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お受験に成功する子ってどんな子?受験成功に必要な3つの要素

P.K(元小学校受験塾講師)
2021/01/24 06:01
お受験に合格するタイプの子どもはとにかく明るく利発です。そして親の教育理念も明確です。やはり親が一生懸命に育てていることが伝わってくるものです。そして私が過去小学校受験塾で見てきた中でいうと、教育熱心な家庭の子どもには、“悪い意味での破天荒なタイプ”の子はあまり見なかったという印象があります。とにかく朗らかでユーモアもたっぷりと兼ね備え、その上、愛嬌があって憎めないタイプのお子さんには、独自の創造力も備わっているものです。

小学校受験には、ペーパーテスト以外に大事なものがある

広い意味で無邪気で子どもらしさを持っている子は、小学校受験に向いていると言えます。無邪気で子どもらしいということを言い換えるならば、「発想力」や「独創性」に長けているということです。小学校受験での考査は、すべての設問が点数化されるということではありません。“学力”の差というよりも、その子の資質が問われると考えた方が無難でしょう。いつまでも子どもらしい5歳児の明るさは、他の何にも敵わないものです。小学校受験の準備があまりに過酷で寝不足にまでなっているような子どもが、受験当日に十分な力を発揮できるとは、考えづらいのは事実です。
私が小学校受験塾にいたときにも、「お受験=お勉強」という昔ながらの考え方をしている保護者も多くいました。確かにペーパーテストも大事です。ただ、ペーパーテストはある程度の訓練を積むことで、解けるようになります。それと同時に必要なのはお友達と常に仲良くできて、活発に自分の意見が言えて外遊びに飛び出していける無邪気な部分です。
小学校受験では子ども同士の関わりについては、行動観察の場面で考査されます。
ひとりよがりで、自分勝手な行動を起こさないか?相手を傷つけるような言葉を発してはいないか?このような内容を細かくチェックすることが、行動観察の中では行われます。普段から素直で理解能力に長けている子どもは周囲と調和しながら、過ごすことが得意です。時には我慢が必要な場面もあります。人と関わるということで、ある程度のルールを重んじることを覚えていくのです。
それを、受験当日の行動観察で普段通りにできることが何よりも望ましいわけです。

小学校が迎え入れたい子どもって?

なんでも知っているということは子どもをある意味大人っぽく見せてしまうものです。子どもは自分の知識については大いに語りたがります。親が様々な挑戦の場面を準備して、いろんなことを体験させていることで、物知りで頭脳明晰な子どもに成長するものです。結果的に多くの知識を学ぶ機会に恵まれているのです。必ずしも、1日に数十枚にペーパーテストのおさらいをすることだけが、優秀というわけではありません。
実際に情報処理技能のみに特化したガリ勉タイプの子どもは、どこか影を感じるものです。天真爛漫という言葉は幼児にはとても良く似合います。一方で頭では理解ができることでも、心情的な部分でなかなか自己表現が苦手なタイプの子どももいます。どれだけ勉強を積み上げていたとしても、誰に対しても笑顔を見せて屈託のない表情を見せられることができる子どもは、学校側としても「是非迎え入れたい」と感じるのではないでしょうか。

受験に成功する子どもの持つ個性とは?

もし、みなさんのお子さんが、とても無邪気で、なんでも元気よく答えて愛想が良かったとしたら、素晴らしいことです。いつも朗らかくしている子どもは印象も良く、思わず話しかけたくなるようなムードを持ち合わせます。結果的に何でも前向きに取り組む力を持ち合わせているので、勉強の進みも早く、理解力も優れているということになります。
とにかく素直な5才児の脳はどんなことでも急速に吸収してきます。その上、どんな細かな指示を聞き逃すこともしないのです。そこには素晴らしい集中力が宿ります。つまり、物事に対して興味を示すことが多く、素直で明るい子どもはどんな場面でも得をします。これが受験に成功する子どものタイプです。
それでは小学校受験に成功する子どもが持つ“要素”とはどんなものがあるのでしょうか?

自分の興味を見つけよう!小学校受験で必要な探求心とは?

