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子どもに教えておきたい交通ルールは?教え方のポイントと注意点

oriori編集部
2020/10/08 03:10
子どもにいつごろから交通ルールを教えればいいのか、悩む人も多いのではないでしょうか?子どもの命を守るため、早い時期から交通ルールを教えていきたいものですよね。今回は子どもに教えておきたいルールや、教え方のポイントをご紹介します。

子どもの交通事故の現状

子どもは交通事故に遭いやすいイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?まずは子どもの交通事故の現状についてご紹介します。

子どもの交通事故は多い

警視庁交通局の「平成29年中の交通事故の発生状況」によると、歩行中の事故は5~9歳の子どもに多いといいます。小学校入学後、登下校などの際事故に遭うケースも多いため、低年齢のうちから交通安全の大切さを伝えておきたいものですね。
判断能力が未熟な6歳未満の子どもについては、道路交通法によって保護者が付き添わず道路を一人歩きさせたり、道路近くで遊ばせたりしてはならないとされてるそうです。交通ルールをしっかりと教えていたとしても、小さな子どもからは目を離さないようにしましょう。

交通事故の多い時間帯

子どもの交通事故は、14~18時頃に起こりやすいようです。幼稚園や保育園・小学校などからの降園・下校中や、遊びに行った帰りなどに事故に遭うケースが多いのでしょう。

子どもの事故が多い原因

子どもは大人に比べて視野が狭く、状況判断能力も未熟です。遊びなどに集中してしまうと、周囲が見えなくなることも多いため、つい道路に飛び出してしまうなどの危険な行動をしてしまうことも珍しくありません。
さらに子どもは背が低く、運転手から見えにくい点も事故につながる原因の一つといえるのではないでしょうか?運転手が子どもを認識しやすいよう、グレーなどの落ち着いた色の服よりも、赤や黄色などはっきりとした色の服を着せる方が安全かもしれませんね。

子どもに教えておきたい交通ルール

子どもに交通ルールを教えるとき、具体的にどのようなルールを教えれば良いのか悩んでしまいますよね。そんなときは、以下のようなルールから教えてみてはいかがでしょうか?

道路の渡り方

道路を横断するときは、横断歩道を渡ることを心がけましょう。信号の有無に関わらず、安全に道路を横断するため、左右の確認も忘れないことが大切です。ただ子どもは左右を確認しているように見えても、実は首を振っているだけで周囲を見回していないこともあります。
どうして左右を確認する必要があるのか、何を見ればいいのか具体的に教えるようにしましょう。また車の陰から道路へ飛び出してはいけないことや、横断歩道以外の場所で道路を渡ることの危険性についても伝えておきたいですね。

信号の意味

「赤はとまれ・黄色は注意・青はすすめ」という信号の色の意味についても、子どもが理解できるまで根気よく教えましょう。歩行者信号の青が点滅したら、もうすぐ赤に変わるからとまるようにするということも、実際信号を渡るときに教えると効果的かもしれません。
また信号待ちのときは、道路から離れて待つことも大切なポイントです。背の低い子どもは運転手が見過ごしやすいため、道路の近くにいると右折車や左折車などに巻き込まれてしまう可能性もあります。
さらに信号が青になったからといって、すぐに横断するのは危険だということも伝えておきたいですね。歩行者信号が青でも、右折車や左折者が横断歩道に侵入することがあります。必ず横断前に周囲を確認するよう、習慣づけることをおすすめします。

どこを歩くか

歩道がある場所は、歩道を歩くことを徹底しましょう。歩道がない場所を歩く場合は、路側帯あるいは道路の端を歩くことを教えてあげてくださいね。また日本では車は左側通行ですが、歩行者は右側通行が原則となることも押さえておきたいポイントです。

自転車のルール

子どもが自転車で外出する機会がある場合は、自転車のルールについても親子で確認しておきたいですね。自転車は軽車両に分類され、車道を走ることが原則とされていますが、13歳未満の子どもは歩道を通行することが許されています。
ただ歩行者との接触事故も多いため「歩行者を優先すること」「スピードを出し過ぎるなどの危険な運転はしないこと」「一時停止の標識に従い、飛び出しをしないこと」などを教えるようにしましょう。

