
伸芽会はどんな幼児教室?特徴や費用をはじめメリット・デメリットを徹底解説!
oriori編集部
2019/12/10 05:12
幼稚園・小学校受験対策の一つが幼児教室への通塾です。すでに信頼できる教室をお探しの親御さんもいることでしょう。その候補としておすすめしたいのが伸芽会です。今回は伸芽会の特徴や費用をはじめメリットやデメリットなどをご説明します。
伸芽会の特徴や費用について
伸芽会は1956年に創立しました。
歴史も古く日本では幼児教育のリーディングカンパニーとして知られています。
記憶が苦手な子供に楽しく覚えさせる工夫や、集団行動が苦手な子供を輪に加える知恵など、幼児教育で必要なノウハウが豊富です。
伸芽会が幼児教育で大切にしていることの一つが、「伸びしろ」を作ることです。なぜ、どうして?という疑問を生じさせることで幼児の気づきを促しています。
学んだ知識を用いて自分で答えを導き出す力を養わせながら、志望校の合格に向けて幼稚園・小学校受験をサポートしています。
コースは主に年齢別に分かれていて、1歳児コース、2歳児コース、3歳児コース、年中児コース、年長児コースなどがあります。伸芽会の費用については入学金がおよそ80,000円、一か月あたりの費用が65,000円、夏期講習代が360,000円です。そのほか面接対策を含めたオプション費用が135,000円ほどかかります。
伸芽会のメリット
伸芽会のメリットの一つが入試の本番を想定した環境で日ごろから学習できることです。
知識と才能がある子供でも、入試本番に緊張してしまっては、普段の実力を出し切れないこともありますそれをふまえて、伸芽会では入試本番の雰囲気で学べる環境を整えています。机の配置や取り扱う用品にこだわっているほか、教室のスペースを広めにすることで、集団指導や運動テストに対応しやすいよう工夫しています。
また、幼稚園や小学校受験では情報不足で、信憑性のないうわさに振り回されてしまう親御さんも少なくありません。その点、長年の実績を培ってきた伸芽会は、全国に情報網が確立され、正確な入試情報を提供しています。したがって、伸芽会に入塾すれば、誤った情報により入試で不利になる状況を回避しやすくなります。もちろん、伸芽会ならではの情報力はカリキュラムづくりにも生かされています。独自のルートで得た情報を共有し、それぞれにあわせた指導計画を立てることが可能です。
そのほか、臨んだ結果だけでなく、子供に年齢相応の社会性が身に付いたという評判もありました。日ごろの学習を通して子供の人間的な成長も期待できる点もメリットといえそうです。
伸芽会のデメリット
伸芽会のデメリットは全国で展開していて、教室は全部で23箇所あります。
ただし、東京エリアの教室数が15箇所となっているため、東京都外にお住まいの方が通いづらい傾向です。通塾に時間がかかるのでは、子供にストレスを与え、かえって学習効率を下げてしまう恐れもあります。そのため、伸芽会の通塾を検討する際には、アクセス環境をふまえて本当に子供が継続できるのかを慎重に吟味することが重要です。
また、伸芽会では基本的には親御さんが授業風景を確認できない点も押さえておく必要があります。そのようなスタイルが取られている理由は、子供が親御さんに甘えて集中できなくなるケースを防ぐためのようです。ただ、月に一度の参観日があるので、子供の学習状況を最低限確認できます。しかし、子供の学習状況をきめ細かくチェックしたい親御さんにとっては物足りないかもしれません。
また、厳しすぎず楽しく学べたという評判もあり、甘えん坊の子供には学習意識の低下を招く可能性も考えられます。
さいごに
伸芽会がどのような幼児教室であるのかをさまざまな観点からお伝えしました。伸芽会の特徴をしって利用してみたいと思えた親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。ただし、親御さんの要望や子供の性格によってはデメリットが生じるケースもあります。メリットとデメリットを考慮しながら、あらためて通塾を検討してみるとよいでしょう。
この記事の著者
ライター
oriori編集部。現在総勢6名で企画・取材・原稿作成・記事編集を行っています。編集部員は、習い事検索メディアのプロデューサーや自身も子どもを持つフリーランスで活動していた編集者/ライターなど、子育て・知育・教育全般に詳しいメンバーが集まっています。
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