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子どもの語彙の増やし方は?子どもの語彙を増やすときの注意点

oriori編集部
2020/06/30 21:06
子どもの語彙を増やしたいと思っても、具体的にどんなことをすればいいのかわからないという人も少なくありません。ここでは、子どもの語彙の増やし方や注意点などをわかりやすくご紹介します!

語彙(ごい)とは?

そもそも語彙(ごい)とは、正しくは、ある特定の範囲(例えば、一つの小説や、誰かのお話した記録など)において使われる単語の全体です。そもそも“語彙”の“彙”は「集まり」の意味なので、「語=単語」の「彙=集まり」といえます。
ただし、幼児教育において日常的に使われる“語彙”という言葉は、多くのケースで「(子どもが)知っている単語の総体」のことを指しています。そして“語彙力”という言葉は「どれだけ言葉や表現を知っているか?」という能力のことを指すことが多いです。
そんな語彙の年齢ごとの総量は、6歳になる子どもの場合は、おおよそ5000~6000語ほど。13歳では3万語前後。20歳では4万5000~5万語ほどという調査結果が出ています。
参考:森岡健二 (1951)『国立国語研究所年報2』

子どもに語彙力が必要な理由

子どもに語彙力が必要な理由

語彙力が高いと学力が伸びやすい

語彙力とは、簡単にいうとどれだけ言葉を知っていて、使うことができるかという能力のこと。語彙力がないと、教科書などに書いてある内容をしっかりと理解することが難しいでしょう。
算数などでも、文章問題は数多く出題されるもの。計算が得意でも、問題の意味が理解できなければ学力を伸ばすことは難しいでしょう。

コミュニケーション能力に差が出る

語彙力がないと、自分の考えを相手にわかりやすく伝えることができません。長々と喋っても、結局何を言いたいのか伝わらないことも。また相手の使う言葉の意味がわからないと、相手の意図などを正しく理解することが難しいでしょう。
円滑なコミュニケーションをとるためにも、語彙力は必要な能力ですよ。

子どもの語彙の増やし方

子どもの語彙は、どのように増やせばいいのでしょうか?

親子の会話を増やす

とくに小さな子どもの場合、親との会話が多ければ多いほど語彙が増えやすいといわれています。子どもの語彙を増やすため、ぜひ子どもの会話の中でさまざまな言葉を使うようにしてくださいね。
ただし、いくら会話が多くても「そうなんだ」「へー」など簡単な相槌ばかりでは、子どもの語彙を増やすことはできませんよ。

正確な受け答えを意識させる

「今日は何をして遊んだの?」と聞いたのに「楽しかったよ!」と返事をするなど、子どもに質問をすると的外れな返事が返ってくることも多いですよね。そんなとき「子どもだから仕方ない」と放置せず、正しい答えを引き出すようにしましょう。
「今日は何をして遊んだのって聞いたんだよ」と声をかけ、質問に対する適切な回答をさせてあげてくださいね。ただ的外れな回答をしたからと、叱るのはNGです。

遊びながら語彙を増やす

しりとりなどで、遊びながら語彙を増やしていってもいいですね。子どもの知らない言葉を織り交ぜ「どういう意味?」と子どもが言葉に興味を持ちやすくしてあげると、語彙を増やしやすいでしょう。
子どもの興味がある分野の言葉なら、より好奇心をくすぐれるかもしれません。

本を活用する

絵本や図鑑など、本からも多くの語彙を学ぶことができます。大人も意味が分からない言葉が合ったら、適当に答えず、正しい意味を調べてあげましょう。

子どもの語彙を増やしたいときの注意点

子どもの語彙を増やしたいとき、注意するポイントを紹介します。

強要しない

子どもの語彙を伸ばそうと、本を読むことなどを強要してはいませんか?大人もそうですが「やりなさい」といわれると、逆にやる気がなくなってしまうことも。楽しみながら学ぶことが大切なので、強制はしないようにしましょう。

語彙の内容にこだわらない

せっかくなら子どもの将来に役立つような語彙を増やしていきたいと思うのが、親心ですよね。でも、増やす語彙は子どもの好きな分野でOKです。勉強につながらないと批判せず、新しい言葉を覚えたらたくさん褒めてあげましょう。
覚えた語彙自体は勉強につながらなくても、言葉を記憶する能力を身に付けることができるはずですよ。

叱らない

子どもは言葉を誤って使ったり、言い間違いをしたりすることも多いもの。だからといって、間違いを指摘して叱りつけるのはNGです。子どもが間違った言葉を使っていたら「○○っていうんだよ」と優しく訂正して、正しい言葉を教えてあげるようにしましょう。

「ヤバイ」などは控える

「ヤバイ」や「すごい」などは、さまざまな状況で使える便利な言葉ですよね。しかし大人が「ヤバイ」などを多用していると、子どもも何でも「ヤバイ」で済ませるようになってしまいかねません。
「ヤバイ」ではなく「おいしい」や「うれしい」「あやしい」など具体的な表現を使うことで、子どもの語彙力を伸ばすことができるでしょう。

まとめ

語彙力は、勉強だけでなく日常生活にも重要な能力です。短期間で語彙力を伸ばすことはできないので、日々少しずつ語彙を増やしていくことを意識してみてくださいね。子どもが楽しく言葉を吸収できるよう、日々の会話などを工夫してみましょう!
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