ティップネス・キッズ アフタースクール)」は、ネスクラブを運営しているティップネスが展開している学童保育で、体験を通して感じ、考える力を養うことをモットーしています。
駅から近い立地に施設を設け、最大22時までの保育が利用できるため、忙しい保護者も安心して子どもを通わせることが可能です。
施設内ではフィットネスジムらしく運動プログラムを多数提供しており、運動系ではバレエやスイミング、空手などがあります。保護者からの要望があれば、知育系の英語、書道、アート&クラフトなどがあり、文武両道なプログラムが魅力です。曜日によって運動プログラムが違い、週5で利用すればとても充実した放課後時間が過ごせます。
利用日数も保護者の働き方やニーズに合わせて調整が可能なので、公立の学童と併用することもできます。
TIPNESS KIDS AFTER SCHOOL
Kids Duo(キッズデュオ)
「Kids Duo(キッズデュオ)」は、学習塾を全国的に展開しているやる気スイッチグループが運営する学童施設です。キッズデュオの特徴は何といっても保育時間は英語だけで過ごすところです。
英語の勉強をするのではなく、英語が飛び交う環境に長時間浸かることで、自然と英語力を身に着けさせます。ネイティブなスタッフと日本人バイリンガルスタッフがいるため、万が一の場合も安心です。
また、英語だけでなく音楽や工作、外遊びなどを通して日常会話の英語も学びます。小さいころから英語に触れることで、グローバルな感覚が養えるのも魅力です。英語で自分の意見をはっきりと述べることは国際社会で生き抜くためには必要なスキルと言えるでしょう。
英語に特化した学童を考えているご家庭におすすめです。
Kids Duo
まとめ
民間の学童施設はより質の高い体験や学習環境を与えることができる施設です。民間だからこそできるサービスばかりで、子どもとの相性が良ければ飽きずに通えるでしょう。また、利用時間が長いのも保護者にとっては嬉しいポイントです。利用料金は日数や時間で異なりますが、習い事として公立との併用も視野に入れ、自分たちに合った民間学童を見つけてみてください。