知育玩具を選ぶ時、どのようなポイントに注意すればよいのか、ポイントをお伝えします。

子どもの成長に合わせた玩具を選ぶことが大切です。どの知育玩具にも対象年齢がかかれていますが、必ずしも自分の子どもに合うわけではありません。

知育玩具として売られている商品は安全に配慮されたものがほとんどですが、今一度、なめても安全か、尖った部分はないか、飲み込まないかなど安全性を確認してください。

プラスチックやゴム製の素材で出来ているものは軽くて柔らかいものが多いです。塗料にも注意してください。白木でできた玩具はその点安心です。次に紹介するニキーチンの積み木は素材も木製やプラスチックなど様々です。

トレド大学で行われた実験に次のようなものがあります。生後18～30カ月の幼児を2つのグループ（4個の玩具で遊べる部屋、16個の玩具で遊べる部屋）に分けて、子どもを部屋の中で1人で遊ばせました。その様子を観察した結果、４つの玩具で遊んだグループの方が、１つの玩具で長く遊び、いろいろな遊び方を工夫していました。玩具の与えすぎは子どもの創造性を伸ばすには玩具の与えすぎはよくないということがわかりますね。少し耳が痛い読者も多いのではありませんか？

ニキーチン教育について、簡単にご説明します。ニキーチン教育の提唱者は、ペレストロイカ以前のソ連時代、モスクワの校外に暮らしたニキーチン夫妻です。「子供達はわたしたち大人が考える以上にさまざまな力を持っている」という考えのもと、創造力、問題を解決する能力を伸ばす教育実践をしました。大人が子どもの遊びについて、その方法やレベルを強制的に決めるのでなく、子どもが自ら伸びる力を信じて、少し難しい玩具にも挑戦させ、自由に取り組ませることを重要視しています。

積み木はさまざまな感覚を養う知育遊び道具で、とくに、子どもに何通りもの遊び方を創造させる「ニキーチン」の積み木は知育におすすめです。遊びながら空間認識能力や問題解決力を養う効果が期待できる積み木のロングセラーです。空間認識能力とは、一般的には、スポーツなどをする際に、自分の周りの状況を的確に把握して認識する能力のことです。

「知育玩具 木のおもちゃ ニキーチン積木 ユニキューブ みんなの積み木」は、ユニークな7個の立方体を平面の図案をみながら、図案通りの形に組み立てる遊びです。単純にキューブ型に戻すだけでも中々頭を使わなくてはならず、空間把握能力や創造力を伸ばすことができます。この知育玩具は一切面取りがしてない木製のキューブで、子どもたちは形の組み合わせに夢中になりますよ。4～5歳から遊べます。

この記事では、知育玩具を購入する時のポイントを押さえました。そして、子どもの能力を伸ばす知育玩具のひとつ、ロングセラーのニキーチン積木をご紹介しました。玩具の与えすぎはよくない、という研究結果には反省する点もありましたね。この記事を参考に、子どもが興味を持ち、クリエイティブに遊べる玩具をえらんでくださいね。