特に未就学児である3歳児の能力というのは未知数です。それを「開花」させるのはタイミングの難しさがあります。それでも、3歳という年齢にこだわり塾生が増える七不思議が実際にはあります。少し目線を変えると、親が塾に通うような気分で付き添っているのでは？と感じます。親も、子供と一緒に小学校受験の問題を解いてみるなど、子供と同じ目線で問題に取り組んでみるのです。そうすると理解の仕方や、逆に難しい部分が見えてくるのです。子供が3歳児の間は両親が学習をしているような状態です。小学校受験とはどういうものか？どんな領域があるのか？ということを真摯に学び、小学校受験の基礎部分を学習していく機会につながっていきます。

最終目標の小学校受験を目指すために3歳児の親は次のような気持ちを大事にしていただきたいと思います。

・3歳児と一緒に目標を目指す

・3歳児の気持ちになって考える。

とにかく未就園児の場合には、達成が現実的な目標を置いて頑張ることの方が力に変わるのです。結局、家庭教育で、椅子に座って何かに取り組むという訓練は難しいのです。時間を区切って問題を解くという場面は家庭内にはありません。あえてその部分に対しては塾や幼児教室にお願いするほかない場合も

多いのです。

3歳にもなるとなんとなく、曜日や時間の感覚が身に付き始めます。そこで、同じ曜日、時間に同じ場所に通うという学習はとても、ためになるのです。同じ先生とお勉強をするという習慣は、3歳児にとっても刺激になります。同時に曜日や時間の感覚を学ぶきっかけをつかむことになるのです。親にとっては同年代の優秀な子供との遭遇もあります。そこであえて、何も卑下する必要はありません。

集団授業には、本番さながらの良い緊張感があります。ここで、学ぶことで子供は受験を強く意識するようになるのです。良い意味で感化されることが集団授業最大のメリットです。その手始めとして最適なのが3歳というわけです。未就園児の時期から英才教育を受けていると、言語面や理解面で差が出てきます。

授業を受けるマナーや受験のテクニックを少しずつ体得していくのです。3歳の子供というのは何にでも興味を持ちます。少々のことでは、「へこたれない探求心」を持ち合わせます。親にとっても子供にとっても受験1年前から、集中的に学ぶというよりも、3歳の頃から長いスパンでお受験の世界を覗くというのは、素晴らしい経験に繋がります。

幼児教室や塾に通っている子供が幼稚園に入学をした時に、その理解度や言語力は周りに差をつけるものです。

小学校受験のために学んだ人の話を聞く耳や、目を見て話しをする癖などのすべてが他の子供よりワンランク上の教育を受けさせているような気分にもなるのです。これはわが子ならが自慢になります。こうして親子のモチベーションが高まる時期にピークを迎えて、そのまま本格的な小学校受験の準備にはいることはとても、収穫の多いことです。3歳神話を信じて是非とも少し早い時期から幼児教室→お受験塾という流れを実施してみてください。必ず何らかの答えが出るはずです。