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子どもの脳の発達段階は?幼児期の育脳ポイント!

oriori編集部
2020/07/19 05:07
「人間の脳は3歳まで80%程度完成する」と耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?今回は子どもの脳の発達段階と幼児期の育脳ポイントをご紹介します。子どもの成長に合った教育で、子どもの能力を伸ばしましょう!

子どもの脳の発達段階

子どもの脳は、以下のような段階を踏んで発達していくといわれています。
0~3歳:脳神経細胞が増え続ける
3~7歳:脳神経細胞の間引きが行われ、情報伝達回路が作られる
7~10歳:情報伝達回路の機能が発達する
それぞれの発達段階について、細かくチェックしてみましょう。

0~3歳

脳神経細胞が増え続け、脳がどんどん大きくなる0~3歳頃は「五感が発達する時期」ともいわれています。読み聞かせをしたり、楽器に触れさせたりと、さまざまな経験を積み重ねることが、脳にとって良い刺激になるはずです。
さまざまな分野に触れることが大切な時期なので、親の好みや価値観を子どもに押し付けないようにしましょう。例えば、親が虫が苦手だからと虫を遠ざけたり、スポーツに興味を持ってほしいからと子どもにスポーツを無理にやらせたりすることはおすすめできません。

3~7歳

3~7歳頃になると、それまで増え続けてきた脳神経細胞の取捨選択が行われます。その過程で細胞同士がつながり合い、複雑で大きな情報ネットワークが作られていくのだそうです。
脳の基礎が培われていくこの時期には、思考の中枢を担う大脳皮質や運動機能を調節する小脳が発達するとされており、言語能力や知能全般、空間認知能力などを伸ばすことが期待できるでしょう。
頭で考えた通りに身体を動かす神経回路が発達する時期なので、手先や指先などを使った細かい動きのトレーニングができる折り紙などの遊びを取り入れてもいいですね。また楽器や運動をスタートさせるタイミングとしてもおすすめです。
将来違う習い事に変えることになったとしても、この時期に築いた基礎的な能力は子どもにとって大いに役立ってくれるはずです。また子どもにとっては、失敗も大切な体験のひとつです。親が先回りして手助けすることで、成功を目指して試行錯誤する経験を奪わないでくださいね。

7~10歳

7~10歳頃になると、情報伝達回路の機能が発達していき、大人の脳に近づいていきます。言語発達のピークの時期ともされており、語学力が伸びることで大人のような話し方をしたり、話す相手によって使う言葉を変えたりすることができるようになってくるでしょう。
コミュニケーション能力や想像力の発達も期待できますが、精神的に不安定になりやすい時期なので、親に対する反発が増える子どもも多いです。家の外では社交的に振る舞うことができていても、家庭では甘えたりわがままをいったりすることがありますが、突き放さず受け止めてあげましょう。
またこの時期には、子どもを子ども扱いしないことを意識してみてはいかがでしょうか?子どものことは子ども自身に考えさせ、どうしたいのか自分で決めさせることが大切です。親はあくまでもサポートに徹し、親の価値観で子どもに指示や命令をしないようにしましょう。

年齢別幼児期の育脳ポイント

子どもの脳の発達を促すため、幼児期にどのようなポイントに注意すればいいのでしょう?年齢別にご紹介します。

0歳

脳には「イメージ脳」と呼ばれる右脳と「論理脳」といわれる左脳がありますが、生まれたばかりの赤ちゃんは右脳で行動しているといわれています。左脳が発達し始めるのは3歳頃からとされていて、それによって少しずつ論理的な考え方ができるようになるそうです。
そんな赤ちゃんの時期には、五感を刺激する遊びを取り入れることをおすすめします。赤ちゃんでも認識しやすい赤や緑などのはっきりとした色使いの絵本を読み聞かせたり、音が出るおもちゃを与えたりしてもいいですね。
また赤ちゃんに安心感を与え、親子の信頼関係を構築していくためにも、スキンシップを意識することも大切です。赤ちゃんがハイハイを始めたら、危険がない範囲で自由に行動させてあげましょう。
腕や足の筋肉が鍛えられるのはもちろん、自分で考えて行動する経験は赤ちゃんの脳に良い刺激となるはずです。

1歳

1歳頃になると、徐々に自我が芽生えはじめるでしょう。言葉が出始める子どもも多いため、コミュニケーションが少しずつ取りやすくなるはずです。大人がいっしょに遊ぶことで、子どもの社会性を伸ばしたり、好奇心を刺激したりすることができるかもしれませんね。
また歩くことが上手になってくると、脳の発達も活発になるといわれています。散歩の時間を作ったり、子どもが家の中を自由に歩き回れる環境を整えたりしてみてはいかがでしょうか?

2歳

2歳頃になると、考える力が発達してくるため、見立て遊びなどの想像力を使う遊びを取り入れるのがおすすめです。見立て遊びとは、積み木などを車などの別のものに見立てる遊びのことで、1歳頃から始める子どもが多いとされています。
初めは単純な動きしかできないでしょうが、徐々に複雑な動きができるようになり、ごっこ遊びに発展していきます。また見立て遊びやごっこ遊びでは指先を使うことも多いため、脳への良い刺激になるはずです。
ほかにも、歌を歌ったり絵本を読んだりと、さまざまな感性を伸ばしてあげることを意識するといいかもしれませんね。

3歳~

3歳以降になると語彙が増えたり、手先を細かく動かすようになったりする子どもが増えてきます。大人やお友だちとの会話やコミュニケーションが良い刺激になるため、人と関わる機会を増やしてあげてはいかがでしょうか?
また運動機能を管理する小脳が発達する時期でもあるため、公園などで身体を大きく動かす時間を作ってあげることも大切です。

脳の発達に男女差はあるの?

よく「男性脳」「女性脳」などと耳にしますが、脳の発達に男の子と女の子で違いがあるのか気になりますよね。

構造的な違いはある?

一般的に男性の方が女性に比べて身体が大きいように、脳の重量も男性の方が重いとされています。また男性は右脳と左脳の接続が弱く、女性は接続が強い傾向があるという研究結果もあるそうです。

はっきりとした違いは明らかになっていない

男性は論理的、女性は情緒的などと男女で脳の発達に違いがあるという説を耳にしますが、これらには明確な根拠はないといわれています。子どもの発達には個人差が大きいので「男の子だから」「女の子だから」などと意識しないようにしたいですね。

さいごに

子どもの脳は、段階を追って成長していくもの。子どもの能力を伸ばすため、早くから育脳トレーニングを始めればいいというわけではありません。子どもの発達に合っていないトレーニングは、子どもに負担をかけてしまうこともあるので注意しましょう。
子どもとの会話やコミュニケーションを意識し、子どものペースに合わせてあげてくださいね!
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