oriori

知育・幼児教育情報ならoriori

【今日からできる】自宅にいながらSTEM教育!

ライター 村田 美子
2020/07/30 20:07
2000年代にアメリカで始まったSTEMは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)を重視する教育モデルです。STEMは、IT社会とグローバル社会に適応できる人材を育てることを目標にしています。日本でも、文部科学省が2018年に「Society5.0に向けた人材育成 ~社会が変わる、学びが変わる~」という報告書を公表しています。この記事では「自ら学び、自ら深めていく」姿勢を幼児期から育てていくために、自宅でできることを考えてみましょう。

日常の活動にSTEMを取り入れよう

STEMを自然に日常の活動に取り入れることは、それほど難しいことではありません。例を挙げてみましょう。

お風呂のおもちゃ

子どもと一緒にお風呂に入っているとき、湯船に浮かんだおもちゃを使って浮力について話してあげましょう。

散歩で見かけるもの

散歩中、子どもたち何でも拾いたがりませんか?木切れや木の実、葉っぱや種、石ころなど、自然界にあるものに強い関心を示します。汚いからダメ!なんていわずに、見守りましょう。何の木の枝かな?何の葉っぱかな?と問いかけながら散歩をするのは楽しいものです。

子どもとの料理

子どもと一緒に料理を楽しみましょう。食材の量を大さじやカップで計ったり、出来上がったホットケーキを人数分に切ったり、活動は無限に広がります。何よりも親も子共々、楽しいことが一番です。

自宅の倉庫

自宅の倉庫やガレージで廃材を見つけるのも楽しいですよ。ごっこ遊びに使えるものを探してみましょう。空き箱や廃材、紐など、危なくないものを選んであげましょう。 子どもたちは創造性をかきたてられ、何時間もごっこ遊びをします。何かを創り出して、空想の中で遊んでいるのですね。大人も一緒に、なりきって遊びましょう。 ヴァンダービルト大学のデイビッド・ディッキンソン教授(言語学者)は、ごっこ遊びが子どもの言語スキルを大幅にアップすると語っています。

トランプや積み木

トランプで数感覚を養ったり、積み木やパズル遊び、折り紙もいいですね。積み木は、幼児期から使える遊び教材です。 自宅で過ごすことが多い今、レゴやブロックもいいですね。レゴやブロックで遊ぶことは、オープンプレイ、フリープレイと呼ばれ、子どもの創造性を高めてくれます。

おすすめのレゴ「LEGO レゴ デュプロ くるくるゆうえんちセット」

普通のブロックでも図形や空間認識力などが培われますが、年齢にあったものを選ぶことが大切です。 幼児なら「LEGO レゴ デュプロ くるくるゆうえんちセット」を使うと、自分だけの遊園地を作ることができます。 子どもたちが乗り物などをくみたてながら、物がどのように動くかを試したり、観察したりすることができます。 パーツが295個あり、スロープの上に車を走らせて、どこまで進むか調べてみたり、ドミノやシーソーなど、子どもが持っている科学、技術、工学、芸術、算数への好奇心を喚起するように作られています。 レゴのブロックを使って、さまざまな乗り物やアトラクションのある遊園地を作る過程で、問題解決、協力、創造性、批判的思考といった能力が育成されるようです。

STEM教育におすすめのゲーム、「マインクラフト」

読者の中には「ゲーム」を勧めるの?と眉をひそめる方もいらっしゃるかもしれませんが、マインクラフトは教材といってもよいほどの優れものです。 発祥はスウェーデンですが、このマインクラフトを学校現場で教材として使っているところもあるくらいです。 スウェーデンだけでなく、日本でも立命館小学校などが、プログラミング教育のひとつとして取り入れています。 3Dブロックで構成された仮想空間の中に草原や湿地、砂漠、雪原など多様な地形が広がっています。プレイヤーは木や岩、鉄や金など、さまざまな種類のブロックを集めて道具や建物を作ったりする物つくりや、知らない場所に行く冒険を楽しむことができます。
マインクラフトを親子で楽しむためのポイントをお伝えしましょう。 マインクラフトには「パソコン版」、スマートフォンやタブレットで遊ぶ「モバイル版」、Nintendo Switchなどゲーム専用機で遊ぶ「コンソール版」の3つがあります。 まずは簡単にマインクラフトをやってみたいという方は、「モバイル版」がおすすめです。多くのプレイヤーがいるので、マルチプレイがしやすく、簡単なプログラミングもできます。 マインクラフトで本格的なプログラミングもやってみたいと思われたら、「パソコン版」がおすすめです。子ども用のPC(お古で構わない)があるといいですね。 もし、筆者のように、ゲームが苦手という保護者がいらっしゃったら、子どもたちがマインクラフトで作った作品について、いろいろ質問して聞いてあげましょう。そうすると、子どもたちは得意げにどんどんお話ししてくれます。 子どもたちが苦労して作ったものについて話す場が家庭の中にあると、良いコミュニケーションがとれますね。

マインクラフトのデメリット

すこし、デメリットについてもお話しします。マインクラフトは子どもたちが長時間夢中になりすぎてしまい、中毒性があるのではないかと心配になってくる方もいらっしゃいます。 マインクラフトに限らず、ゲームをするときはご家庭で時間などルールを決めて楽しみたいですね。

さいごに

STEM教育って難しそう、と思っていませんでしたか? 数学的思考・論理的思考などというと、とっつきにくいですが、具体例を見て、身近なところにSTEAM教育のヒントが転がっていることが分かっていただけたでしょう。 レゴや自由にやりたいことを自分で決めることができるマインクラフトもお勧めとして紹介しました。皆さんのご家庭でも是非、取り入れてみたらいかがでしょうか? ゲーム嫌いの筆者も、マインクラフトには大変興味をかきたてられました。料理が好きな筆者はサバイバルのために「パンを焼く」というテーマにはまりそうです。小麦の種はどこで手に入れるの?小麦から粉をとるには?煉瓦でオーブンができる?等々、空想が広がっていきます。

関連記事

コメント
コメントまだありません
>
>
【今日からできる】自宅にいながらSTEM教育!