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夫婦間で子育ての価値観が違う!どう歩み寄るべき?

武智晴
2020/12/09 23:12
夫婦とはいえ元は他人なので、結婚生活を通してさまざまな違いを感じることがあります。中でも子育ての価値観は、子どもも巻き込んだ問題なので、しっかりと夫婦間で話し合っておきたいところ。教育方針や子どもとの接し方など、異なる価値観をどう歩み寄っていけばいいのでしょうか。この記事では、歩み寄る方法などをご紹介します。

子育ての価値感の違いを感じる瞬間とは?

夫婦間で子育てに関する価値観の違いを感じたことがある妻は、ある調査によると100人中約7割という結果に。なんだか意見が合わないな…そんな、夫婦間の子育てに関する価値観の違いとはどんなときに起こるのでしょうか?

1)生活習慣に関する考え方の違い

平日休日関係なく、妻は21時までには就寝させたいけれど、夫は休日ぐらいいいじゃないとルーズで動いてくれない、など生活習慣に関しての違い。妻にとっては毎日の積み重ねで培うものだと考えていますが、夫は理解できていないのでしょう。

2)習い事に関する考え方の違い

妻は将来のために何か習いごとを始めさせたいけど、夫は小さいうちから習いごとはいらないと考えるなど、習いごとに関する違いも多くあります。

3)子どもの体調面に関する考え方の違い

子どもと過ごす時間が多いからこそ、少しの変化でもおかしいなと感じる妻に比べ、これくらいなら大したことないという夫の温度差も価値観の違いに。反対に、毎日見ているからこそ大丈夫と思う妻と、本当に大丈夫なの?と不安をあおるような夫に違和感がある、というパターンもあります。

4)行事に関する考え方の違い

運動会や発表会など、大きな行事だけでなく、参観日などにも参加してほしい妻と、仕事だから行けないと簡単に断る夫など、行事に関する温度差が価値観の相違に。断り方によっては、子どもの成長を見たくないのかな?という夫への不信感にも繋がりますよね。

5)しつけに関する考え方の違い

親に甘えることは子どもにとって大事なことだと分かってはいるものの、甘えさせるタイミングや内容によってはただの子どものわがままになります。歯磨きをしないといけないのに遊んでしまったり、自分で歩けるのに抱っこしたり…なども価値観の違うところでしょう。

価値観の相違を埋めるためにはどう歩み寄る?

大事な子どものことに関して、異なる考え方の相手とどのようにして歩みよればいいのでしょうか。必ずこの方法で解決する…とはいかないかもしれませんが、我が家で実践していることも含めてご紹介していきます。参考にしてみてくださいね。

細かいところまですべて合わせる必要はない

全て同じ意見になることは、なかなか難しいと思います。子どもの年齢によっては、私たち親ではなく、子どもに判断を任せてもいいでしょう。


例えば、子どもが楽しいならば習いごとを続けて欲しい妻と、習いごとなんかせずに自由に遊んで楽しんでほしい夫、など意見の相違があったとします。習いごとをするのは子ども自身なので、子どもの気持ちを第一に考えればいいのです。価値観のズレがあったとしても、充実した時間を過ごして欲しいという気持ちは同じなので、この場合は子どもに任せても良いでしょう。

子育てにある程度のルールを決める

価値観が違うことは、マイナスなことだけではありません。会社でもいろいろな価値観の人がいるからこそ、さまざまな問題を解決できることがあるでしょう。子育てについても同じことが言えます。


子育ての基盤となる最低限のルールだけは決めておくと、そのルールに従って進むことができます。どんな子に育ってほしいかなどを一緒に考えて決めたり、しつけや生活習慣などはそれぞれ最低限のルールを決めておいたりするなど、夫婦間で話し合ってみましょう。

話し合いは自己主張ではなく相手の意見に耳を傾ける

話し合う中で、自分の意見を言うことは間違いではありません。しかし、自分の意見を通そうとしてしまうと、話し合いが平行線になってしまう可能性も。


自分が正しいと思いながら話をしていると、相手の意見を聞けずお互いの相違部分を埋める話し合いができません。自分の意見を通そうとするばかりではなく、相手がどのように考えているのか、どうしてそう考えるようになったのかなど、相手の話を聞くことも大事です。