道路の近くで遊ばない

子どもは、遊びなどに集中すると周囲に目を配ることが難しいもの。道路の近くで遊ばせていると、ちょっとした拍子に道路に飛び出してしまうことも珍しくありません。屋外で子どもを遊ばせるときは、自宅の庭や公園など安全が確保できる場所を選び、子どもから目を離さないようにしたいですね。

車のランプの意味

車のウインカーやバックランプの意味も、子どもに教えておきたいもの。口だけで説明してもわかりづらいため、実際に見かけたときに教えてあげると効果的でしょう。車のランプの意味を理解していれば、車の動きを予測して行動できるかもしれません。

踏切の渡り方

踏切を渡るときは、道路を横断するときと同様に、一度踏切の前で立ち止まって安全確認をさせるようにしましょう。急いでいるからといって、踏切が閉まっているときに踏切内に侵入してしまうことがないよう注意したいですね。

楽しく交通ルールを学べる方法

子どもに交通ルールを教えるときは、子どもの興味を引けるよう工夫してみてはいかがでしょうか?楽しく学ぶことで、しっかりと交通ルールを守ってくれるようになるかもしれませんよ。

クイズ形式にしてみる

子どもがなかなか交通ルールに興味を示してくれないときは、クイズ形式で教えてみてはいかがでしょうか?ゲーム感覚で楽しく学ぶことができるかもしれませんよ。ただルールをまだきちんと覚えられていないころは、正解できずに気分を損ねてしまうことも。
選択肢を二つか三つ程度用意し、正解を選ばせるようにすると、クイズの難易度を調整しやすいでしょう。クイズ形式にすることで、親も子どもがどの程度ルールを理解できているか確認できますよ。

絵本を取り入れる

交通ルールを学べる絵本を読み聞かせるのも、おすすめの方法です。「たろうのおでかけ」(作:村山桂子/絵:堀内誠一)「しんごうきピコリ」(作:ザ・キャビンカンパニー)など、子どもが気に入りそうな絵本を探してみてくださいね。

交通公園を利用する

交通ルールを教えるための公園として建設された交通公園では、遊びながら交通ルールを学べるところが多いです。自転車やゴーカートに乗ったり、交通ルールを守れていないときに公園スタッフが注意してくれたりするところもあります。

子どもに交通ルールを教えるときの注意点

子どもに交通ルールを教えるとき、どのようなことに注意すればいいのでしょう?

大人が交通ルールを守る

子どもは大人が思っているよりも、大人の行動をしっかりと見ているもの。子どもにいくら交通ルールを守るよう言い聞かせていても、パパやママがルールを破っていたら説得力がありませんよね。
「急いでいても横断歩道を渡る」「青信号が点滅したら横断しない」など、意外と破ってしまいがちなルールに注意しましょう。

繰り返し教える

子どもに一度交通ルールを教えたからといって、次から確実に守れるというものではありません。「何度言えばわかるの!」とつい怒りたくなることもあるかもしれませんが、根気強く言い聞かせ続けることが大切です。

おおざっぱな説明は避ける

「子どもだから詳しく説明してもわからないだろう」と、交通ルールをおおざっぱに説明してはいませんか?「道路をわたるときは、運転手さんから見えるようにしっかりと手を挙げてね」「必ず右・左・右を見て、車が来ていないことを確認してから渡ろうね」などと具体的に説明したほうが、子どももルールの必要性を理解しやすいはずです。

近所の危険な場所を親子でチェックする

子どもの事故は、自宅から500mの範囲内で起こることが多いといわれています。そのため、子どもの行動範囲内の危ない場所を親子で共有しておくことが大切です。通園・通学路や普段よく行く公園までの道など、実際に歩きながら注意するポイントを教えてあげたいですね。

さいごに

子どもが交通ルールを身に付けるためには、時間をかけてしっかりとルールを教えていく必要があります。なかなかルールを覚えてくれない子どもに苛立ってしまうこともあるかもしれませんが、大事な子どもを守るため、根気よく付き合ってあげましょう。
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