【#STAYHOME】ステイホームキャンプ（家キャン）を楽しもう！

ライター　村田美子

2021/04/04 00:04

不要不急の外出を自粛する中、皆さんは毎日どう過ごしていますか？子どもたちも退屈していますね。広々とした所に子どもたちを連れて行ってやりたいのですが、まずは、新型コロナウイルスから家族を守り、一刻も早い終息を計ることが最優先！！この記事では、ストレス解消方法のいろいろをご紹介し、その一つ、ステイホームキャンプ（家キャン）をご紹介します。

子どもに合ったストレス解消方法は？
いまおすすめの「ステイホーム　キャンプ」
家キャンプをする時の注意点
さいごに

子どもに合ったストレス解消方法は？

筆者は以前からアウトドア活動の大切さを主張してきましたが、今のような閉塞感が漂う時期だからこそ、「新型コロナが終息したら、みんなでキャンプに行こうね！！」というような、前向きの姿勢で、楽しいことを計画するのは、心の健康に大変有効であると思っています。

まず、ストレス解消方法の例をあげてみましょう。他にもレパートリーを増やしておくといいですね。

・友達や、おじいちゃん・おばあちゃんにはがきや手紙を書く

・絵を描く

・粘土遊び

・シャボン玉

・SNSやTV電話でおしゃべりする

・ペットと遊ぶ

・花を植える

・鳥の声を聴く

・夜空を見あげる

・深呼吸をする

・ラジオ体操をする

・大好きなスイーツを食べる

・歌を歌う

・お風呂に入る

・パパ・ママと料理をする

・家族でボードゲームをする、

・トランプ遊び

・PCやスマホ・タブレットの使い方を教わる

・家キャンプをし、戸外でのキャンプの雰囲気や様子を知る

・「次はどこでアウトドアキャンプする？」を考える

いまおすすめの「ステイホーム　キャンプ」

そこで、おすすめなのが、家キャンプです。「ステイホーム　キャンプ」とか「家キャン」などと呼ばれ、国内外でも結構人気があるんですよ。

イギリスでもリビングルームや庭で、ステイホーム　キャンプをする人が増えているとか。

ネットにも多く写真がアップされているので、子どもと一緒に見てみるのも楽しいですよ。

「#thevirtualcampsite」「#campingathome」などのハッシュタグでSNSに投稿し、アイディアや体験を共有し合っているそうです。

家キャンのメリット

・非日常のごっこ遊びに子どもが大喜びすること

・三密が避けられ安全なこと

・本格キャンプほど、前もっての準備が少なく、手軽にできること

・安上りなこと

・家にあるものを最大限利用できること。（特に子どもが小さい時は、トイレや風呂があるので便利）

・アウトドアキャンプの練習になり、忘れ物チェック表づくりができること

家キャンプのスタイル

上記のように、家キャンプは、家での便利さと、キャンプの非日常の両方が楽しめるというわけですね。

家キャンのスタイルには部屋キャンや庭キャン、ベランピング（バルコニー/ベランダキャンプ）などがあります。（もちろんすべて造語です！最後のベランピングは豪華なキャンプスタイルのグランピングをもじっています）

一つずつ見ていきましょう。

部屋キャンプ

小さめのテントなら部屋に張ることができます。上記のユーチューブのように、ソファーを倒してカバーをかけるだけでも、簡易テントができます。自宅にあれば、ランタン、シェラカップなどのキャンプ用品を使って、気分を盛り上げましょう！極めつけは寝袋とキャンプ飯！！

庭キャンプ

庭があれば最高ですね。庭の中だと小さな子どもにも目が行き届き、安心です。庭が広ければ、キャンプ場と同じように過ごせそうですね。

ベランピング

スペースのあるバルコニーやベランダなら、テントを張ってみましょう。ベランダがウッドデッキになっていると、最高ですね。下に難燃シートを敷いて、キャンプ飯を作ってみましょう。

でも、家キャンをするときは気をつけなくてはならないことがあるので、お伝えしますね。

家キャンプをする時の注意点

近隣住民には気を配りましょう。特にマンションなどでは次のことに注意が必要です。

騒音

庭やベランダで家キャンプをするときは、騒音に気をつけましょう。ついつい盛り上がりますが、昼間でも要注意！静かに過ごしたい人もいることを忘れずに！！

臭い

バーベキューの臭いや煙の問題にも注意しましょう。煙が出にくい無煙バーベキューコンロや、ホットプレートなどを使うと便利ですね。

火事に注意！！

火の取り扱いにはくれぐれも注意してください。カセットコンロを使用する際は、カーテンなどから15cm以上離して使用してください。

コンロ全体を覆うような大きな鉄板などを使うと、熱がこもりやすくなり、カセットボンベが過熱され、爆発することがあります。子どものやけどにも注意です。

当然ですが、部屋の中で炭火、ガスバーナーを使用するのは絶対NGです。ベランピングをした後は、ベランダを元通りに片付けましょう。消防法でベランダにたくさんのものを置くことが禁止されています。

さいごに

いかがでしたか？これから野外活動に適した良い季節になります。外遊びができなくてうずうずしているのは子どもたちだけではありませんね。

パパやママも、日頃アウトドアにはあまり興味がなくても、「キャンプごっこ」をしてみるだけでも気分転換になりますよ。もちろん、子どもたちは、非日常に大喜びすること間違いなしです。

家キャンプをすることのメリットとして、記事の中で、いろいろお伝えしましたが、中でも一番なのは、本格キャンプの予行演習になることです。いきなり初心者がアウトドアのキャンプ場に出かけると、よくある失敗が忘れものです。家キャンを体験しておくと、キャンプに絶対必要なものが把握できて、自信に繋がります。テント設営やキャンプ道具なども何度か使ってみておくと、キャンプ場で焦ることもないので、キャンプデビューをしたいと思っているパパやママは是非やってみてくださいね。

アウトドアキャンプに行きたいけど行けないこの時期、家キャンプを是非、楽しんでみましょう。

この記事の著者

【ライター・コラムニスト】神戸市外国語大学を卒業後、京都府立高校で英語教師として勤務。その後、40歳で米国ジュニアタ大学に留学し、平和学を専攻。続いてオハイオ州立大学　教育学部　修士取得、博士課程、単位取得。帰国後、関西外国語大学にて教授。時事、カルチャー、政治経済、幼児教育～社会人教育まで多岐にわたる分野で記事執筆。20年間インドのアウトカーストの子どもたちの教育支援を行っている。 2018年、インド支援の一環として出版社、Murata Publisherを立ち上げる。著書に東洋経済新報社より「クリティカルシンキング　基礎編」「クリティカルシンキング　実践編」「誰も知らなかったインド人の秘密」、Murata Publisherより電子本39冊出版。

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