知育・幼児教育情報ならoriori

子どもの喧嘩はどう対応する?喧嘩のメリットと注意点

oriori編集部
2020/02/17 05:02
子どもにとって喧嘩は避けて通れないものですが、親としては可能な限り子どもには喧嘩しないでほしいものですよね。ただ、子どもは喧嘩から多くのことを学べるとご存知ですか?子どもの喧嘩のメリットや対応についてご紹介します。

子どもの喧嘩のメリット

子どもが喧嘩から学ぶことは多いものですが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょう?

感情がコントロールできるようになる

子ども同士の喧嘩の中で、子どもは「自分の思い通りにならないことがある」ということを学んでいきます。始めのうちは泣いたり癇癪を起こしたりするものですが、徐々に気持ちに折り合いを付けることができるようになるでしょう。

人の気持ちが理解できるようになる

子どもは喧嘩を通して、他人の気持ちや感情を理解できるようになっていきます。それによって社会性が育まれ、お友だちなどを尊重することで、円満な人間関係を築けるようになってくれることでしょう。

心と身体の痛みを学べる

子ども同士の喧嘩では、お互い手を出してしまうこともしばしば。親としては気が気でないシーンではありますが、攻撃した相手が泣いている姿を見ることで子どもは罪悪感を覚えることでしょう。相手の痛みを感じることで「叩くのはいけないことだ」と学べるかもしれませんね。
また相手から攻撃されることによって「叩かれると痛い」と身を持って知ることができます。そうした経験を繰り返すことで、徐々に暴力に訴えることは減っていくのではないでしょうか。

嫌なことから逃げず、解決する能力を身に付けられる

喧嘩をしたお友だちや兄弟との仲直りは、子どもにとっては嫌なもの。それでも向き合って仲直りすることで、嫌なことから逃げ出さず、解決のために努力できるようになるかもしれません。

子どもの喧嘩への対応

子どもが喧嘩をしていたら、大人はどのように対応すればいいのでしょう?

すぐに口を挟まない

子どもが喧嘩を始めるとすぐに仲裁したくなりますが、子どもたちが自力で解決できるよう、口をはさむのは我慢してくださいね。初めのうちは難しいかもしれませんが、徐々に気持ちに折り合いをつけ、仲直りできるようになることでしょう。

解決しなさそうなときは状況を尋ねる

子どもたちだけでの解決が難しそうな場合、まずはそれぞれに「どうしたの?」と状況を尋ねましょう。このとき注意したいのが、一方の主張だけを鵜呑みにしないこと。双方の言い分を平等にじっくりと聞いてあげることで、子どもたちも気持ちを落ち着けることができるはずです。
また仲裁に入るタイミングに悩んでしまうかもしれませんが、喧嘩に手が出始めたタイミングであいだに入る人が多いようです。

気持ちに共感してあげる

それぞれの主張をきいたら、まずは「おもちゃが使いたかったのに、貸してもらえなくて悲しかったんだね」「せっかく楽しく遊んでいたので、おもちゃをとられそうになって嫌だったね」などイライラや悔しさ、悲しみといった子どもの感情に共感してあげましょう。
ただ気持ちに共感しつつも、中立という立場を崩さないように気を付けてあげてくださいね。一方に肩入れせず、双方の気持ちを尊重することが大切です。

どうすればいいのか子どもといっしょに考える

子どもが落ち着いてきたら、これからどうすればいいのか子どもといっしょに考えます。大人が解決策を提示するのは簡単ですが、子どもの成長のためにもしっかりと自分で考えさせましょう。大人が思いもよらないような解決策を考えてくれるかもしれませんよ。
ただ子どもが興奮状態になっている場合は、落ち着いて物を考えるのは難しいでしょう。子どもの気持ちが落ち着くまで、焦らず待ってあげてくださいね。

解決できたら褒める

子どもたちがきちんと仲直りできたら、たくさん褒めてあげましょう。「自分の力で解決できた」という経験の積み重ねは、子どもの自信にもつながるかもしれませんよ。

子どもの喧嘩の注意点

子どもの喧嘩において、注意したいポイントをご紹介します。

喧嘩を経験させないのはNG

子どもがお友だちとトラブルになっている姿は見たくないと、先回りして子どもの喧嘩を避けているという人も少なくありません。しかしその場では円満に過ごせるかもしれませんが、喧嘩を経験しないことは相手の気持ちを考える機会が減ってしまうことにつながります。
喧嘩をしないまま子どもが大きくなり、親の介入がない場面でトラブルになってしまうと、力加減をせずに暴力をふるってしまい、相手に大怪我をさせてしまう可能性も。また子どもは語彙が少ないため、口喧嘩になってもあまり人を傷つけるフレーズは知らないものですよね。
しかし大人の場合語彙が多いので、相手の心を深く傷つけるフレーズをためらいなく使ってしまうかもしれません。子どもが大きくなってからも親が喧嘩に介入し続けることは難しいため、子どものうちにしっかりと喧嘩を経験させておくことをおすすめします。

大人が一方的な仲裁をしない

子どもの喧嘩に対して、大人が常に一方的な仲裁をしていると、子どもは自分でトラブルを解決する力を養う機会が奪われてしまいかねません。親がいなければお友だちと仲直りができなくなったり、人とのコミュニケーションがうまく取れなくなったりする可能性もあるので注意しましょう。
また事情もきかず、むやみやたらに子どもの喧嘩を止めてばかりいると、子どもは親の前でだけいい子を演じ、影では傍若無人に振舞うようになってしまうことも。子どもが喧嘩で手を出しそうになったらとめたほうがいいですが、そうでない場合は見守ってあげることも大切です。
また子どもが喧嘩したからと無理矢理謝罪をさせても、子どもは何がいけなかったのか理解していない可能性があります。どうすればよかったのか、自分で考える時間を作ってあげてくださいね。

喧嘩したからと罰を与えない

「喧嘩は悪いこと!」と喧嘩をした子どもに体罰を与えてはいませんか?子どもにいうことを聞かせるために暴力に頼ってしまうと、子どもも何か問題が起こったときに暴力で解決しようとしてしまうかもしれませんよ。

さいごに

子どもの喧嘩は見ていてハラハラするものですが、ぐっと我慢して見守ることも大切です。横から口 を出したくなっても、子どもが成長するためだとこらえましょう。喧嘩を繰り返しながら、子どもはコミュニケーション能力を育んでいけるはずですよ。
コメント
コメントまだありません
oriori
orioriの最新情報を受け取ろう!
SNSをフォローしてね!
oriori
twitterシェアfacebookシェアlineシェア