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【小学校受験】行動観察が得意になる!普段からできる対策と注意ポイント

P.K(元小学校受験塾講師)
2020/09/07 11:09
小学校によって「行動観察」にも様々なパターンがあります。それでも多くの小学校が、「集団の中で子どもはどのような行動をとるのか?」「言動はどうなのか?」ということをチェックする、一つの考査項目だと考えておいてください。塾に通いだすと行動観察講座が開講されることも多いのです。これは、現在の小学校受験の中で行動観察という領域はどれだけ大切な分野なのか?を物語っています。

何が起こるかわからない行動観察

幼い子どもたちが集団になると、何が起こるかわかりません。普段はおとなしい子どもでもちょっとした刺激に対して、意外な行動を取る場合もあるからです。普段とは違う顔ぶれの子どもの中で、どのようなことに注意をしながら、行動観察の時間を過ごすべきなのでしょうか?
学校側が何を見ているのか?何に重きを置いて行動観察という場面を設定しているのか?ということを、親もよく知っておくことが、良い評価を得る早道になるのではないでしょうか?

行動観察ではここを押さえておく!

1. 決められたルールを必ず守るようにすること
2. 先生の指示通りに行動をすること
3. 初めて会うお友達とも、仲良くできること
まずはこの3つを、子どもにも言い聞かせて行動観察という試験に臨むということをきちんと親の方から説明をしておいてください。何のための試験なのか?ということです。ただ自由にその時間内で遊べばよいというものではありません。ここが重要です。

行動観察は小学生になってからの子どもを見据えている?

受験する小学校が、どの程度のウエイトを行動観察に置いているのかは、非公開になっています。ただ、どの小学校も、その子どもが仮に、小学校に入学した場合を仮定して行動をチェックしていると考えてみてください。そうすると納得ができる部分が多いのです。
例えば、
〇勝手な行動を取りたがる生徒
〇ルールを守ろうとしない生徒
〇けんかや悪ふざけが過剰な生徒
に関しては、かなり厳しい目で見られると思っていてください。基本的に授業の妨げになる可能性のある子どもはその時点で、合格圏内から省かれてしまう可能性も高いことを、知っておいてください。
つまり子どもなりの資質を問われる試験科目です。小学校受験を専門に対策を行う塾でも行動観察領域に対しては繰り返して様々なシュチュエーションを想定して、臨むようにしているのです。

ペーパーテストで満点の子が・・・なぜ??

ペーパーテストでは高い評価を得られる子どもが、どういうわけか行動観察になると、どうしても落ち着きをなくしてしまうこともあります。そして過度の緊張から挙動不審になり、何をどうすれば良いのかが、わからなくなるパターンです。このような場面を避ける意味でも日常的な遊びの場面でも次のようなことを、注意深く観察しておいてください。
〇人見知りが激しすぎないか?
〇おとなしすぎて少しも自分の主張が言えない
〇内向的で他の子どもと一緒に過ごすことが苦手
このような場合には、行動観察以前の問題として子どもらしさに欠けるという評価がどうしても下ってしまいます。普段から子ども同士の遊びに慣れて、少々のことがあってもへこたれないような子どもらしい根性を持ち合わせることが肝心です。

行動観察で好感度を上げるためには?

行動観察も、立派な試験科目なので、この部分を頑張れないとなかなか合格が難しいとシビアに考えておく方が無難です。つまり、行動観察というのは子どもの「本当の姿」が反映される場所だからです。
基本的に、誰とでも仲良く過ごせるような、ここが穏やかな子に育てるためには日常的な訓練が必要です。保育園や幼稚園での保育時間での様子を、園の関係者に直接聞いてその素顔を親が把握しておくことも重要なことではないでしょうか?

「行動観察を乗り切る」普段からできる3つの対策

1.公園に出かけて出来るだけ多くの子どもとの触れ合いを求める
2.いつもの公園以外の場所にも出かけて、初めてのお友達や人とも触れ合う
3.とにかく目上の人の話を真剣に聞く耳を持つ
この3つがかなり重要なポイントです。未就園児の間でも、小学校受験を考えている場合には努めて公園に出かけるなど、子ども同士のコミュニティーの場を探す努力をしておいてください。
何よりも、人に慣れるためには子どもが、いろんな場面に参加をして「場数」を踏むことが重要なのです。とにかく、他者とのやりとりを慣れることに重きを置いてください。
塾に通っている人は、ついついそこに依存してしまいがちです。確かに、塾では十分に対策をします。ただ、その部分にだけ甘えないようにしてください。子どもの性質をよく理解しているのは紛れもなく親なのです。家庭でもできることを、精いっぱいバックアップすること大事です。

学校によって「お行儀の悪さ」は大きな減点対象?

お行儀の悪い子どもよりも、礼儀正しいお行儀のよい子どもに好感を持つのは特に、名門と言われている女子小学校にありがちな傾向です。そのために東京都内では小学校受験の行動観察対策としてマナー講座まで開かれているほどです。それほど、合格を目指してあらゆる専門家が、お受験に参戦をしている思えば、しっかりと当たり前のことが出来るようにするための家庭教育の重要性を強く感じますよね?
もしも、少々お行儀が悪い場面があったとしても、明るくて子どもらしい伸びやかな子どもを好む傾向のある小学校も実在します。これは、受験する小学校のカラーを親がきちんと把握をしたうえで受験校を選ぶ段階で決まることです。行動観察はそういう意味でも付け焼刃ではいきません。

どうすれば行動観察で良い評価を得られるのか

1. 行動観察は子ども自身のトレーニングを積むことで克服できる
2. 間違った行動をしたときには頭なしに叱らずに諭すようにする
3. 「そんなことをしたらお友達がどう思うかな?」と常に相手のことを考えさせる
4. 行動観察の練習中に、良い行動がとれたときには大げさに褒める
行動観察対策としては年中の頃からきちんと対応していく必要があります。年長になってから急に行動観察の対策をしても、親の思惑通りに子どもは行動しないものです。そこでついついイライラしてしまうのは、親が陥りやすいパターンです。

行動観察が「自由遊び」の場合の注意点

この場合には子ども同士で遊びを決めて、譲り合いながら何かをするという課題になります。誰かリーダーシップを取るか?どの子が仲裁役に入るか?は未知の世界です。自分の子どもがそのような場面で、どんな役割を果たせるのか?ということも、常に考えておいてください。
〇子ども同士の触れ合いの中でケーススタディーを重ねる
〇揉めたときにも一歩引ける冷静さを持てる子どもを目指す
リーダーシップを取れる子どもは、やがて世間を担うタイプの大人になれる、と考えている小学校もあります。それでも、自分の考えを述べつつ周りを仲裁できる役割というのはある意味、リーダーよりも一枚上、と言う評価を得られる場合もあります。無理なく子どもが持ち合わせ居る資質を発揮できるような声がけは親にしかできません。
褒めて励ますということを繰り返し精神的にタフな子どもになれることが、行動観察の上でも大切なことだと思います。出来るだけ子どもの持っているすばらしさを土台にした、長所を伸ばし行動観察に臨めるような声がけを徹底するようにしてください。これも、親が出来る大きな応援方法なのです。
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