人気のプログラミングアプリ4選！どんなメリットがあるの？
2プログラミング教育3つの効果
小学校で必修化されたプログラミング教育ですが、新しい教科として取り入れられるわけではありません。算数などの既存の教科の中で、プログラミング的思考を学んでいくのだといいます。
そうした小学校での教育が、中学校・高校でのプログラム教育の基盤となるのだとか。それでは、そもそもプログラミング教育ではどのような効果が得られるのでしょうか？
論理的に物事を考える力を伸ばす
プログラミング教育を通して、論理的に物事を考える力を伸ばすことができるといいます。論理的思考力が高いことは、プログラミングに限らず、子どもの問題解決能力や生きる力につながることでしょう。
創造力を伸ばす
自分の想像を表現できるプログラミングは、子どもの想像力を伸ばす効果も期待できるといいます。プログラミングには、算数の計算のように決められた答えがあるわけではないため、子どもの自由な発想を引き出すことができそうですね。
学習意欲を引き出す
プログラミングでは、自分で考え、試行錯誤しながら成功を目指すことが必要になります。そうして苦労して成功することで、子どもは大きな達成感を得られるでしょう。そしてそんな経験の積み重ねは、子どもの学習意欲や非認知能力の向上にもつながるかもしれません。
プログラミングアプリのメリット
子どもにプログラミングアプリを使わせることには、どのようなメリットがあるのでしょうか？
手軽に学習できる
アプリはスマホやタブレットがあれば利用できるので、プログラミング学習に時間や場所を選ばない点がメリットといえるでしょう。外出先など、ちょっとした隙間時間に学べる点もうれしいですね。
無料で利用できるものが多い
プログラミングが学べる本やおもちゃなどは高額なものが多いため、なかなか手が出ないという人も少なくありません。その点アプリなら、無料で利用できるものも多いため、取り組みやすいでしょう。
有料のものでも、1000円以下で使えるものが多いので、もし子どもとの相性が悪くてもほかのアプリに切り替えやすいですね。
子どもが楽しみやすい
プログラミングアプリは、勉強というよりもゲーム感覚で遊べるものが多いため、子どもが楽しみながら取り組みやすいでしょう。タッチ操作ができるので、キーボードやマウスが扱えない小さな子どもでも挑戦しやすいですよ。
プログラミングアプリのポイント
子どもにプログラミングアプリをさせるときは、下記のようなポイントに注意しましょう。
正解を教えない
子どもがなかなか上手にアプリを進められないと、つい「こうすればいいんだよ」と教えてあげたくなるかもしれませんが、子どもの思考力を育むためにも、口や手は出さずにじっくり考える時間を尊重してあげましょう。
間違いながら試行錯誤することも大切な経験のひとつなので、親は見守りに徹することが大切です。どうしてもわからないからと子どもに助けを求められても、解答を教えるのではなく、アドバイスをしたりヒントを出したりして、子ども自身に答えを導き出してもらってくださいね。
親子で楽しむ
プログラミングに馴染みがなく、苦手意識を持っている大人も少なくありません。そんな方は、子どもといっしょにアプリを楽しんでみてはいかがでしょうか？プログラミングがどういうものなのか知ることで、苦手意識を払拭することができるかもしれませんよ。
また子どもも、ママやパパといっしょなら、よりプログラミングに興味を持ってくれそうですね。
長時間の利用は控える
長時間のスマホ・タブレットの利用は、子どもの健康や発達に悪影響を及ぼす可能性があるといわれています。そのため、アプリを使わせるときはあらかじめ時間を決めておくといいですね。
おすすめのプログラミングアプリ
プログラミングアプリには、子ども向けのものもあればそうでないものもあります。対象年齢や内容を確認し、子ども向けのものを選んであげてくださいね。ここからは、子ども向けの人気のプログラミングアプリを紹介します。
【4歳～】ピタゴラン
楽しい仕掛けが画面をなぞるだけで作れるこちらのアプリは、大人も子どもも夢中になってしまうことでしょう。仕掛けを交換していき、自分好みの装置を作れるのが楽しいですね。アプリ内に表示される広告が気になる方は、有料で広告を非表示にすることができます。
【4歳～】light-bot
世界中ので人気のこちらのプログラミングアプリは、ロボットをコマンドで操作してライトを点けるだけのシンプルな作りになっています。複雑なコードなどは必要ないため、小さな子どもでも遊びやすいですよ。
4歳以上を対象にした無料版、4～8歳・9歳以降のそれぞれを対象とした2つの有料版の3種類のアプリが用意されています。無料版にも3つのコースが用意されていて、段階的にプログラミング教育を進められるでしょう。
【3歳～】Code Karts
車好きの子どもには、カーレース形式でプログラミングを学習できるアプリはいかがでしょうか？こちらのアプリは、モンテッソーリ教育概念に基づいて開発されているといいます。レベル10までは無料で、有料のフルバージョンでは、90以上のレベルに挑戦できますよ。
【3歳～】デジタルパペット
パペットをコマンドで操作し、敵を全滅させるパズルゲームは、クリアしたときのコマンド数によって3つ星評価が得られます。星3つでクリアするために、試行錯誤して最小コマンドを見つけるのが楽しく、大人でも夢中になる人が続出しています。
80ステージすべて、無料で遊べるのもうれしいですね。同じステージを5回以上再プレイすると、広告が表示されるそうです。
さいごに
遊びながらプログラミングが学べるアプリは、子どもはもちろん大人もついはまってしまうものばかりです。「学習」として気負わず、親子でプログラミングアプリを楽しんでみてはいかがでしょうか？