話し合いの中で、相手が不満を感じていたり、関心がないように見えたりすることもあるかもしれませんが、そこにも何かしら理由があるはずです。相手の意見を聞くことによって、新しい自分の考えが生まれる可能性もあります。


しっかりとお互いの意見を聞き、話し合いを進めましょう。

”自分が一番分かっている”という考えを一旦置いておく

これは私の意見にはなりますが、我が家は平日ほぼワンオペのため、子どもとたちと過ごす時間は圧倒的に母である私の方が多いです。その日あったことを聞いたり、子どもの小さな成長を見たりなど、夫よりも誰よりも自分が一番分かっているという自信があります。だからこそ、子育てに関して夫に意見をされると内心イラっとしてしまいます。


でも、夫は夫で限られた時間の中で、子どもたちの小さな成長に気が付いてくれているのです。その姿を見たとき、過ごしている時間だけで判断はできないものだなと感じました。夫は子育てに関して分かっていないと思っていましたが、その考え自体を一旦考えなおさなければなりませんね。

我が家で決めているルール

ここからは私が実際に夫と子育てをしていく中で決めたことをご紹介します。ルールがあるとはいえ、まだまだすり合わせ途中の夫婦なので、衝突も多々ありますが、どうしても理解できない!などといった不満は解消されたように思います。

妻か夫どちらかが叱っているときは、片方は叱らない

子どもがいけないことをしたり、危ないことをしたりしたときに、気が付いた方が叱るようにしています。そこでもう一方の親も叱ってしまうと、子どもの逃げ道がなく、両親に叱られたことだけが記憶に残ってしまうのでは…と感じました。


そこで、一人が叱っているときは、もう一人は黙って見守ろうと夫婦の中で決めました。5歳の娘は、なかなか素直に謝ることができず、叱られているときも反抗的な態度をしてしまいます。でも、心の中では「ダメだったな」と分かっているので、叱っていない方がゆっくりと諭し、解決するという方法をとるようになりました。

子どもの意見を尊重する

当たり前かもしれませんが、まずは子どもの意見を聞くようにしています。習いごとにしても、遊びにしても、一旦子どもの意見を聞き入れるのが前提。例えばおもちゃの片づけに関して言うと、いつまでに片づけるか、などは一緒に考えて決めています。

生活習慣は平日も休日も同じような生活リズムで

このルールは、2人目にしてやっと定着したように思います。1人目のときは何度言ってもお風呂やご飯の時間を気にして動くことをしてくれず、子どもの体調も気になりとてもストレスでした。


しかし、お世話する子どもが2人に増えるとそうはいきません。今では21時就寝に向けて、お風呂、ご飯、歯磨き、トイレ、お布団敷きなどの一連のお世話を夫婦でそれぞれ手が空いている方がするようになりました。私は合間に家事があるので、基本的には夫主導でしてくれますが、仕事で疲れている日はスムーズに動いてくれずイライラしてしまうこともあります。しかし、以前と比べると大きな違いだと感じています。

基本的には妻の決断に従う

このルールを決めてしまうと、夫に決定権はないのか?と思ってしまいますが、そういうわけではありません。日々の決定権は基本的に私に預けてもらっています。


必然的に子どもと過ごす時間が多く、お世話の中心は私なので任せてもらっているのです。しかし重要な相談は随時行い納得した上で進めるようにしています。

さいごに

夫婦といえども他人なので、価値観に違いがあるのは当然です。それぞれが、自分が生きてきた経験が正しいと無意識に思いながら生活しています。その違いは子育てをする中でも徐々に出てくると思いますが、その都度夫婦で話し合いながら歩み寄って行きましょう。


価値観が異なっても、子どもにすくすく元気に育ってもらいたいという気持ちは同じはず。他人ではあるけれども、敵ではありませんよね。


“ワンチーム”として子育てしていく気持ちを忘れずに。

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