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小学校受験の服装はどうすればいい?

P.K(元小学校受験塾講師)
2020/09/02 00:09
世の中にはお受験バッグ、お受験スーツという言葉があります。まるでその服装をそのまま実践しないと、合格が出来ないような錯覚に陥る親も多いのです。やがて受験本番が近づいてくると、様々な情報が又飛び交うようになります。実際にどこまで、その指示通りの準備をすべきか?について考えてみました。

洋服で合否が決まることはない

お受験業界でもブランドのスーツを推す動きが確かにあります。このブランドの服を購入しないと面接時には不利になる?と言われると親は、その気になってしまうものです。それでもよく考えてください。どの面接官が「お受験ママ御用達」「合格するスーツ」かどうか?ということを見ているのでしょうか?あくまでもそれは一部の人が勝手な解釈をしていることと、冷静に判断をしてください。常識の範囲内で自分のポリシーを貫くことの方が重要です。情報に惑わされて揃え始めるときりがなくなります。お受験産業では細かなグッズまでも揃えないと印象が悪くなる!など銘打って多くの商品を揃えています。これでは、いくら予算を組んでも足りなくなくなります。

あふれる情報に左右されないようにしましょう

お受験経験者のママが語る情報というのは、真実味がある分、親としてもその情報をそのままキャッチしてしまいそうになります。塾に通いだすと、余計に先輩ママたちの声が気になるものです。
そのような声を全て真に受けるのではなく、お受験向けの洋服の選び方や、試験当日の事小物の準備は、まずは自分達で判断をして、その上でわからない部分を塾に問い合わせるなどに留めるべきなのです。
しかしながら、「○○を持っていないと合格できない」といったような偽情報もなども飛び交っています。インターネットの中で紹介されているものを全て、準備しないと出遅れる?と思えるほどの情報量に、親は戸惑う場合があります。受験期間を通じて言えることですが半年以上も前から、すべてを用意周到に揃えなければいけないということはありません。くれぐれも情報に振り回されないようにしてください。

スーツは1枚でOK!

リーズナブルな値段で購入できる紺のスーツというのは、親にとっては万能なものだと考えても良いでしょう。受験関連の行事は季節を追うたびに増えてきます。その都度新しいスーツに着替える必要などはどこにもありません。親の衣装比べではないからです。
ここでポイントとなるのは、四季を通して着まわせるスーツを事前に準備をしておくことです。1着だけで十分です。
最近の紺のスーツ(女性用)の場合にはアンサンブルタイプになっているものが多いのです。季節ごとにバリエーションを考えて気回しが利きます。例えば6月頃の学校説明会の時期は徐々に夏に向かい始める気候です。地域によっては、真夏日という記録を出す地域もあるほどです。基本的に、簡単に着脱が可能なスーツを準備しておくと便利でしょう。

スーツをそろえるより大切なこと

例えばおしゃれ用に髪にはカラーリングをしていた人も受験用に黒髪に染め直すという場合も案外と多いのです。清潔感と常識の範囲内のカラーリングを心がけることの方が、お金をかけてお受験グッズを買い揃えることよりもより、重要なことだと気づいてください。髪を整えるということは気持ちを引き締めることにもつながります。
まずは身の回りを着飾ることよりも、小学校受験を控える子どもの親として自覚を持つ方が数段、重要なことだと言えるのです。濃紺のスーツを着て髪を整えた状態ですべての行事に参加をするたびに、親としての自覚を強くできるものです。

子どもの服装について

お母さんと同じように、女の子の場合には濃紺のアンサンブルを準備してあげると便利です。お受験スタイルは親子でほぼ同じだと考えておいてください。男の子は白いポロシャツと半ズボンという清潔感のある服装が好まれます。早くから受験本番の服装に慣れておくことも重要です。子どもを伴って学校説明会に行くときには親子で、清楚で品の良い服装を心がけてください。
お子さんも、普段着とは違う服装に最初は戸惑います。この緊張感を良い方向に向けてあげられることが肝心です。「受験の服装」で本番を強く意識するということは、程よい緊張感を持つと同時にとても重要なことなのです。普段着では通らない世界か、世の中には存在することを子どもが認識することがとても重要なのです。

小物には、こだわり過ぎないでOK

お受験サイトを見ればお子さんの靴下から頭の先までの準備品が並びます。
親と同様に専門サイトで小物を購入しないと合格できないの?という思いになる場合もあります。あくまでも、経済観念を持って必要最低限のものを準備できればそれでよいのです。「ワンポイントの付いている白い靴下」が清潔感を漂わせるということで、デパートでわざわざ購入をする人も多いのですが、実のところこれは量販店でも購入可能です。

革靴に慣れよう

お受験当日に履かせたい革靴にもいろいろと問題があります。革靴に慣れている子どもなどはいません。運動靴の快適さしか知らない子どもにとって革靴は窮屈で慣れるまでに時間のかかる履物です。足に馴染んでいない靴ほど、違和感でしんどくなるものです。このあたりの配慮は欠かないようにしてください。
塾に通うときや外出時に、努めて革靴を履くようにしておきましょう。何事も慣れることが必要です。革靴の違和感ばかりに気を取られて、受験当日に大きな失敗をしたという子どももいるほどです。小学校受験スタイルに慣れるために、行事に参加するときには、準備したお受験服で臨んでください。そうすることで服装にも靴にも慣れることができます。
家族でのお出かけ時にも、少しかしこまった場所にも足を運んでみてください。程よい緊張感に慣れる練習もしておいてください。たとえば美術館などが格好の場所になります。大きな声を出すと周りに迷惑をかけることを、体感できる場所でもあります。

さいごに

受験準備と称して大量の買い物をするのはナンセンスです。適時買い足す方が無駄遣いを避ける意味でも重要です。志望校が途中で変更になることも十分に考えられるのです。一部の親の中には事前に準備を周到にしておかないと後から困るというような内容が書かれています。そのような情報にも振り回されないようにしてください。
お受験スーツが1着あれば、それでうまく過ごせます。シンプルな中にも品の良さを感じさせるコーディネイトが肝心です。あまり、先取をしてあれもこれもと、買い集めてしまってから後悔をするよりも、随時買い足すなどして臨機応変に対応する方が、無駄遣いを避ける意味でも有効です。
高価なものを買い揃えることで、受験の勝ち取れるものではありません。そのあたりを親子でじっくりと見据えて、着慣れたもの、履きなれたものを大事にしながら当日を迎えるようにしてください。

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