ファースト自転車は3歳～4歳頃で始める人が多い傾向。しかし自転車は何歳から乗らないといけないという決まりはありません。3、4歳になったからといって無理に自転車に乗せなくても大丈夫。

子どもが乗りたいと言い始めることもありますので、そのときまで待ってみるのもひとつです。無理やり乗せるのではなく、子どもの興味を引き立てるのも親の役目。

自転車のお値段もそこそこしますので、誕生日やクリスマスといったタイミングで購入するのも良いかもしれませんね。

「子どもはすぐに大きくなるから、少し大き目の自転車を購入しておこう」と考える親も多いと思います。しかしファースト自転車で大きいサイズの自転車に乗せると、バランスをとりにくく転倒しやすくなるなど、自転車の上達を妨げてしまうことも。最初の自転車こそ、子どもに身体にぴったりのものを選ぶようにしましょう。

子どもが乗りやすい自転車を選ぶには、タイヤのサイズ選びが重要です。以下にタイヤの大きさの目安を紹介します。子どもの身長にあったタイヤのサイズを選んであげるのが重要なポイントです！

• 2歳～4歳（身長 85cm～105cm前後）　12インチ
• 3歳～5歳（身長 95cm～110cm前後）　14インチ
• 3歳～6歳（身長105cm～120cm前後）　16インチ
• 4歳～8歳（身長110cm～125cm前後）　18インチ
• 5歳～9歳（身長115cm～130cm前後）　20インチ
• 6歳～11歳（身長120cm～140cm前後）　22インチ

初めて自転車に乗るときには補助輪をつける人も多いようです。しかし絶対に補助輪をつけなければならないということはありません。補助輪をつけると倒れずに済むため安心ではありますが、外すタイミングに悩むことも多いようです。

普段からキックバイクに乗っている子どもは、自然にバランス感覚が身につき、最初から補助輪なしで漕げるようになったという事例もあります。補助輪をつけて無理なく練習を始めてみるのも良いですし、子どもの様子を見ながら調整してあげるのも良いでしょう。

自転車練習は転倒することもあるため、ヘルメットやプロテクターをつけることをおすすめします。また、けが防止のためにも長袖長ズボンを着用して練習しましょう。

子どもが嫌がることもあるかもしれませんが、慣れるまではケガなどの安全面に十分考慮して練習することが重要です。

初めての自転車練習は、バランスを崩して転倒したり、蛇行したりすることがあります。そのため練習場所は、車通りが少ない広めのグランドや公園で行うようにしましょう。また、ほかの子ども達がたくさん遊んでいる場所も注意が必要です。

上手に自転車が乗れるようになるためには、親が子どもに分かりやすく教えることが重要です。ここでは乗り方を教えるポイントを紹介します。

大人が一生懸命口で説明しても、子どもにとっては理解するのがなかなか難しいことも。そんなときには大人が実際に自転車にまたがり、見本を見せることが大切です。目の前でお手本を見た子どもたちは、スムーズに理解しやすくなるでしょう。

最初はペダルを漕がずに、足で地面を蹴って前に進み、足を浮かせた状態でバランス感覚を身につける練習から始めましょう。足を長時間浮かせることができるようになれば、バランスがとれるようになった証です。

初めての子どもは怖がって、足元を見がちになります。しかし目線が低いと、バランス感覚も不安定になるため、転倒してしまうことも。怖がらず目線を前に向かせるようにすることが上達への早道です。

ペダルをつけての練習に入ったらまずはスタンドをおろし、後輪が浮いた状態でペダルを漕ぐ練習をします。スムーズにペダルを漕げるようになったら、スタンドをおろして実際に自転車を走らせてみましょう。走り始めは、勢いよく足で地面を蹴ってスタートすることもポイントです。

少しでも上達したら、褒めてあげることも大切。子どもは褒められて伸びる子も多く、意欲的に自転車の練習に取り組むようになります。親からたくさん声をかけてもらうことで、恐怖心から抜け出して、楽しく練習ができるようになるでしょう。

自転車の練習をするときに覚えておきたいのが、すぐに乗れるようになるとは限らないということです。

子どもの成長はさまざまで、すぐに乗れるようになる子もいれば、何度も練習をして乗れるようになる子もいます。また、集中力が続かなかったり、練習する気分じゃないと感じたりするときも。

乗れるようになるまで無理して練習を続けさせたり、険悪な雰囲気の中で練習させたりしてしまうと、自転車に乗ること自体嫌いになってしまうこともあります。子どもの気分が乗らないときには、改めて別の日に練習するようにしましょう。

一番大切なのは、子どものやる気をサポートすることです。親は気を長くして見守ってあげることも重要なのかもしれませんね。

ファースト自転車にぴったりのおすすめ商品を紹介します。

JZAMYの子ども用自転車は3歳から9歳を対象に、タイヤのサイズは12インチから16インチまで選ぶことができます。

三角形の安定した構造により、スムーズに乗りやすく運転中の横転リスクを回避してくれるのもポイントです。チェーンボックスが閉じているため、ベビー服の巻き込みや、オイルが入るなどの心配もありません。

肉厚の高炭素鋼フレームパイプは落下に強く、転倒しても安心。高い安全性を持つダブルブレーキや、滑り止め安全ハンドルバーなどを搭載、デザインもおしゃれで可愛らしく、4色のカラーから選べます。

シンプルなデザインが可愛らしい『チャリンクス』の「REEDSPORT (リーズポート)」。割れにくく頑丈なワイヤーかごには、水筒やカバンなどの荷物を入れることができます。

タイヤには泥除けがついているので、水たまりなども安心。サイズは14インチから18インチまでの3種類から選べ、男女問わず人気の商品です。

この商品は組み立ての必要があるので、部品の取り付け作業などが得意な方におすすめです。補助輪はスパナ1本で簡単に取り外すことができるため、補助輪が外れても長く使うことができますよ。

デザインと品質にこだわった、キッズバイクブランドの『ROYALBABY』から、スペースシャトルをイメージして作られたクールなデザインの自転車が登場！

手裏剣のようなタイヤホイールや、光沢のある合金製のブレーキバーなど細部にまでこだわり、子どもの興味を引くデザインに仕上げているのが魅力的。強化された制動システムで快適な走行をサポート、タイヤの前後にはディスクブレーキを搭載しているため、雨の日や悪路でも力強くブレーキをかけてくれるのもポイントです。

エナメル質の高級感があるサドルは、汚れにくく掃除がしやすい仕様になっています。カラーはブラックやパープル、ホワイトなどがあり男女問わずかっこいい自転車として人気が高い商品です。

『People(ピープル)』の「いきなり自転車」は、2歳から6歳まで長く使えるロングユース。

16cmの伸縮が可能なサドルや、59cmから70cmまで高さが調節できるハンドルなど、子どもが成長しても使いやすいのが魅力です。飽きずに長く使えるよう、シンプルなデザインにしているのもポイントです。

2歳の子どもでも足が地面にぴったりつくので怖がらず安心して乗りやいうえ、前かごがハンドルと連動しない設計になっているため、ふらつきを防止してくれます。

親が後ろから操作できる押し手棒で、まだ自転車に乗れない子どもでも、お散歩やお出かけを楽しめるのもうれしいポイントです。

子どもが自転車を乗れるようになるには、親のサポートが必要です。何度も練習をして乗れるようになる子もいれば、すぐに乗れるようになる子どもまでさまざま。子どもの気持ちに寄り添って、無理のない程度にゆっくり進めていくことが大切です。また、少しでも上達したら、たくさん褒めてあげることも忘れずにしてあげてくださいね。