小学校受験では中学受験のように学力の差が点数化されて合否が決定するわけではありません。学力の差が点数として反映されて評価されるのは、中学校受験の話です。小学校側としては、常に子どもが自分の力で探求心を発揮することを望んでいます。自分で探し出した興味のあるものに対しては、素直に気持ちが動かされるようなタイプのお子さんです。
子どもが持ち合わせることが出来る素晴らしい探求心は、大人になってからは味わうことのできない貴重な体験でもあるのです。小学校受験では素直な明るさと、年齢相応の素直さが求められるのです。

多くのことを知ろうという意欲が合格を勝ち取る

小学校受験の勉強だけに偏らずに、いろんなことに普段から興味を向けて「知りたい」という気持ちが旺盛なタイプの子どもは、探求心も半端ないのです。結果的にはそのようなタイプの子どもが合格を勝ち取っていくのです。物事への興味が探求心につながり、知識を結びつけます。そのようなタイプの子どもは、受験の準備期間中も様々な領域の問題をある意味「楽しみながら」取り組める才能にあふれているのです。明るく真っすぐな気持ちを持ち続ける子どもらしいタイプの子どもは、遊び方も上手でお友達ともすぐに打ち解けます。これはすべて親の教育と子どもの持つ明るさが背景にあるのです。広い視野というのは子ども時期から持てるものです。その可能性を潰さないように親は、温かく子どもを見守り優しく背中を押せることが大切なのです。

探求心を加速させる良い意味での鈍感力とは?

小学校受験に合格する資質とは、どんなことでも興味深く取り組む利発さです。そして子どもらしく何事にも機敏に物事に反応して、興味を示す探求心を含めた活発さです。どんな人と出会っても常に、子どもらしく元気に挨拶ができることは財産です。
自分の中でわからないことは積極的に質問をする勇気も時には必要です。同年代の子と遊んでいても、周りに感化されず自分を乱さずに過ごせる強さは小学校受験の行動観察の際には役立ちます。お友達との遊びを通じて何が起きても、些細なことで動じない、良い意味で鈍感さを持っている子どもらしい、おおらかなタイプの子どもはお受験の場面でも大成します。

たくさんおしゃべりできることではない!小学校受験に必要は語彙力とは?

語彙力は小学校受験において必要不可欠なものですが、小学校受験に必要な語彙力というのは、「余計なことをたくさんおしゃべりする」ということではありません。もし普段は無口であったとしても、問題ありません。“小学校受験における語彙力”が備わっていることが望ましいのです。それでは小学校受験における語彙力とはどんなものでしょうか?要素を一つ上げるとすれば、「自分の気持ち・考えを言葉にして話すことができる」というものです。
お受験に向いている子どもというのは、きちんと自分の考えを話せるようなタイプの子どもです。無理に難しい言葉を駆使することはないのです。それよりもお子さんの「人格」の正しさや年齢相応の無邪気さがそこに備わっていれば、子どもらしさにつながっていくのです。自分の思ったことを自分の語彙を持って相手に伝えられる能力こそ、小学校受験では大いに問われるものです。
語彙力を育むのはすごく大変ですよね。一つアドバイスをするならば、単にペーパーだけをやったりフラッシュカードをやったりするだけではなく、小学校受験に必要な全ての情報を「映像」や「図鑑」で確かめたり、時には実際に見て感じてもらったりするということも大切です。また、ママ・パパとしては、それが果たして自分の子どもに向いた勉強方法であるか?ということを、子どもをしっかり観察しながら、さらに良い方法はないかを考えながら過ごしていくことが大切です。

最終的に問われる我慢強さ!

家庭内でも我慢の出来ない子どもは受験でも不利になる場合が多いのです。
小学校受験に臨むお子さんに求められるのは言われたことをきちんと守り、大騒ぎをせず目上の人には敬意を示せることだけなのです親としても、当たり前の常識を教え込むことに力を注ぐべきでしょう。思い通りにならないと癇癪を起すようなタイプの子どもは注意が必要です。何事も、根気よく教え続ける姿勢が親としては求められます。実際に、しつけが行き届いているお子さんは
どこかきらりと光るものを持っているものです。試験官というのはお子さんと言葉を交わすだけでプロ意識からその子の資質まで見抜けるものなのです。お受験に合格できる子どもには一定のボーダーラインが存在するのです。
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